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久々のnoteで、趣味は読書と改めて気づく話

出産を終え、育児をすること1年。職場復帰から2ヶ月と少し。ようやく生活が身体に馴染んできた。
通勤やら、子が寝たあとやらに、自分の好きなことをしようと思えるようになったからだ。
前々から、自己紹介や履歴書で「趣味」を問われるたびにそんなこと聞かれましてもと思っていたけれど、あぁこういうときにやりたいことが私の好きなことなんだ、と気づいた。

私の趣味は、文章を読むこと、じっくりと物語に浸ること。育休中にブギウギを見てから、朝ドラにもハマっている。音楽を聞くことだって好きだ。
朝ドラは行き帰りの電車の中で、NHK+で見るのが気に入っている。家で夫と見ようともしたけれど、彼は感想を言いながら見るタイプで、私は本を読むときのように静かに、じっくりと見たいタイプらしい。台詞が聞き取れず、若干苛つきながら何度も10秒戻しをするので、一緒に見ることは、その、諦めた。
朝通勤電車に乗り込んで、アプリでNHK+を開くとき、本を開いてしおりを外すときのようにワクワクする。「連続テレビ小説」というドラマ枠の名前がぴったりだなと思った。

活字の本も読みたいけれど、自分のペースで本屋さんを歩く時間がなかなか取れない。大型書店なら半日でも一日でもいられるけど、そうすると服とか化粧品とか、他の買い物をする時間が無くなってしまう。私はこういうとき、「母って窮屈」と思ってしまうし、生活必需品と比べると、本はまぁ、二の次だよねと溜飲を下げざるを得ない。
でも読みたいよな。活字を目で追いながら、心ズキズキワクワクしたいんだよ。
文庫本の小説と仕事関係の専門書、どちらにするか迷うけど、とりあえず本棚から懐かしい一冊を引っ張り出して、また電車で読み耽ろう。始発駅で座れたら。