清々しいね


今日は歌の先生のヤッコに会った。

ヤッコは私の顔を見るなり

「あいかちゃん?あなた、すごく清々しい晴々とした顔をしてるわね?!」

と気づいた。

私「わかります?一昨日、生まれ変わったんです。」

ヤッコ「やっぱり!そうなのね?一体何があったの?聴かせて。」

私「一昨日、私って面白い女なんだよなって気づいたんです。」

ヤッコ「そぉよーーー!今まで、気づかなかったの?」

私「気づきませんでしたね。人と同じになろう同じになろうって頑張ってたんですけど、同じになれるわけないって気づいたんですよ。」

ヤッコ「そぉよ?あなたは、面白くて、とびきり優しくて、頭が良くて、特別にきらきら輝いてる女性よ?それでいいのよ。人と同じになろうとしても、無駄よ。無駄。いい?無駄なの。時間の。」

私「はい」

ヤッコ「あなたは人と違うの。それがいい所なの。普通になる必要は、一切ありません。あなたはすごいのよ。特別に綺麗な声を神様がくれたの。それをいつでもこの先ずっと、忘れないで。」

私のことを全力で肯定してくれる大切な師匠。
優しくて、厳しくて、明るくて、パワフル。

心から、世界一の師匠だと思う。

ヤッコは75歳。

クラシック畑のヤッコには、私が作る音楽は訳わかんないと思うけど、ヤッコは「あなた、すごい才能ね」といつも褒めてくれる。

ヤッコの一言一言が、あったかくて、泣きそうになる。

ヤッコはきっと私に一生分の自信をつけようとしてくれてるんだと思う。

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