「自己責任」の本当の意味がわかった
なんでもかんでも自己責任にしたがる世の中ですが、ずっと違和感があったんですよね。
就職できなかったのは自己責任だとか、メンヘラなのは自己責任だとか。なんでもかんでも自分の責任にしたがります。
でも、世の中って運がとっても重要な要素だってみんな知ってるはずなんです。
就職の時に他に志望者(ライバル)がいなければ内定をもらえたとか、発達障害とかHSPとかで生きていてストレスが多いとか。そういったことは自分でコントロールできることではないので、運です。
それに、人生に大きく影響を与える親や性別や境遇は完全に運しだいで、まったくコントロール不可能です。
フルメタルジャケットのハートマン軍曹が「クソ真面目に努力するこたぁない!神様に任せりゃ奇跡をケツに突っ込んでくれる!」と言ってましたが、運がよければ努力しなくても人生うまくいっちゃうくらい、運の要素が大事です。
それでも自己責任扱いされるのはなぜか。
自己責任の意味が違うのでは?という答えが出ました。
つまり、「どんな困難があっても、自分の力でなんとかするしかない」という意味での自己責任なのではないでしょうか。
「今の自分が過酷な状況にいるのは、自分に責任がある」ではないのです、きっと。
「役不足」とか「情けは人の為ならず」とかは意味が二つある言葉ですが、私たちは「自己責任」の意味が二つに分裂しつつある現場を目撃してるのかもしれません。
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