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No.20-ちいさなビタミンカラー

【生けた日】2021/12/18(土)夕

文字通り、「この冬一番の寒さ」の午後、花を買いにでかけました。今週は外出があるため(⁉)、小作品にして、元気に1週間を乗り切ってくれることを願いました。

【花の種類】ブーケのような選択

一種生けがしたかったのですが、結局控えを追加し、ブーケづくりのような組み合わせになりました。

バラ  2本
バラ マンゴーソーバ 2本
ニゲラ(クロタネソウ) 3本
錫のシート 1枚

【花器】ふた付きガラス器

先週に引き続き、錫の輝きをバックに潜ませました。ガラス器は少し高さのあるふた付きのエレガントなものを選択。背の低い花が揃ったのですちょうどよいかと思いました。ふたは今回は立てかけて。

【ポイント】いつもは捨ててしまうバラの葉も活かして

今日のバラは葉が元気で持ちがよさそう。葉っぱもピンとしていてくれそうなので、そのまま無造作に突っ込み、横に伸びるがままにしてみました。山吹色のバラが「マンゴーソーバ」という名前だそうです。ニゲラ(クロタネソウ)をバラと混ぜるといよいよ花束のようになるので少しアレンジしておきました。

【花の価格】2,915円

やはりバラは高い… と思っていたら、ニゲラも!!

【作品】

錫のシートはしまわずにそのまま輝きを光として取り込みました。バラの葉は大きすぎるもののみを整理し、うまく中に雲のように浮いてくれています。同時に1枚の葉が剣山を隠してくれているのもよいです。ニゲラの長さを決めるのはもっと慎重でもよかったと反省しています。こんな小さなところに日頃の物事への関わり方が出てしまいますから、お花はやめられません。
ちなみに、ニゲラの花言葉は「とまどい」「夢の中」といったふんわりと神秘的なものが多いですが、とくに「Love in a mist(霧の中の恋)」の「霧」という言葉が気に入りました。

【まとめ】

前回、前々回の作品は本日まできれいに残っていましたが、一部のウンリュウヤナギ以外はすっぱりと処分してしまいました。空間を切って取るような、見る人の眼を強く惹きつける一花一葉を目指しています。生け方に関してはとくに丁寧さを、いつもは自分の印象が強くなりすぎてしまうので、なるべく出さないようにしている「こだわり」を強く、を意識していこうと考えました。
今週も持ちがよさそうで期待…


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かしこ


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