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アメリカンリーグで注目の若手選手

ボルティモアオリオールズ 
  ガーナー・ヘンダーソン(Gunnar Henderson)内野手


ボルティモアオリオールズとは

ボルティモアオリオールズ(以下オリオールズ)とは、アメリカ合衆国メジャーリーグベースボール(MLB)に所属する球団です。本拠地はメリーランド州ボルティモアにあり、球団の創設は1901年です。オリオールズは、吉田正尚選手所属のボストンレッドソックスと同じく、アメリカンリーグ(AL)東地区に属しており、球団のカラーはオレンジと黒です。球団名の「オリオールズ」は、ボルティモア市内に生息するオオムラサキがモチーフになっています。1970年代から1980年代にかけて強豪として知られました。
かつては、上原浩治氏や藤浪晋太郎投手(現ニューヨークメッツ)が所属していたことがあります。

どんな選手なのか?

2001年6月29日生まれ アラバマ州セルマ出身 右投左打の内野手。
2019年MLBドラフトの2巡目(全体42位)でボルチモアオリオールズに指名されました。 2022年8月31日にメジャーリーグデビューを果たしました 。

ヘンダーソン選手は2023年シーズンで打率.255、28本塁打、82打点という成績を残して、アメリカンリーグ新人王を受賞しました。2023年シーズンの活躍により、地元メディアによってオリオールズの最優秀選手にも選ばれました。 

2024年シーズンも順調に活躍しており、アメリカンリーグのオールスターゲームに選出されました。今シーズンも87試合に出場し、打率.288、27本塁打、60打点を記録し、チームの躍進に貢献しています。 本塁打はリーグ2位です。(7月6日現在)今シーズ、首位を走るチームをショートとしても牽引しているヘンダーソン選手は、若手の中でも特に注目される選手の一人です。あのレジェンドのように、将来はさらなる活躍が期待されています。

オリオールズのレジェンド

オリオールズのレジェンドといえば、ヘンダーソン選手と同じく内野手として活躍した、カル・リプケン・ジュニア氏(Cal Ripken Jr.)です。主にショートとしてプレーし、ゴールデングラブ賞を2度受賞したその守備力だけではなく、通算3184安打、431本塁打、1695打点とバッティングでも優れた選手としても知られました。

リプケン氏の最も有名な記録は、1982年から1998年までの連続試合出場記録です。リプケン氏は2,632試合連続で出場し、1941年に亡くなったルー・ゲーリッグ氏の持つ2,130試合連続出場の記録を更新しました。この記録はメジャーリーグ史上最長の連続試合出場記録となっています。

リプケン氏はオールスターに19回選出されて、2度のMVP(最優秀選手)を受賞しています。また、新人王受賞、シーズンMVP2度受賞、2度のワールドシリーズ制覇など、チームの主軸として活躍した選手です。

リプケン氏は野球殿堂入りを果たしており、現役時代の背番号8は、球団の永久欠番となっています。

まとめ

今回注目するヘンダーソン選手は、ショートとして活躍し、新人王を受賞、オールスター選出など、リプケン氏の功績と重っているところがあります。
さらに、ヘンダーソン選手の背番号2は、ニューヨークヤンキースのショートとして活躍し、殿堂入りを果たしたデレク・ジーター氏と同じ背番号です。ショートとして、キャリアをスタートさせたばかりですが、レジェンド選手との重なる部分が多いです。今シーズン好調のオーリオールズを牽引しながら、多くの功績を残してもらいたいです。


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