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発達っ子就学相談準備⭐︎サポートブックのススメ⭐︎

先日就学相談の申し込みをした際に後で手帳取得の状況だったり子の詳細を入力するのだけど
項目に
'サポートブックはありますか?'
はいorいいえ
の質問があって
まだまだ全然書いてもいないけど
'はい'と答えた私。

実は去年の10月に市がやっている保護者向けのサポートブックの作り方講座に参加、書き方のポイントを聞いて雛形もゲットしていた私。
聞くだけ聞いて雛形手に入れるだけ手に入れてその後何も書かかず放置‥
就学前準備としていよいよおさらいand書き出さねばという状況になりましてnoteに残しておこうと思った次第でございます。


サポートブックとは


子どもに家族以外の人に関わってもらうときにその支援者に知っておいてほしい我が子の情報を保護者がまとめた冊子。
いわば子どものトリセツ。

自治体によってサポートノートとか呼び名はさまざま。

どういう場面でつかえるの?

・園や学校定期的に通う施設へ。
・宿泊を伴うイベントなど身辺自立面など普段学校や園でみられない様子を伝えたい時
・初めての相談機関や支援機関へ
就学相談など情報をたくさん伝える必要のある時

サポートブック作成のポイント

1.書けるとこから書こう
2.楽しく作ろう
3.「〇〇であれば△△できます」という書き方をしよう
4.文章はなるべくシンプルに
5.成長の記録として

偉そうに書いてますがこれ全部ほぼ講座資料の丸パクリ😂

講座を通して私的にとても参考になったと思ったのが(いきなり端折るな🫱)
③の「〇〇であれば△△できます」という書き方!!
親はどうしてもできない事や困り事にフォーカスして「▫️▫️できません」等マイナスポイントのみを書いてしまいがちですが
支援者からすれば'え、だからどうすれば良いの?'と丸投げされた状態
まして通常級を望むのであれば具体的に対策を書いておかないと。
だったら(そんな大変な子なら)支援級行って?と言われかねない事態になるかもしれないのだ。

できない事をどうすればできるのか表現を変えるだけで印象が変わるのだ

×を⚪︎に変える表現の仕方を体に叩き込む

A.
我慢ができずお友達の物を取り上げて独占する。
先生に促されないと貸すことができない。
   ↓
A'.お友達のおもちゃを取り上げて独占しますが先生の'貸してと言おうか''あと1回で返そうね'などの声かけがあると貸す事ができます。

B.座って話を聞く場面では集中力がなく先生に隣にいてもらっても10分ほどしか座っていられない。
   ↓
B'.座って話を聞く場面では先生が隣にいてくれると10分集中して座っていられます。

この力、まさにポジティブシンキングめちゃくちゃ欲しい能力🫰
こんな事がサラッとできちゃう人は語彙力の豊富さやその引き出しの多さにリスペクトしてしまうんよ🥺
と、いうわけでそんな能力備わってない民はひたすら変換練習あるのみ😂

もちろん親主体でサポートブックを作成する訳だけど集団生活での困り事など親が目にしない事等あると思うので普段関わってくれている療育の支援者の方に対策を聞いてみたり👂
やはりここでも親のコミュニケーション能力も必要になってくるのだけど‥😂😂
それだけ我が子が親以外の人からも愛されて支援されているという事を実感しながらこれから関わってくれる方ともより良い関係が築けるようにサポートブックを作成して活かしたいものだ🫰

まとめにかかっているけど
⑤の成長の記録として
に関して‥子供は常に成長する
年毎で変わらない事もあれば新たに出てくる困り事もあったりその逆も然り。
このサポートブック講座を受講したのは半年前でその際に実際書いてみようという課題で
当時書いていた事なのだけど

こだわりの項目
'あり'にチェック☑️
・オレンジの物を身につけている
・たんぽぽを取りたい
詳細、サポートの方法
野に咲くたんぽぽを全て取り尽くしたくて仕方ありません。
その事で頭がいっぱいになりますが数を決めて'2本だけ取ったら行こうね'と約束をして本人を納得させて次の行動に移せます

といった事を書いてて実際皆んなの前で発表させられたのだけど
まさにしょうもなさすぎて公開処刑なのだけど😂

半年後の今はそうでもなくて上の服がオレンジでないとダメだなんて言ってる娘はもういなくて
たんぽぽも取り尽くさなくても愛でるだけで良くなりつつあったり
逆にこの更に半年前なんかはたんぽぽが目に入るだけで通り過ぎると大癇癪でとても約束して納得するなんて事はできなかったのだ。😂

と、振り返るとできる事が増えていたり新たにこだわりが発生していたりサポートブックの更新は必ず必要な作業だと思った。


サポートブックという存在を初めて知ったという方もいるかもしれない。
私もこの講座があると聞くまでその存在を知らなかった。

私の4歳の息子は気管切開をしている医療的ケア児なのだが
実は医療的ケア児の親界隈では(どんな界隈)個々に命に関わる医療的ケアの手技や注意点がある為、わたしも気管切開時の息子のトリセツを母子分離する際(重心デイ入所、付き添い無し入院の際)何度も作成した事がある(1枚の紙に収まるようオリジナル)
知らないと言いながらも実はセルフサポートブッカーだった私。
私的にはトリセツを作成するにあたりゼロからだったのでどうしたら伝わるのか何を伝えなきゃいけないのか且つどうしたら息子が魅力的に見えるのか等考えながら作成した苦労があったのだけど
もし医療的ケア児にも雛形があるなら知りたいとこの講座の講師の方に聞いてみた。

すると兵庫県尼崎市が医療的ケア児対応のサポートブックを展開してると聞き覗いてみた。
確かに医療的ケアの項目があった。
雛形が決まっていれば支援者はどの欄を見れば何を支援すれば良いのか分かりやすいと思った

できれば発達特性についても医療的ケアの項目もサポートブック自体全国統一されてるものが望ましいのだけど。

我が市のサポートブックはpdfタイプとExcelタイプの二種類があった。
大阪市サポートブックと検索するとpdfタイプとWordタイプがあった!
個人的にはWordタイプが魅力的なのだが?
しかも大阪市の場合は小学校、中学校、高校、大学、就職パターンのサポートブックがそれぞれ存在していた!!

サポートブックはそれだけ自由なもので私の息子のように自由に作ったものもあれば自治体毎に全然違う特色を見せてくれるサポートブック。
大阪市民でない私でもそれが魅力的で書きやすいと思えばそれを起用して教育委員会に持ち込んでも何も問題はない。
ただ、見る側として今いる市の職員さんが市独自のサポートブックの雛形を見慣れてるのであればわたしはそちらを優先するかなと思ったのでした。(だから全国統一にして欲しいと思ってる)


サポートブックのススメと言いながらやはり目の前にするとちょっと量が膨大で手が止まり‥😂
教育委員会の就学相談ギリギリに完成する予定であります‥
個人的には字が汚いのもあり活字入力できないものかと(パソコン故障中)アプリもうまくいかないし‥でも活字入力なら変更時二重線引っ張ったりフォントの色変えたり分かりやすく更新できるかな‥とか思案中です😅


付き添い無し入院の際に看護師さん達に
周知していて欲しい事柄を載せた我が子のトリセツ
自称医療的ケア児のサポートブッカー

画像はなんだかちゃんと保存できてないのかレイアウト無茶苦茶ですがこんな感じでサポートブックの存在を知らない頃からトリセツ作りしてました🫰
サポートブックの存在を知った今でも
今後一枚に収まってるこの手法は変えないかもしれない‥





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