今週(7月12日〜16日)のための為替考察。
ドル円
先週高値更新して勢いに乗るドル円、もうその勢いで上抜けていくんじゃないかと思ってたら、最大100pipsの急落。一応いつものように逆シナリオとして想定はしてたんですが、10%もないだろうと思っていました。まさかここまで落ちてくるとは。
今回の下落、その背景としての要因は私では解説出来ないので小林芳彦さんのツイートを載せておきます。
ちなみにショートとしてのテクニカルはちゃんと効いてます。黄色チャネル下限で跳ねてフィボ0ラインと白チャネル上限には届かず落ちてのショートエントリー、全然アリです。ただ今回私は体調不良のためトレードはしてなかったので気付いたのは白チャネル下限に近付いた頃でした😇
さて、見事に下落したドル円はフィボ23.6で反応してから白チャネル下限まで落ちて跳ねました。先週の記事で書いたガッチリした価格帯で受けきりましたね。
今週としてはやはり方向性が気になるところ。下手したら今月ずっと日足レベルのレンジ相場になる可能性もある中で、『上昇のための下げ』としたらどこまで下がるのか。
長期MAとフィボとトレンドラインを引く角度から目星をつけると、109円が底じゃないかと思います。あくまで『上昇のための下げ』として見た場合の底です。週明け上がっていく逆シナリオは110.60の反応次第。
ユーロドル
前々から考察で書いていた日足レベルの紫ラインに僅か届きませんでしたが、許容範囲として反応ありと判断しました。このラインの延長線上でもう一度反応あったらショートコース濃厚ということでエントリー準備していきます。
ですがその前に、ある程度の上昇も必要不可欠なので短期ですが上目線で見ていきます。1時間足にフィボ内フィボを引いてみると、めちゃくちゃ意識されてる23.6があるので、週明け上抜けるシナリオで見ていきます。
ここまではシナリオ通りといった流れ。ここから1.220までは上がっていくと思います。もっと早く下にアタックした場合は抜くというよりは、より確かに反発する動きになると思うのでショートは打てないかなと。
ポンドドル
こちらもドル円と同じく最大100pipsの急上昇になりました。下へのアタックが強い中で底堅く、キレイに逆三尊を形成して上がっていきました。
今週は1.40へ到達した場合の反応と方向性です。日足を見ても分かるように意識ラインはハッキリしてるのに方向感が無く、上か下かはハッキリしません。
今週中に方向感出すのはまず無理だと思いますが、早くなんとかしてもらいたいものです。
短期で考えるのなら1.40にタッチでショートという手も無くはないんですが、まるで五里霧中な現況は下手に動いたら負けなので慎重に見ていきます。
GOLD
先週ついにブレイクして上抜けしたGOLDはしかしその後、小幅な値動き。問題なのはリバって上に行く動きなのかどうか? ということ。
要は方向性なわけですが、テクニカルに素直なGOLDとはいえ、テクニカルが見えなければ気紛れなのは相変わらずです(ΦωΦ)
チャートの動きを見る限りでは濃厚なのはやはり下落。それは日足を見ると一目瞭然で、ブレイク後は売り圧力が強い。多少強引な見方をすれば1時間足で三尊形成もある。動きとしては雑な感じもしますけど、『下落のための上げ』なんじゃないかと。
今週はGOLDも方向性を見ていくことになりそうです。
フィボ38.2にはほぼ届かず、23.6はサポートというよりアタックされてるようにも見えるのもあって、ここからさらに下へ行くシナリオをメインに考えていきます。逆シナリオはフィボ61.8まで。
以上、今週のための為替考察でした。
羊飼いさんによる今週のFXです。
決算と消費者物価指数とパウエル氏があり、ドル円の方向性が期待されます。
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