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2024/4/5-2024/4/11アメリカ2

機材購入

zackに有名な機材店に連れて行ってもらう。 そこで機材を購入する。 ここでいきなり両替をしていないことが響く。 唯一持っていたマスターカードにレジに臨むもダメ。 いつもカード使わないのでPW間違えてるのかな?と思って、 可能性のある3種を全て試したけど弾かれてしまった。 なので、zackにカードを借りて支払い、その直後paypalでzackに金を送るという 粗技をいきなり披露する運びとなってしまった。 paypalはアメリカ行く前にアメリカでちょろっと物を注文した時に登録していた。 この旅は本当にpaypalを登録していて良かったと思える旅だったのだけれども、 paypal登録しといて良かった!エピソード1がこれである。

いきなり危ない

初のアメリカでいきなり借金背負ったまま行動はしたくないしね。 いつもカードで決済してる徳ちゃんもマスターカードが使えなかったご様子。 こりゃ、本格的にマスターは使えないんだね。と思う。 因みにVISAのおーはしくんは普通に購入できていた。 機材購入後は一旦katinaの家に戻り、晩飯を食べに行く。

メキシコ人街はタコスが美味いとのこと

近くに良いタコス屋があるとのことで、出かける。 数百メートル歩いて到着。 初アメリカ飯である。 僕の前におーはしくんが注文していたのだけれども、 なにやら名前を聞かれている。 「おーはし」と伝えて「OHASU?」「NO!OHHASHI」などとやりとりをしていた。 何故に名前が必要なのか不思議であった。 次に僕も注文。同じく名前を聞かれたので「YUJI」と伝える「UZI?」みたいなことを 言ってるけど、ま、いっや。と思ってOK、OKみたいな具合で返す。 僕の注文が終わったくらいから何処からか「OSHISHI」「OSOSI」みたいな大声が耳に届く。 最初は何を叫んでるんだろう?と思ったし、これが伝え聞く黄色人種への差別みたいなことなのか? とか心配していたら全く違っていた。 カウンターで呑んでるおっさん3人組が「OSHISHI」「OSOSI」みたいな声が聞こえるたびにこちらを見るので、 「?」と思っていたら、どうやら叫んでいるのは店員である。 そして「OSHISHI」「OSOSI」はどうやらおーはしくんを呼んでいる。

気づいたぞ!

ここで気づいた。 なるほど、注文時に名前を聞いて、出来たら名前を呼ぶシステムなんだ!ということに。 カリフォルニアはヨーロッパと同じくらい個人情報に厳しいイメージ(法律も結構厳しいCCPAみたいなものがある) だったけれども、庶民レベルでは個人情報駄々洩れシステムで運営が成り立っている。 やはり現地に来てみないといろいろわからないな。と思う。 「OSHISHI」「OSOSI」が大声で呼ばれた後はもちろん僕の番である。

UJI

「YUJI」なんて呼ばれるはずもなく「UJU」「UJI」みたいな感じで呼ばれてタコスをゲットである。 一番スタンダードなタコスを注文したのだけれども、5ドル。 1.5倍して100かけて750円である。高い。 円安と物価高を身を持って感じる。 ただタコスは美味い。ビールも飲んだけど美味い。 そして簡単な食事で2000円なんて余裕で飛ぶ。 でも新鮮。楽しい。 食後はkatinaの家でウダウダする。 zackもkatinaも英語を介さない我々にとても優しく 簡単な単語をゆっくり話してくれるので、割とコミュニケーションは取れる。ありがたい。 たまに難しい話をするときはgoogle翻訳を使う。 困ることもあったけど、ほぼほぼgoogle翻訳があれば世間話程度の内容は賄うことができた。 割と遅くまで話をして就寝。

ロシア人街はピロシキ

次の日はゆっくり起床した後にロシア人街に朝飯を食べに行く。 たかおくんは元気なのか、興奮しているのか、ま、両方だろうけど早起きした後、テクテクと散歩に出かけて 多分10キロ以上歩いて迷子になっていた。しかし、なんとか帰ってきたので立派なもんである。 その後、ロシア人街のパン屋へゼルダの散歩をするマイケルとも一緒にお出かけ。 パン屋は人気でめちゃたくさん人がいた。 そしてパンを購入し、外で喰う。 パンというかピロシキだな。 個人的にめちゃアメリカ感がある。 例え両隣が日本人でも。である。 おーはしくんがスープを注文しており、スープについてきたパンが 日本では馴染みのない酸っぱいパンでカルチャーショックを受けていた。 因みにおーはしくんは前日の夕食後、bank of Americaと書いてあるキャッシングマシンで 数百ドルを下ろしていた。

まずは観光!最高!

朝飯を食ってマイケルと別れた後、zackとkatinaにサンフランシスコの中心地に連れていってもらう。 どこかで見たことのあるようなチンチン電車を見学したり、どこかで聞いたことのあるバンド名のような公園に連れて行ってもらう。 どこを切り取ってもアメリカである。そりゃそうだ。って感じなのだけれども、 アメリカ初体験の人間からすると、道端のゲロやクソさえアメリカっぽいのである。 サンフランシスコの中心地の坂を上り、「ここ有名なスポットだよ」ってとこで撮影などをする。

zack、katinaごめん。

その後、チャイナタウンへ行き、何をするかというと両替である。 この日は土曜日で銀行はどこも閉まっていたのだけれども、katinaとzackの鬼のような調査によって 両替できる場所を見つけてくれていたのだ。 ありがとう。ありがとう。 これで無一文のジャパニーズから貧困層のジャパニーズに格上げじゃ。 土曜の両替のせいなのか、円が弱いのか、両替には時間がかかり、最終的にはkatinaに少し迷惑をかける形で 両替が完了したようであった。katinaは「損してないから大丈夫」って言ってたけど、本当なのだろうか? そこらへんは知る由もない。

オークランドへ

その後、帰宅しzackの車で一路オークランドへ 橋を渡って20分程度の距離であった。 しかしブロックが違えば治安が違うと聞いていたのだけれど、橋を渡ると大きく治安が違った。 落書き、ホームレス、玄関や窓の頑丈な柵、うんこの数どれをとっても危険であった。 でも、危険なとこで危険と示してくれるのでありがたい。 心構えができる。 zackからも治安が良くないとこだから、特に暗くなったら外には出ないほうがいい。と言われていた。 そんな場所に夕方に到着し、たかおくんが「あ!」と興味のある場所を発見したのか到着するなりzackに 「今なら散歩しても大丈夫か?」と治安を確認し、zackから「ま、今なら大丈夫じゃない。」という意見をもらって 見つけた興味のあるところへ出かけていった。 「おいおい、大丈夫か?日本じゃねぇぞ。」って思ってたら、 たかおくんを見送ったzackと僕の目の前に日本で見たことないサイズの南京錠を右手に持った黒人が こっちを凝視、いや睨みつけている。 ここは会場の入り口である。

こっちのほうが危険じゃねぇか!

僕は思った。 「結果、こっちのほうが危険なんかい!」 黒人の迫力にビビってるとzackから「喋んな」と指示が。 そのまま何も喋らないと日本で見たことないサイズの南京錠を右手に持った黒人はスタスタ去って行った。 良かった。zackに何故「喋んな」って言ったの?って聞いたら、喋ったら危ない。みたいな言葉が返ってきた。 お国柄だな。と思った。 日本で悪者に睨まれて無視してたら「おい、こら、何シカトきめとんじゃい」と沸点を上げる手伝いしかしないのに 海外では「相手にしないならいい。次行こ」ってなる思考回路が面白いな。と思った。 そんなことを考えていたら、散歩からたかおくんが無事帰還。 次におーはしくんが散歩にでかけた。 そして無事に帰ってきた。 危険にあったのは言いつけを真面目に守った自分だけである。 ま、世の中そういうもんだよね。

アメリカの控室

その後、会場の控室へ。 変な人形が置いてあったり、これまたアメリカって感じであった。 海外の控室はどこもビールやエナジードリンクが冷蔵庫に詰めてあって呑み放題だったりする。 景気がいいのか、芸をやる人へのリスペクトが高いのか、ま、両方なんだろうな。 僕は水が良かったし、水を持ってたのでそれを飲んでたけど、おーはしくんはエナジードリンク、 たかおくんはビールを吞んでいた。徳ちゃんは真面目に練習をしていた。 今回のブッキングをしてくれたRIPROOMに挨拶をしたりして、時間を過ごす。 RIPROOMは10月に日本に来てまた一緒に遊ぶことができるので嬉しい。 アメリカでの初公演はありがたくも好評であった。paypal駆使して作った商品も好評であった。 噂に聞いていた通りの良い反応で嬉しくなる。 アメリカは楽しい。 明日一緒にライブをするzackのバンドDOGS BARKINGのギターボーカルのAndyも サクラメントから遊びに来てくれてた。 このイベントを組んでくれたRIPROOMと出演してくれたVIVIAN PANACHEに感謝である。

VIVIAN PANACHE


RIPROOM

野良のホットドッグ屋

終演後は会場前でホットドッグを売ってたおっさんからホットドッグを購入して食す。 美味い。 美味い、美味いと喰いながらもこの街の夜は危険らしく、見えるとこに置いてる車をじっと眺めていた。 zackから「荷物は全部車から出すんだ。車の中に荷物を残してたらガラス割られて盗られるから注意してね。」 とのアドバイスをもらっていたからである。地球って広いな。と思う。 こんな世界線の場所を体験できるなんて、ドキドキワクワクである。 車に荷物を残していなかったせいか、運が良かっただけなのか、車には何事もなく無事であった。

サクラメントへ

そこから明日の会場であるサクラメントに移動。 サクラメントはzackの家があるとこである。zackの家に1時間程度かけて移動。 zackの家もルームシェアと言っていたけど、めちゃ広い良い家である。 何がいいってまず家にスタジオがある。 そして家の裏にでっかい庭がある。 その庭でライブとかもするそうだ。 わりと住宅地なんだけど、あんま騒音とかは気にしなくても大丈夫みたいなことを言っていた。 本当かどうかは知らないけれども。 そして平屋建てである。 日本人からすると、憧れが詰まっているような家である。

アメリカの事情

しかしながら、zackが言うにはルームシェアして暮らしてるって段階で裕福な層ではなく、 貧困層だ。みたいなことを言っていた。 アメリカの貧困層になりたい。そんなことを思った。 zackの家にはzackのバンドのドラムでもあるテイラーがルームメイトとして一緒に暮らしている。 庭の近くに置かれたテーブルに大量のビールなどを置き、みんなで椅子に座って歓談。 そんなときでもgoogle翻訳は大活躍である。 ありがとう。google。




ウサギライブ


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