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【麻雀】嵌張手出しのリーチの可能性 形を理解して放銃を減らす

嵌張の手出しでリーチが出たときの形の説明です。
どの順番で出るかで可能性の高さを踏まえて書いていきます。

もちろん麻雀なので可能性が高いというだけで確証があるわけではないので
放銃回避の判断材料の一つとして参考にしてください。

  • 外側から切られた嵌張

  • 内側から切られた嵌張




一つ目に
外側から切られた中張牌ですが
前段として嵌張が出てくる理由を頭に入れましょう。
 ①役に絡まない
 ②両面の良形ができた
 ③六ブロックで面子が出来て抱えきれなくなった

手出しツモ切りを全部見れている上流プロであれば
信用度がぐっとあがる情報を集めることが可能でしょうが
初心者に毛が生えたような自分を含め多くの麻雀好きの人はどうしたらいいかと言うと
先に切れてる牌にくっつく牌が手出しされたら目をつけておきましょう。

その中で外側から切られて内側切られた嵌張があった場合
内側の跨ぎ筋は危険牌となります。

以下のようなリーチが入った場合になります。




不要なオタ風⇒役牌⇒19牌⇒孤立牌っぽいの⇒嵌張

配牌で中張牌がまとまっていてブロックがこぼれたようなリーチに対して
索子周りがどのように変化したかを考えます。

搭子を払う場合に多くの人が完全孤立であった場合
内側から切りますのでまた別の機会に書こうと思いますが
外筋から切っていく差がここで出てきます。

単純な嵌張を払う場合2筋ある六索は危険牌となったときに
優先的に切りたくなる人が多いので
外側から落としている場合関連する可能性があると考えた方がいいです。





このような形から八索切り出してほかで面子が出来た場合は
四・七索待ちでのリーチになります。
搭子オーバーで持ちきれなくなった場合に
まず出るのはロスの少ない牌からになります。
リーチ者の手牌想定として搭子オーバーの状態でくっつきは不要になりますので
この四枚で1面子にして搭子オーバーを解消するかが課題になります。

そうなると以下のようになります。
①四索・七索で順子
②六索で暗刻
③雀頭(対子)候補
④二度受けの七索は八索がなくても面子になる。
このことから真っ直ぐ打っている捨て牌の人の場合八索を切ることがわかります。
なので嵌張が切り出されたからと言ってその間の七索が安全でないことが
分かっていただけたかと思います。



他に嵌両面から両面に移行した場合があります。
この場合塔子オーバーであれば当然聴牌時の両面のほうが偉いので
六索・八索を切り出すのですが
雀頭がない六ブロックで受けていた場合に
五索を引いた延べ単の可能性を残すことを考慮して
面子にくっつきやすい方を残します。

この場合索子の危険度があがることがわかります。

「じゃあこのリーチに対して切れるのなくない?」
となってしまいますが
可能性だけの話で比較的な安全に降りるとするなら
現物を先に切るのは前提として以下の順番で切ります。

初牌じゃないオタ風⇒六索筋の九索⇒二筒の外筋の一筒⇒初牌じゃない役牌⇒三萬の外筋の一・二萬

二筒と三萬については両面固定は全然ある話ですが
中張牌が持ちきれなくなった順番で安全順番が少し違う程度です。



二つ目に
内側から切られた嵌張についてですが下のような
リーチであった場合一つ目で話した安全牌の九索の危険度が上がります。




嵌張の払う順番が変わりました。
この場合の嵌張の切り出しは以下の可能性があります。

 ①単純に不要な嵌張の切り出しで安全重視順番
 ②ロスが少ないのが6から

搭子オーバーしていて両面変化の不要な場合であれば
フリ聴になる可能性がある六索を残す理由はないので
安全度で内側から切る人が多いです。

しかし安全度の高いオタ風を先に切って
ぶくぶくに構えていた理由を考えると良形変化か
六索まわりで一面子を作るだけでよくなったと考えられますので
②のロスが少なかったを考える必要があります。



この形で1面子を作る場合上段の
断么九移行・両面変化の必要がなければ六索が出る可能性のある形になります。

どちらも縦の受け入れのあるブロックで六索を切り出した際に
新たに搭子を探していなければロスがない状態になります。

この後に八索が出てくる理由を考えると以下になります。
 上段は789の三色同順を見ている
 下段は何かと九索の双ポンに取っている

切り順からオタ風⇒役牌を抱えず順当に切り出しているのは
牌姿がいい形だからぶくぶくに構えているか役が確定しているからになります。

一つ目のリーチと比べて切りづらくなるのは九索と役牌と初牌の風牌になるのがわかります。
逆に両面が足りていたから危険度の高い方から切った可能性があるので
今後通った筋が比較的通りやすくなります。
もちろん九索を対子で持っていればぐっと確率が下がるので
双ポンの可能性が薄くなり九索は端の筋なので安全度は高いです。

ただドラなどで出てくる順番が変わることが大いにあるので
場況を踏まえて選択をお願いします。





いかがだったでしょうか。
自分の手牌進行と見比べて同じようなリーチになった場面があれば
まわりの人も同じことしているという認識が出来たのではないでしょうか。

これからも麻雀に役立つものを発信できるようにしていきますので
少しでも参考になったら是非ともスキとフォローをお願いします。


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