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大国主命(その2の二)ネノカタスクニ

「ネノカタスクニ」

地底ふかく
海の底
現世と隔たった場所
須佐之男命の国

有名な神話(その2)の二

言われたとおり
オオナムチノミコト(大国主命の別名)は

「根の堅洲国(ネノカタスクニ)」へ行くと

須佐男命(スサノオオノミコト)の娘の須勢理姫(スセリヒメ)に出会う✨

そのとき二人とも一目惚れする💖

スセリヒメは建物内に戻り
「とても素敵な方がいらっしゃいました」

と父親に言う。

そこでスサノオは彼を見て


『これは葦原色許男(アシハラノシコオ)だ』という。

(葦原色許男=芦原の中つ国の色男
=天界と黄泉の国との中間にある地上の世界(現実)のハンサムな男)

大国主命の別名の一つです。

この時点でスサノオは娘の気持ちや二人の関係を察知していたのでした。

.

そしてオオナムチノミコトを屋敷内へ呼び入れ、

部屋を案内する。

するとスセリヒメは
オオナムチノミコトに”蛇のヒレ”を渡して
「危険が迫った時ヒレを3回振ってください」と言いました。

部屋に入ると「蛇」がうようよしています❗️

🐍

そこでオオナムチノミコトは渡された
蛇のヒレを3回振ります。


すると、
蛇は大人しくなり寄ってこなくなったので、
その日安心して休めました。

.

さて翌日、
何もなかったかのようにしているオオナムチノミコト

⁉️

スサノオは、また別の部屋を案内します。

するとスセリヒメはオオナムチノミコトに
”ムカデと蜂のヒレ”を渡して
「危険が迫ったらヒレを振ってください」と言いました。

🐝

この日もオオナムチノミコトはヒレのおかげで
「ムカデや蜂」に刺されずに休むことができました。

.

これらはスサノオによる
オオナムチノミコトへの「娘婿としてのお試し」でした。


さて、その翌日
今度はスサノオは広い野へ向けて矢を放ち、

矢をとって来るようにと
オオナムチノミコトへ命じます。

オオナムチノミコトが平原へ矢を探しに入りますと、
スサノオは野に火をつけます🔥

オオナムチノミコトはたちまち炎に囲まれてしまいました🔥🔥🔥

またもや危機的状況❗️

すると足元にネズミが現れ

「内はホラホラ、外はスブスブ」と言います。

🎙️🐀

『内はホラホラ、外はスブスブ』

そこでオオナムチノミコト
ネズミの言葉をヒントに

そこの地面を強く踏んでみます。

と、

地面が下へ崩れ⁉️

出来た穴へ落ちるオオナムチノミコト

その上を炎が通り過ぎていきました。

.

ネズミはその後
敵矢をくわえてきてオオナムチノミコトへ渡したのでした。

.

さてさてさて、お次の課題

(まだまだまだスサノオは冷たく頑固です。
🔥で死んでしまったと思ったスサノオでしたが💧)

今度スサノオは頭のしらみを取るように、
オオナムチノミコトに命じます。

見るとスサノオの頭には沢山のムカデがいたのでした。

そこで姫は”ムクの実と赤土”を手渡します。

オオナムチノミコトは、
ムクの実を口で噛み砕き赤土を口に含んで吐き出すと、

(一見ムカデを食べてるみたいに見える)

スサノオは「この男、見所があるいい奴」と思いながら、、

うつらうつらと寝てしまいました。

💤

その時オオナムチノミコトはスサノオの髪を部屋の垂れ技に結び付け

その部屋の戸も巨岩で塞ぎます。

🪨

そして

スサノオのお宝
太刀、弓、琴を持って

スセリヒメを連れその場を逃げ出すのでした❣️

.

ふと、その時

持ち出した琴が木に触れ大音響が響く

🎵🎶♩🎼

その音でスサノオは目を覚ましてしまいます❗️

ですが、
垂れ木に結ばれた髪を解いているうちに二人は遠くへ逃げていきます。

遥か彼方をいく
オオナムチノミコトとスセリヒメへ

スサノオは呼びかけます

📢

「持ち出したその太刀でお前に抵抗する部族を服従させろ

大国主の神と名乗り、
全国の指導者になれ

娘の須勢理姫を正妻にし
立派な御殿を立てて暮らせ」

これはヒーロー須佐之男命晩年の物語でもあります。

須佐男命は「根の堅洲国(ネノカタスクニ)」から出られないようになっているみたいです💧

最後の言葉は「死者の国」の境目からの
オオナムチノミコトとスセリヒメへの
呼びかけだったのでした❗️

そこで起こった出来事
現実離れして

怖い😱反面、

とてもファンタスティック🐲

スセリヒメやネズミのフォローがあってこそ
ここを乗り越えられました❣️

大国主命の人徳なのでしょう。

その後
須勢理姫を連れて出雲に戻った大国主命は
兄弟の八十神たちを追い出し

国づくりをはじめます。

.

未熟だった青年期から数々の試練を乗り越えた大国主命

国土の支配者となっていくのでした❗️

大国主命(出雲大社)

やっと解禁となった✨
師匠の大国主命ネタがコチラ↓




天孫降臨からの大国主命の国譲りの話が中心となっています。

そして師匠達も稲佐の浜へ立ち寄られたのですね、

兎銀も凄く感動した場所です❗️
前の記事、大国主命(その2の一)の写真です。

兎銀がこれから行く伊勢神宮は、
出雲の大国主命側の逆の

天照大神の天孫側ということになります❗️

.

夏至を迎え

翌日の昨夜は🌕満月

梅雨入りもして☔️
今朝は大雨

久々の新幹線🚄に乗って、

兎銀はこれから三重県へ向かいます❗️

西川隆光先生にも現地でお会い出来るので、

凄く楽しみでーす😊


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