失せ物にはルノルマン
ルノルマンを学び始めた頃、「失せ物にはルノルマン」と聞きました。失せ物。実家にいた頃はたまにありましたが、結婚してから家で失せ物をすることはほぼゼロになりました。物の場所を決めたり移動させるのが他者(実家では母)から自分に変わったからかなと思います。しかし最近子供の物が増え、ちょこちょこ「あれがない、これがない」と言うので、失せ物探しが必要になりました。そんな時にはルノルマン!本当にヒントをくれるので、闇雲に探さなくて良くなり助かっています。
結婚指輪がなくなった!
そうなのです…。そもそも結婚指輪、つけっぱなしの方もみえるかと思いますが、我が家は私も主人も調理、食器洗い、お風呂の時は外す派です。結婚前から分かっていたので、新婚旅行で「外した指輪をかける用の置き物」を買ったくらいです。大切なものなので、外した時は必ずここに置く、と定位置を決めてなくさないよう注意していました。
それが、その日に限って外した後すぐにいつもの置き場所に置かなかったんです。ちょっと家事をするのに外して、ポンと置いて…一段落して気付いた時にはもうありませんでした😂
心当たりを探し、無いことに気付く直前に掃除をしていたので一緒に捨ててしまったかとごみ箱の中まで調べたものの見つからず、焦りながら藁にもすがる思いで「ルノルマン…!」
出たのはこちら。本とヘビ、ボトムカードは庭園。
本、本、本の沢山あるところ?
ヘビ、長い物、何!?
庭園、賑やか、人が集う??
軽くパニックなのできちんとカードが読めず (引いた意味無い?)、本とヘビ、長い本、なんだ、なんだ…と心の中で繰り返しながらバタバタと探し続け、およそ30分後にやっと見つけました!よかったぁー!!
何のことは無い、初めにポンと置いたテーブルの足元に落ちていたのでした😅
ルノルマンの読み解き
見つかった後に落ち着いてカードを再検証すると、読めました。
「女性が読書する場所、家族が集まり飲食もする」
そうでした。ヘビには、「長いもの」の他に「悪意を持った女性」などの意味もあるのですが、なぜか私が引くと悪意の有無は関係なく、ただ「女性」と言う意味で出ることが多いのでした。焦っていていつものパターンを失念していました。
家に女性は複数いますが、読書するのは私だけなので、この場合は私を指すのでしょう。
そして、コンビネーションで読む2枚とは別の情報を「ちなみにね…」と与えてくれる為、私が「ちなみにカード」と読んでいるボトムカードは、「私が読書する場所は複数あるけれど、その中でもみんなで集まって話したりご飯食べたりする所だよ」と付加情報を示してくれていたのでした。
これらを総合すると「ダイニングテーブルの南側の席」となり、指輪はまさしくその席の足元に落ちていたのです。
リーディング前に深呼吸したり瞑想したりして心を落ち着けるのは「正しいカードを引くため」ではなく「引いたカードを正しく読むため」なのだと実感した出来事でした。もちろん眠気と戦いながらだったり、他ごとを考えながら注意散漫で引くとタロットならオールリバースが出たりするそうなので、落ち着きゼロではいけないのでしょうけれど…。
失せ物はタロットでも探せるのか?
そう言えば手持ちのタロットの本には「失せ物を見つけるスプレッド」って載っていないな。なんでかな?
ふと思い立った疑問の答えはタロットサークルで教えていただきました。曰く、
「タロットはどこまでも深読み出来てしまうため」
深く読める=ヒントが多い、と言うこと。これは内省や状況・気持ちの深掘りには向くけれど、失せ物探しには向かない。そうですよね、「どこにある?」と聞いてヒント出しまくられたら余計に混乱しそうですものね…。
ネットで検索してみたところ、失せ物のスプレッドは見つからなかったものの、一枚引きの正逆でYES/NOを問い、「この部屋にある?」「車の中?」と質問を繰り返して絞り込んでいく方法を見かけました。
やっぱり失せ物にはルノルマン!ですね😃
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