vrbΔn2019完

昨夜、vrbΔn2019を終えました。

6月から準備してたからね、大仕事感がありました。無事終わってほっとしてます。ひさびさにお腹が空いた。うどん食べた。疲れたときのうどんってなんであんなに染みるんでしょうね...出汁の旨さを感じるとやっぱ日本人なんだなと思います。なんの話だっけ?

昨日は終わって、軽く打ち上がって(いや、疲れてみんな半分寝てた)ホテルに帰ってお風呂入ろうと服を脱ぎ、そのまま寝落ち。朝まで全裸。起きたら裸でした。

長丁場だったからね...
女子力より必要なのは人間力なので全裸で寝る日があってもまあいいや。今朝はそんな朝の迎え方でした。

なんの話や...

今は帰りの電車なのですが、車窓の錦江湾と桜島を横目に個人的な感想を忘れないうちに残しておきたいと思います。

乱文になりそうだけども。

まず、思ったより来場者が多かった。10人くらいしか来ないと思っていた。私たちの知名度からしても、頑張っても20人くらいが限界だと思っていたのだが、予想を大きく上回る入場者数だった。

これは共同主催のTPDの人柄がめちゃめちゃ良いのと(kotatsvの性格は2人ともイマイチでよく喧嘩する。二見ごめん。)、出演者さんの人柄が全員めちゃめちゃ良いのと、レシフェのご飯が美味しいのと、色々理由は考えられるが、本当に支えてくださってありがとうございますとこの場を借りて伝えたい。(ちゃんとMCで言えばよかった。)

遠くは関西から、また数時間運転して来てくださった方もいらっしゃって、近場でも遠方でも、時間を作って来てくださったことが本当に嬉しかった。

大げさだけども、時間は人生の一部でありつまりは命。限られた人生の一部分に時間と労力をかけてくれること、これはすごいこと。しかもたくさんの人がそうしてくれたというのは
嬉泣(;_;)←です。

もし次回があるのならば、もっともっとレベルアップして今回を超える内容で開催したい。終わったばっかりで全然想像つかないんですけども。もし1年後とか2年後にあるならば、各々が必ずレベルアップして集います。お客さんにとっても出演者にとっても、行ったら絶対に楽しいんだという保証が持てるイベントでありたい。一層心を込めて準備したい。

いい出会いありましたかね。
あったなら超嬉しいです。

あとは、地方創生の視点から。
よく知らないのですが都会では人口に比例してパーティも多いですよね。人との出会いも地方より多いと思います。さまざまな事情から東京の一極集中は避けられないのでしょうが、地方で暮らす若者も少なからずいます。

今回のようなパーティがそういう層の遊び場になったらいいなって思いました。東京が嫌とか田舎が好きとかそういう話ではなく、自分たちが今出来ることで、届けるべき場所に着実に届けたいという気持ち。

会場でお話した30代の来場者さんが「明日から働く元気が出た!仕事が楽しみ!」と言ってくれました。目に見えない力が音楽にはあります。人の集まる場所にはあります。作れたらいいよね。そんなことを実感した昨日でした。


次は超個人的な話。
MCで話すほどのことじゃないけども、どこかに残しておきたい気持ちがあるので書いときます。

音楽を作りはじめたのがもう12ー3年前の12ー3歳の頃なので、人生の半分を音楽とともに過ごしていることになります。

音楽を作りたいと強く思った瞬間を私は今でも鮮明に覚えています。(その話はいつか機会があったらします。)

今思えば、そのときに12歳までとは違う新しい人生が始まったように思います。出会うはずのなかった人と出会うことになり、また出会うはずだった人と出会わなくなったり。

私は本当にいい選択をしてきたと思います。正しいことなのかわからなかったけど、楽しいこと(同時に苦しいときもあるが)を自分の意志で選び続けていたら、素敵な出会いに多く恵まれました。悩みに悩みもがいた10代もなんだかんだよかったみたいです。

出来ることとやりたいことに差があるのが人生らしいですね。特に10代の頃は、気持ちは強烈なのに(強烈だからか?)全然うまくいかなかったです。

バンドを組みたくても組めない時期もあったし、やっと組んだバンドもことごとく上手くいきませんでした。だけどもやめる選択肢など全くない。懲りないです。それくらい大好き。

二見がそうだったらしいんですけど、高校生で人気のバンドしてる人たちが凄く羨ましかった。企画ライブを行なったり、アルバムを出したり、同い年がすいすいと登っていく壁を全然登れない自分を情けなく思ってしまう時期もありました。(今でもあるな。)自分を単に不運な人間だと思い込むことで精神を保っている時期もありました。お気付きの通り、暗黒の青春時代です。

でもそのおかげもあってか、もし自分が企画をする時はこんな風にしたい、という「もし」を蓄えることができました。関わった人がみんなハッピーになれる方法をいつかに備え考えていました。昨日のイベントも、全員が全員全く文句なしってことは無いかもしれないけど、それに近いものだったなら嬉しいです。

音楽を作り始めて10年以上なのに25歳で初企画はかなり遅いのですが、のんびり屋さんの自分らしい気もする。一回だけは、今までよく頑張ったねと言ってあげたい。

10年以上前に思い描いていた未来の自分とは程遠いのですが、理想もそれを叶える手段も、柔軟に変わり続けてなんとか人生をサバイブしていきたいと思います。

落ち込む日も嬉しい日も、例えどんな変化であろうと変わっていくことは素晴らしいことだと思います。前に進めないときはもがいて、それで後ろに下がっても滞るよりも良いです。

そしてまた、この瞬間から私は変わりたいと思います。自分を褒めるのは頑張ったその日だけと決めていて、今この瞬間からまた新しい気持ちで頑張りたいと思っています。

なんだかつまらないと思う時は、自分が何もしてないだけなんだけど、それに気づくのってとても難しい。映画監督の山戸結希さんもそんなことを言っていた。ちょっとした勇気で急に毎日が面白くなったりする。準備にかけた半年間でそんなことに気づけました。

不思議なもので、ライブが終わると体が制作モードになるのかどんどん新しい曲が生まれます。切り替わった。なんかもう、作りたくてわくわくしています。それがライブの力なのかな。

昨日のイベントに来てくれたみなさん
今日はどんな日でしたか?
気持ちよく過ごせたなら嬉しいです。

またどこかで会いましょう。

おわり




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