No.24-初春の水仙
【生けた日】2022/1/15（土）午後
毎年生ける豪華な正月花とは別に、初春に欠かせないのが水仙（スイセン）です。ここは日本水仙（ニホンスイセン）の可憐な姿を加えたお花をお届けしたいと思います。
【花の種類】日本水仙（ニホンスイセン）
スイセンを見かけたので、これは一度は生けなければと手に取りました。
スイセン 3本
菊 １本
グリーンドラセナ １本
【花器】大ぶりのガラス器
中に丸剣山を入れたガラス器をつかいます。
【ポイント】スイセンの処理
市販のスイセンは、根元にハカマがあり、それをもみほぐして整え直してから生けます。今回のはハカマがあまりに短かったのが想定外で、お作法とは異なりますが、ばらして使うことにしました。この菊は長生きしそうです。
【花の価格】1,514円
手頃なところで購入したこともありますが、お買い得です。
【作品】
ドラセナは２方向に段々に広がる葉が特徴。広がるばかりではまとまらないので、丸く留めることで形を作りました。そこにスイセンを主役にと思い生け始めた作品ですが、スイセンは添えのようになり、結果としてグリーンの濃淡が主となるクリーンな作品となりました。
【まとめ】
年明けの空気を可憐な作品が強い香りを放ちながら部屋の隅から存在感を出してきています。香りをお届けできないのは残念ですが、眼を惹きつけるだけでなく、香りが惹きつけることも多い、お花です。
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かしこ
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