タロットのようでタロットではない?

別のデッキを検索していたら偶然引っかかったデッキのサムネイル画像に釘付けになってしまいました。とても私の好みに合う絵柄!😍

価格と販売店を確認、海外発送だから時間はかかりそうだけど買えそう!

今度はデッキ名で検索、表紙以外のカードも確認、どれもいい感じ!

ポチッ!🖱👆

注文してからおよそ3週間、やっと手元に届きました。

デッキ名はFOOD FORTUNES

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カードの構成は22枚+56枚の78枚。大アルカナっぽい22枚は0〜21と番号がふられています。小アルカナっぽい56枚は、4つのスート分かれており、それぞれ1〜10、ペイジ、ナイト、クイーン、キングと書いてあります。いかにもタロットっぽい!

でも付属の解説書には一度も「tarot」と言う単語が出てこないのです。

ひとまず大アルカナっぽいものをウエイト版と共に並べてみました。

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左上の目玉焼きは番号が0だしタイトルが「THE BEGINNING」だから愚者?その横は1だし頭上にレミニスケートみたいなマークがあるから魔術師?

…と思いきやこのレミニスケートみたいなマークついたカード、メッチャ沢山ある…🙃??

絵柄もウエイト版を模したっぽいのがいくつかあるけれど、番号が合わないな…🤔?


タロットとの対応を考える

ひとまず対応してそうな順に並べ替えを…しようとして、ここで力尽きました。

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特徴的なのは太陽と月がやたら描かれていること。時間経過が何かのヒントになっている?一度太陽の位置で並べ替えてみよう…

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太陽と月は同じ構図のものが複数枚ありました。一見同じでもじっくり見ると微妙に線の位置や幅が違うので、コピペによる使い回しではなく一枚一枚描かれていることが分かりました。THE DOGだけ月が白いのは何か理由があるのだろうか…。カモワンの人物の顔が女教皇だけ白いのは純粋さや処女性を表しているからだそうですが、これには関係なさそう?

と、ここから先に進めず。なにこれ、もうわけわからーん!

大アルカナ(?)はちょっと置いといて、小アルカナを見てみよう。

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各スートのエースを並べてみました。まずはデフォルトのスートの並びが一般的な火水風地の並びだと仮定した配置。DRINKSが地なのは違和感がありますね。これは水だろう。地はむしろ手の形的にSWEETSっぽいぞ…?

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ドリンクを水、スイーツをペンタと考えて並び替えてみました。私のイメージではメイン料理はワンドなのだけれど、エースの手の向きに合わせるとメインはソードなのだろうか🤔すると残ったサイドがワンド?向きは無視して手の形で合わせるとメインがワンドでいいのかな?謎です。

とりあえずこれは合ってそうと思うペンタとカップをエース以外も並べてみました。

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ペンタかもしれないスイーツの14枚とウエイト版ペンタ。

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カップかもしれないドリンクの14枚とウエイト版カップ。

これ合ってそうなのはエースだけなのでは?😂

ふと見つけたクイーンのカードのうさぎ。うさぎを連れたクイーンと言えばウエイト版にもいるじゃん!もしやそこからスートが割り出せるかもしれない!

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うさぎで合わせたらサイドがペンタになりました。無理やりロウソク→火→ワンド、グラス→カップと合わせてみたものの残ったソードはチキンになってしまった。

やっぱりタロットじゃないのかもしれないな…


気になるカード

タロットじゃないのかもしれませんが、それはさておき気になったカードを出してみましょう。

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左、太陽が2つある。異世界…?

右、突然のすし。そして箸が逆!左利き…?

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カード裏面。正逆区別のつかないデザイン、と言うことは正逆を採用するデッキなのかな?四元素の記号が意味深です。


ではどう読むか

付属の解説書には「今日なに食べる?を決めるのに使ってくれ!」(意訳)と書かれていて、専用のスプレッドらしきものも載っています。

同じデッキをお持ちの方のレビューやブログなどを見ると、解説書通りにメニューの相談に使う人あり、オラクルカードとして使う人あり、またタロットのように使う人もあり。皆さん様々に工夫されているようです。オラクルとして使われている方は数秘や色、食べ物のイメージなどから読み、タロットとして使われている方は、大アルカナは番号そのまま0は愚者、Ⅰは魔術師…として、小アルカナは自分の思うようにスートを当てはめている様子。

さて私はどうしようかな?🤔せっかくなのでタロットっぽく使いたいな…

1つは皆さんのように番号そのまま大アルカナを読む。これはサークルでヒントをいただいたみたいに、「本来のウエイト版ならAのカードに描かれているモチーフがBのカードにお邪魔してきている理由は何だ?」と考えながら読むと良さそう。

もう1つは番号は無視してこのカードはウエイト版で言うこっちのカードにあたると対応させて(読み替えて)読む。多少無理やりでもなんとか全てのカードを対応させる。

3つめはタロット風味のオラクルとして読む。これはどういうことかと言うと…

各カードがタロットの何に当たるかまではヒント不足で確定できなくても、全体が大アルカナと小アルカナの2つに、そして小アルカナが4つのスートに分かれているのは確定です。それだけでもエネルギーの重要度や偏りを見ることはできますよね。

あとは数も書いてあるので大アルカナと数札は数で読めそうです。コートカードはそのまま読めそうかな?

スートの特定まではしなくてもスートの関係さえ決められればディグニティで読む方法が使えそうなのですが…これは要検討。

最後はやっぱり描かれた食べ物自体からの情報。味、食感、作り方、材料、歴史背景、栄養成分…沢山ありそうです。本職の出番か…✨🐇


以上、新しいデッキのご紹介でした。研究して実占で使えるようになったらまた記事にします!

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