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ブルーアーカイブ The Animation 第7話の感想と気になりポイントについて


はじめに

このnoteは表題のアニメについて、個人的な感想や気になった箇所を纏めたものとなっています。
そのため、あくまで個人の意見や感想である点をご承知おきください。

また、アニメの範囲に限らずに言及することがあるため、
ブルーアーカイブ全体のネタバレが含まれる可能性があることにご注意ください。

なお、執筆者は文章を書くことに慣れておらず、また本noteも文章のクオリティを期待するようなものではないことをあらかじめお伝えさせていただきます。

※本note内で利用しているアニメ画像はブルーアーカイブ公式Youtubeチャンネルにアップロードされている本編映像をスクリーンショットしたものとなります

ざっくり感想

それではさっそく個人的に気になった箇所の感想から。

いつもと雰囲気が違うホシノ

冒頭からどこか様子がおかしく、黒服との会話では激昂する様子も見られたホシノでしたが、その普段とのギャップにはとても驚きましたね。
また、目に涙を浮かべてアビドス砂祭りのポスターを見つめるその姿にはとても感じるものがありました。

シーンとしてのクオリティも高く、声優さんの演技力も感じられて、グッと引き込まれる良い描写でしたね。

アビドス砂祭りのポスターを見つめるホシノ

いきいきとした便利屋描写

便利屋の事務所引っ越し作業のシーンでは、便利屋メンバーがいきいきと動いてる様子が印象に残りました。

話の内容自体はゲームとそこまで変わらないはずなのですが、要所で注目できる描写がうまく挟まれていたり、話のテンポも良かったりとすんなり見ることができたのが嬉しかったですね。

ノリノリなアル
ノリノリな便利屋3名

先生の代わりに登場するシロコ

便利屋が荷物をトラックに積み込むシーンではシロコが鉢合わせた形になっていましたが、ゲームではシロコが登場することはなく、先生が便利屋を見送りにくるというシーンだったため、このアニオリはかなり意外でしたね。

会話の内容もまったく違うものになっており、アニメでは主にハルカと便利屋のケアを中心とした内容でしたが、単純なケアという意味でも、今後の便利屋登場の諸々のシーンとの繋がりという意味でも、かなり良い改変だったんじゃないかと思います。
また、細かい所で言うと、柴関ラーメンの一件を貸しという後に続く形でうまく収めたり、便利屋が「夕陽に向かって!」と覆面水着団の強盗後の描写を彷彿とさせるセリフを言っていたのも個人的に構成の綺麗さを感じるところでした。

既プレイが故に演出面や間を埋める補完描写などを中心に見ていたため、こういった大胆なアニオリはかなり新鮮で面白かったですね。

便利屋と鉢合わせるシロコ

ホシノと先生の屋上での会話

学校の屋上で対策委員会について振り返るホシノと先生。
冗談を飛ばしつつも謙虚に振る舞う先生と、対策委員会のメンバーそれぞれについて語るホシノでしたが、その会話の運びや演出、BGMの良さも相まって今まで以上に引き込まれる描写になっていましたね。

全体の雰囲気もそうですが、ホシノの顔を影が覆う描写やホシノの独白なども意味深に挟まれており、今後の展開への布石としてかなり魅力的なシーンになっていたように思います。

表情の暗いホシノ

気になりポイント

以下、個人的に気になった箇所をピックアップ。

久しぶりの黒服

久しぶりに登場した黒服ですが、OP前の短い時間のみの出演となっていましたね。
特にゲームだとアニメ以上に出番やセリフが多かったりするわけではないので、まあ妥当な描写になっているとは思いますが、欲を言えばもう少し尺に余裕を持たせてその不気味さを感じられる演出になっていたら嬉しかったな、と思ってしまいました。

敵サイドの悪役として黒服はとても魅力的なキャラクターだと思っているので、今後の登場シーンでよりその魅力が伝わってくるような描かれ方がされることを期待したいと思います。

ホシノに取引を持ち掛ける黒服

柴関ラーメン跡地に置かれたバッグ

柴関ラーメン跡地に置かれたバッグについて、アニメではシロコがバッグを発見し柴大将の病室まで運び、病室ではそれについて触れるという補完がされていましたね。

その際、対策委員会の面々から善意の第三者による寄付である説が推されており、柴大将もその場で感涙にむせぶなど、その説を信じているような描写がされていました。
ただ、ゲームでは後の便利屋との会話時に、このバッグを置いて行ったのが便利屋であることを見透かしているような描写がされていたため、ゲームとの差異が生まれるのかどうか、というのが少し気になりますね。

まあ特に矛盾が生まれたとかそういう話ではないので、ゲームとは少し違った角度から元の内容に帰着するのかどうか、というところを少し楽しみに待ちたいと思います。

柴関ラーメン跡地に置かれたバッグ

先生の描かれ方

屋上でのホシノとの会話や続くアロナとの会話シーンでは、先生の口数が多かったり発言内容に人としての厚みを感じられるなど、その心情が伝わってくる描写になっており、今までとは少し違って先生の魅力を伝えようとする作りになっていたように感じました。

プレイヤーの分身程度のキャラクターではなく一人の人間としての姿が描かれていくのは、安直なソシャゲのアニメ化という枠から一歩先に進んだようにも感じられてとても嬉しかったです。

これを機に、次回以降も先生の心情を感じられる丁寧な描写を挟み、感情移入が進むような形になっていることを期待したいですね。

急に力尽きた?天井描写

土地の保有権の問題について議論をしていた際、唐突に天井が映ったと思ったらその描写が引き延ばされ、約20秒ほど天井が映り続けるというシーンがありましたね。

今回が全体的に高いクオリティとなっていたのもあって、急に力尽きたかのような描写が長いこと続いたのには少しびっくりしてしまいました。
一瞬、シーンとしての何かの示唆なんじゃないかと思ったほどですが、本当にこのシーンだけ唐突だったのでちょっと心配ですね。

おわりに

前回に高いクオリティを見せてくれたブルアカアニメですが、それに引き続いてさらに高いクオリティで描かれていた第7話でした。
個々のシーンの良さが十分に表現されており、山場にのみ注力するのではないかという不安を見事に払拭してくれたのが素直に嬉しかったですね。

また、今までの中で一番アニオリ描写が多い回でもありましたが、その内容がとても良く、既プレイとしても十二分に楽しむことができる作りになっていたのが印象的でした。

次回予告を見るに次回も大きなアニオリ描写がありそうですが、今回の話の運びから察するに今後の展開からしてもかなり良いバネになる予感がひしひしとしているので、一体どのくらいの大きな感情を抱かせてくれるような作りになっているのか、今から楽しみですね。

ということで、最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回があれば軽い気持ちでお付き合いいただけると幸いです。

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