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どんな場所でも”現実と空想の隙間”ウサギニンゲン劇場に!

usaginingenの音楽担当シンイチです。

北海道〜東京の東日本でのツアーを終え、一旦区切って豊島に戻りました。
戻ってしばらくのんびりなんて思ってましたが、田舎暮らしにのんびりなんてのは夢の話です。1ヶ月も留守にしていたので伸び放題だった雑草をやっつけ、ご主人留守でもしっかり育ってくれた田んぼの稲刈りをし、東日本ツアー中に必要性を感じてソッコー出会ったusaginingen号の車庫証明を取りに小豆島に行き、納車を引き取りに。。。とかやってたら全然休む暇なく関西公演の日になりました。

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まずは10/15(金)の神戸・塩屋の塩屋heso.での公演。場所を紹介してくれたのは3年前に豊島で出会った今ちゃん。気の合う人ってどんな出会いだったかって意外と覚えていないもんで。。気が付いたら長年の友達みたいにスーーっとお互い溶け込みますよね。今ちゃんともそんな感じ。
東日本のツアー中に今ちゃんが塩屋heso.を紹介してくれて、会場の写真を見せてもらったらかなり変則的な作りの会場。。。豊島への帰り道に立ち寄ってみました。受け入れてくれたのは塩屋やその界隈で古い建物などのリノベーション活用を長いことやってきている建築家の合田さん。会場は2階だし階段狭いし大変になりそうだったけど、合田さんがとても気さくな方なのでこれは良いご縁だと思い公演させて頂くことに。
やっぱり当日の機材運びは大変でしたが、現地スタッフの方の手厚いサポートで準備も完了し、無事に2回公演とも満員御礼で終えることができました。

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神戸での公演は3回目だったので、顔見知りや友人などもきてくれてとてもありがたかったです。しかもusaginingen号をゲットしたことで機材を組み立てる時間が短縮でき、朝豊島を出発してその日にはライブできるということが発覚!!神戸近い!!!
これは絶対またやりますよ〜!呼んでね〜!

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それから次の日、10/16(土)は大阪は南堀江コムサンさん。ここも今ちゃんの企画サポートで実施することができました。正直、過去のライブでも何本かに入ると思うくらいの素晴らしい空気でした。それは施設の環境やお客さんやその日の体調。息子氏の機嫌などなど、一つではなく色んな要素が噛み合った結果です。この日に居合わせた全ての方々と、よかったねーって一緒に喜びたいです。

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コムスンのオーナーの塩谷さんとのざっくばらんなお話も楽しかったし、公演後に、職業七変化今ちゃんが屋台で焼き鳥焼いてくれたりして、ゆくゆくは自分たちや尊敬する友人たちのパフォーマンスと、美味しい食事やお酒も一緒に楽しめるような祭りをしたいなぁと改めて思いました。

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関西最終の10/17(日)は、なんと銭湯での公演!場所は京都の玉の湯さん。京都国際映画祭のイベントの一環としてのライブでした。到着した玉の湯さんの湯船はまだお湯を抜いたばかりであったかい床。なんとも言えない臨場感!てか、圧倒的に風呂。

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まずは機材の準備をスタート。どうせ銭湯でやるなら湯船の中でやらなきゃダメだろって思い込み。深さが1mを超える湯船に楽器をインストール!お客さんから顔しか見えないじゃないかw しかも肘やら後頭部やら当たって演奏しにくぅ〜。って思いながらおもろいなぁって演奏する感じニヤけましたw

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そして男湯での開催ということで、お隣の女湯にはスピーカーを仕込んでお湯の音。お客さんは銭湯の椅子に座っての鑑賞。もはや、やりたい放題で俺はフリチンにタオルで演ろうとしたんだけど、というか深くて見えてないから演奏終わって出てきたらタオル巻いて出てくるって仕込んでたんだけど。。
いい感じで終わって、最後にタオル巻いて出たら雰囲気ぶっ壊すなぁって止めときました。とっさの判断は大正解だったと思います。ホッ。めっちゃ音の響きが良くて気持ちのよいライブでした。

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京都映画祭での企画といいうことで、演奏前には関西を拠点に大活躍されている写真家の澤田知子さんとのトークショー。30分という短い時間でしたがテーマがリアリティーということで、なんとかそれに沿ったようなお話。物作りしている人との会話は楽しいわ。しかもテーマがある時って制約があるからこそ、捉え方の差異もわかりやすいし共感点もわかりやすい。ダーって喋り捲るタイプでもありますが、こいいう種類のスルメを噛み続けるような会話も好きなんです。

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コロナも落ち着いてきて、でももしかしたら年明けくらいに次の山が来るかもって話もあるけれど、それはそれで対処しながら公演していけるようなやり方もわかって来たし。相変わらず前のめりの暖かいお客さんに出会えることは、これはまさにニューノーマルな世の中なんだと思う。

大阪でお世話になった南堀江コムスンの塩谷さんと、俺はライブを通した人との出会いの中毒なんだって話をした時に、中毒で飯食ってるなんてさいこやな!って言われて。そうだな、俺は最高の人生だななんて思った。
できることならこの最高の人生に多くの人に関わってもらいたいって思う。そしてみんなで最高の日々を送れたら、、、最高だな!!

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さてさて次はどんな場所をウサギニンゲン劇場にしていくのか。豊島に劇場を持った時に、”現実と空想の間の場所”って呼び始めました。リノベ中の建物でも、銭湯でもどんな場所でも現実と空想の隙間にしていきますよ〜

つづく

2021国内ツアー特設サイト
北陸、東海、中国、九州が追加されてます〜
https://usaginingen.com/japantour2021
今回は感染対策のため全会場で定員を設けてます。早めの予約をお願いします。
オンライン予約、info@usaginingen.com、070-8594-5894で予約を受け付けていますので、よろしくお願いいたします!!





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