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No.22-お正月花

【生けた日】2021/12/30(木)午後

年が明けてしまいましたが、お正月花の記録です。30日というと生けるには少し遅いのですが、3が日中、お花をもたせることを考えれば、現実的な線かなと思い、この日にしました。

【花の種類】

今年は通りすがりの銀座のお花屋さんに、いくつもの種類の新鮮な松があり、そこで三光松を選びました。松をどうするかは毎年の大きなポイント、若松、大王松、五葉松、蛇の目松… 松の選択により作品が大きく変わります。
加えて、変わった葉ボタンが2種類あるのを見つけ、カサブランカを買おうかと思っていたのを葉ボタンに変更。水引は手元のものです。

三光松  2本
葉ボタン 1本
葉ボタン(フリル) 1本
千両   1本
オンシジューム 1本
餅花   1本
金銀水引 2本

【花器】沖縄古酒泡盛の壺

ほとんどの年、この壺に生けてきました。水を入れると結構な重さになりますが、そこも含めての正月花・・

【ポイント】三光松と2種類の葉ボタン

三光松は短い床ブラシのような、野球少年のいがぐり頭のようなすがすがしさ 笑。きちんとお正月の気持ちを連れてきてくれました。

【花の価格】3,903円

高価なランはオンシジューム1本だけです。三光松を2本と2種類の珍しい葉ボタンは別々に購入しています。

【作品】

長らく生けることができてこなかった時代にも、正月花だけは毎年必ず生けてきました。もうすぐお正月、何を主役にどんな花にしようか、と考えるのは本当に楽しみでした。時間のない中、慌ただしく生けることも多かったですし、引っ越しによって水引やワイヤーなどがどこかに行ってしまい、仕方なしに、という年もありました。制約のある中、生けるのが面白さだったりするのはいつものこと… 

【まとめ】

水引をそっとのせると、それはきれいな正月のお花に仕上がります。来年のことは分かりませんが、次は若松をしっかり立たせて、紅白の水引ですっきり、というのもまた、よい気がしています。

透ける夕日とともに

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かしこ

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