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オリンピック、するんか〜い、しないんか〜い⁉︎ 早よ決めてくれよ。こっちは人生かかっとんねん。お灸の話。

オリンピックに離婚しようと決めたもんだから、我が人生もぶれぶれです。
夫に内緒でアパートを借りたのが、令和元年の初日。2019年5月1日。
それから2年も経ってますやんか!どういうこと⁉︎ しかも、私は梅雨入り前の東京で自律神経も乱しまくり、お腹をこわして病院や整体にも行けず、大家さんの営む食料雑貨屋においてあった、よくわからん鍼灸院に一か八かで電話をかけ、「お灸」をしてもらう始末。

いや、始末と書いちゃったけど、それは幸せな時間でした。お灸はいい。ニッポンの智恵!ハーブやアロマやカイロプラクティックやコーチングしか目に入ってなくて、すまなかった。 しかも、アパートまで来てくれるんよ。訪問お灸よ。Tシャツにジャージですっぴんで寝転んでいたら、ピンポーンて鳴るから、柴犬が「クロネコさんかなー」ってダッシュして走って行ったから、玄関開けてみたら、真面目そうな黒縁眼鏡を掛けたにいちゃんが白衣で柴犬の頭をよしよしと撫でてくれてた。もう、その時点で、治ったようなもんです。

施術時間はたぶん14分か24分くらいなんだけど、そのあと、身体がぽっかぽかになって、うちから1分の豆腐屋に絹豆腐1丁と八百屋に葱1本だけ買いに行って、にいちゃんに勧められた味噌汁→これも、ニッポンの智恵。ウィダーインゼリーとかカロリーメイトとかセサミンとかマヌカハニーとかばかりに頼っていた自分の身体、ごめん。子どもがいなかったから、味噌汁久しく作ってなかった。毎日、具沢山味噌汁でしのいでたん忘れてた。味噌汁作って、飲んで、ちょっと横になったら、日が暮れていた。

眼鏡をかけて三つ編みをした、背の高い昭和なリュックスタイルの鶴原伸子さんが戻って来たー!という夢で目が覚めて、「え、いったい、誰、それ⁉︎」ってなったけど、きっとこれは吉夢。だって、一面の窓から見える樹々が雨と風で揺れているのに、私は室内で身体ぽっかぽか。どっこも痛くない。なんなら、ピアノクラシック聴きながら、今朝まで胃が石みたいに硬くなるくらい心配してた子どもたちの将来を、斜め右上の方向に妄想し、楽しみになっているんだから。お灸、すごい!心にも効いてる。

梅雨は短期集中して、お灸で体質改善して、めざせ!オリンピック!GO! GO!

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