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香港情勢タイムライン2021

2021年まとめ17

1月6日:2020年の立法会選挙民主派予備選に出馬、及び関わっていたとして53名が一斉に国安法「国家転覆扇動罪」で逮捕される。


2021年まとめ16

2月28日:53名のうち、47名が起訴される。


2021年まとめ12

5月6日:昨年の天安門追悼集会(コロナを理由に集会は禁止されていた)に参加した4名に量刑言い渡しが出る。(この天安門追悼集会案で起訴されたのは計24名。)


2021年まとめ13

5月28日:200万人デモを主催した民陣の代表、陳皓桓が2019年10月1日にデモを主催した罪で懲役18ヵ月を言い渡される。


2021年まとめ18

6月17日:蘋果日報の上層部5名が国安法「外国勢力と結託して国家に危害を加えた容疑」で逮捕される。


2021年まとめ20

6月24日:民主派最大手新聞、蘋果日報が廃刊に追い込まれ、26年の歴史に幕を下ろす。


2021年まとめ3

7月1日:梁健輝リョン・キン・ファイ(50)が香港警察を刺し、その後自分の心臓を刺して抗議自殺した。その日は、中国共産党が100周年を迎える日だった。


2021年まとめ9

7月6日:香港で最も優秀な香港大学の学生会評議会が香港の為に抗議自殺した梁健輝リョン・キン・ファイに感謝する議案を可決。


2021年まとめ8

7月9日:梁健輝リョン・キン・ファイへの感謝表明は扇動罪に当たるとして香港政府と香港政府に脅され、感謝を撤回、及び謝罪と辞任会見を行う。


2021年まとめ11

7月21日:蘋果日報の副社長、執行編集長、英語版編集長が逮捕される。


2021年まとめ5

7月30日:初の国安法判決。唐英傑(24)に懲役9年が下された。罪は「テロ活動」と「国家分裂扇動罪」テロ活動はバイクで香港警察の列に突っ込んだ事を指すが、国家分裂扇動罪は、光復香港旗を掲げた事を指している。旗が国安法適用で有罪となった。


2021年まとめ31

8月4日:香港大学は「学生会評議会に出席した学生は、許可が出るまで校内への立ち入りを拒否する」と発表。校内とは学生寮も含まれた。


2021年まとめ4

8月10日:香港最大の教育機関、「香港教育専業人員協会」が香港政府及び中国政府からの圧力により解散、48年の歴史に幕を降ろした。


2021年まとめ15

8月15日:100万人デモ、200万人デモを主催するなど最も動員力があった民陣が解散。


2021年まとめ34

8月18日:梁健輝リョン・キン・ファイへの「感謝表明」は国安法27条「テロリズムを宣伝した罪」に該当するとして、香港大学学生会評議会に所属する3名が逮捕される。


2021年まとめ36

8月31日:香港独立派組織「光者者」のメンバー7名が国安法「テロ共謀罪」で起訴される。


2021年まとめ35

9月25日:香港独立派組織の「賢学思政」が解散を発表。メンバーの4名が国安法「国家政権転覆扇動罪」で逮捕された為。


2021年まとめ37

9月28日:香港独立派組織「光城者」のメンバー7名が国安法「国家政権転覆扇動罪」で起訴される。


2021年まとめ14

10月16日:200万人デモを主催した民陣の元代表、陳皓桓フィゴ・チャンを含む7名に2020年7月1日にデモを主催した罪で量刑言い渡しが下される。


2021年まとめ2

11月4日:民主派メディアの加山傳播が香港での運用停止を発表。創設者の馮達浚フランキー・ファン(26)が国安法「初選47人案」で逮捕され勾留中な為。


2021年まとめ7

11月11日:二人目の国安法量刑言い渡し。二代目キャプテン・アメリカと呼ばれる馬俊文(30)に懲役5年9ヵ月。罪は「他人に国家分裂を扇動した罪」。具体的な内容は、「香港の独立が唯一の道」「香港人建国」と叫び、「One Nation, One Hong Kong」と叫んだ事。香港独立派の中で、最も平和的な抗議者だった。


2021年まとめ10

11月17日:立場新聞の編集長、鍾沛権チョン・プイ・クン(52)が辞任を表明。理由は国安法で起訴され勾留中の妻(蘋果日報副社長、陳沛敏チャン・プイ・マン)をサポートする為。


2021年まとめ6

11月23日:香港独立派組織「学生動源」の代表だった鍾翰林トニー・チョン(20)に国安法「国家分裂転覆扇動罪」「マネーロンダリング」で懲役3年7ヵ月の量刑言い渡しが下される。


2021年まとめ32

12月19日:香港立法会選挙。しかし、中国政府に宣誓しなければ立候補出来ない為、民主派政党からの出馬は一人もいなかった。投票率は過去最低の30.2%となった。


2021年まとめ19

12月23日:香港大学にある國殤之柱(天安門事件の犠牲者の魂が掘られた像)が撤去される。


2021年まとめ33

12月23日:香港中文大学に10年以上設置されている「民主女神像」が撤去される。


2021年まとめ1

12月29日:立場新聞の関係者6名が国安法「扇動的な出版物を発行した容疑」で逮捕。しかし、容疑者のうち4名は以前役員をやっていただけで、報道には関わっていない。資金6100万香港ドル(約9億円)も凍結され、当日中に運用停止を発表、公式SNSも全て削除となった。


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