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【ブルアカ】Vol.1「対策委員会」編 第3章「夢が残した足跡」8~16話の感想と気になりポイントについて


はじめに

このnoteは表題のシナリオについて、個人的な感想や気になった箇所を纏めたものとなっています。
そのため、あくまで個人の意見や感想である点をご承知おきください。

また、表題のシナリオに範囲を絞らずに言及することがあるため、
ブルーアーカイブ全体のネタバレが含まれる可能性があることにご注意ください。

なお、執筆者は文章を書くことに慣れておらず、また本noteも文章のクオリティを期待するようなものではないことをあらかじめお伝えさせていただきます。

感想

それではさっそく個人的に気になった箇所の感想から。

ユメ先輩とホシノの過去

今回の更新分では全体を通してユメ先輩とホシノの過去回想が挟まれていたのがとても印象的でした。

アビドスのために努力をしてきたユメ先輩の姿を見ることで、その人柄をより感じられたのもよかったですし、ホシノとの出会いや徐々に仲良くなっていく過程を知ることができたのもとても嬉しいところでしたが、その反面、既に確定した未来を知っているがために常につらさを感じる回想でもありましたね。

ユメ先輩とホシノの回想シーン

特にユメ先輩とホシノの最後の会話については、やはりポスターを破いた時が最後で、喧嘩別れだったようです。

ユメ先輩が行方不明になってから33日間、ホシノがどんな気持ちでユメ先輩を探していたのか、というところがより鮮明になり、読んでいてとてもつらいところでした。

ユメ先輩行方不明後のホシノ

また、ユメ先輩の死因についても判明しましたが、それは脱水症状による衰弱死でした。

遺体に関してもホシノにより既に回収済とのことで、今まで濁されてきたところがはっきりとした形でお出しされたのには、その救いのなさも相まってなかなか心に来るものがありましたね。

アビドス砂漠横断鉄道の裏にあるもの

今回、ついに砂漠横断鉄道の裏にある計画について語られましたね。
それはアビドス生徒会とネフティス間の「非対称戦力兵器」計画、「列車砲シェマタ」でした。

まさか列車砲というガチガチの兵器が出てくるとは思わなかったのでとても驚きましたが、私募ファンドのみならず、ネフティスの目的もこれにあるようなので、今後どんな関わり方をしてくるのか、正直楽しみです。

ただ、アビドス生徒会がこの計画に参加している、ということについては、アビドス生徒会に入れ知恵をしたものがいる、というスオウ談があったこともあり、まだ裏がある雰囲気を感じましたね。

この計画がどの代のアビドス生徒会との間でスタートしたのかについては正直話が複雑で正確には理解できていませんが、個人的にはユメ先輩よりも前の代だと思っているので、どんな事情や思惑があったのか、次回更新がとても気になるところでした。

列車砲シェマタ

ちなみに作中ではCCCが列車砲を発見しているようにも捉えられるシーンが挟まれていました。

これが別件の報告な可能性もありますが、現状列車砲を発見する可能性が一番高い勢力がCCCであるというのも事実なので、この短いワンシーンが次回更新分にどのように関わってくるのか、とても楽しみですね。

※ネフティスの裏切りに関する報告である可能性の方が高いとは思いますが、それに関しては後述します

何かの報告を受けるノゾミ

かわいい過去シロコ

3章の更新時、公式からシロコとノノミの入学式の画像が公開されていましたが、そこに写っていたシロコがなんと立ち絵ありで登場したのには驚きましたね。

アビドス高校入学前のシロコはホシノのことを呼び捨てにしていたようで、その幼さにどこか微笑ましいものを感じたりもしましたが、物品やトラックを盗んできたりと、今のシロコの片鱗を感じさせる行動をしていたのにはさすがにちょっと笑ってしまいました。

ホシノを呼び捨てにするシロコ

見せ場増し増しのアヤネ

ホシノと対峙した際、3機の雨雲号を使って対抗するシーンがありましたが、そのスチルの迫力がすごく、とてもかっこいいシーンでしたね。

結果としてホシノの強さが別格であることが感じられるシーンにはなりましたが、普段物静かなアヤネが本気になった時のその剣幕がとても新鮮でありつつ、人としての魅力を感じるシーンでした。

3機のヘリを操るアヤネ

また、先生から補欠選挙の話を聞くや否や、打開策についてすぐさま理解し行動に移す姿もかっこよかったですね。

アビドス生徒会の生徒会長となれば自治区のトップに立つということになるわけですが、迷いなく立候補したのには対策委員会のメンバーのことを第一に考えるその真っ直ぐな純真さが感じられました。

生徒会長に立候補するアヤネ

セリカの発言に強気で被せたり、必要なこととはいえノリノリでホシノを書記に降格させたりと、どこか楽しみながらいきいきとしていたのはちょっと面白かったですね。

ホシノを書記に降格させるアヤネ

あまりにも強いホシノ

以前からホシノの強さについては匂わせられていたわけですが、今回、シロコをタイマンで圧倒しつつ、セリカとアヤネ(+雨雲号3機)でもまったく相手にならないその強さを見せつけていました。

昔使用していた装備を身に着け完全武装をするその姿にはホシノが一人で無理をする悲しさを感じつつも、ユメ先輩の気持ちを踏みにじらせはしないという想いや、ノノミを救い、もう誰も失わないという決意が伝わってきて、正直かなりかっこよさを感じてしまうところでしたね。

完全装備のホシノ
昔の目に戻るホシノ

気になりポイント

以下、個人的に気になった箇所をつらつらと。
今回の更新分は話が複雑なこともあり、気になったところがたくさんありました。

プレナパテス時空との差異

今回更新分では随所にプレナパテス時空を思わせる描写が散りばめられていましたね。

例えばシャーレ爆破時、眠っていたアロナに変わってプラナが先生を守ったことで先生は無事だったわけですが、プレナパテス時空ではアロナは2人いない(プラナポジションのもう1人のOSがいない)ため、無防備な状態で爆発に巻き込まれていた可能性があります。
そのため、ここがプレナパテス時空での先生が瀕死の重傷を負う原因だった可能性がとても高いのではないか、と考えられると思っています。

ただその場合、地下生活者の扱いが少し気になるところでもありますね。
最終編でゲマトリアが解散した結果、地下生活者が介入してくることになったわけですが、プレナパテス時空では少なくともシロコテラーが別時空からやってくる事件は起きていないと思われますので、このあたりが運命として必ず起こることなのか、気になるところです。

先生の保護に成功するプラナ

また、この運命について、今回更新分の中でシロコが「ただいま」というシーンがあったかと思いますが、その内容がプレナパテス時空とまったく異なるものになっているという事実が大きく補強してくれる話なのかな、と個人的に考えています。

細かな状況や登場人物の差異があろうとも必ず起こることがある、という話は今後の展開にも関わってきそうで少し楽しみですね。

プレナパテス時空を思わせる演出があるシーン

ちなみに上述の話からは少し外れますが、もしプレナパテス時空での先生の重傷の原因がシャーレ爆破だった場合、その後の対策委員会に起こった数々の不幸もこれから起こることになると思います。

最終編でのシロコテラーの語りから、おそらく次に起こることはホシノが死亡する事件だと思われますが、その原因が今回のホシノ一人による特攻にあるのではないか、というのが今後の展開を見る上でも少し怖いところですね。
私募ファンドとネフティスを相手取ることが単純に厳しかったのか、それとも想定外の出来事があるのか、気になります。

ユメ先輩の死の原因

ユメ先輩の死因や遺体の回収についてなど、少しずつ具体的な話が明かされてきたわけですが、砂漠で遭難した件についてもコンパスを忘れてしまったことが原因であるとユメ先輩からのメッセージで語られましたね。

作中では誰かの頼み事を聞いてまた砂漠に行ったのかも、と言われていましたが、そのあたりの事情もはっきりしていないため、コンパスを忘れたという件についても、実は荷物から抜き取られていた、といったような誰かの悪意や思惑が絡んだ結果である可能性がまだあるのではないか、と考えています。

現状、不幸にも起こってしまったあまりにもリアルな事故という形ですが、今後の更新でどんな事実が明かされるのか、気になるところです。

ユメ先輩からホシノへのメッセージ

売買契約書

アビドス生徒会とネフティスとの砂漠横断鉄道の売買契約について、ネフティス幹部であるノノミの執事は、ネフティスが破産を避けるために少しでもお金が欲しかったのでは、という話をしていましたが、これについては少し疑問の余地があると思っています。

塵も積もれば山となる、とは言ってもたかが100万という金額は企業の破産を避けるには非常に小さなものですし、なによりこの契約では結局1万を払っただけで残金99万に関しては今も未払いの状態となっているため、破産を避けるための資金集めの契約内容とは到底思えないものとなっています。

そもそもユメ先輩がなぜこの契約を結んだのかというところも明らかになっていないため、次回更新以降でどんな裏が明らかになるのか、楽しみですね。

売買契約書の内容

シャーレの介入理由

当初、シャーレが私募ファンドとの件に絡んでくることについて、私的な取引への介入にどんな大義名分を掲げるのか、とスオウに突っ込まれていましたが、ノノミが誘拐されたことでこの理由付けも綺麗に行われることになるのか、というのが少し気になるところですね。

ノノミの誘拐についてはネフティスが勝手に行っているだけで、実際のところ私募ファンドは関係がないわけなので、大人としての舌戦の力による解決なのか、それともホシノが一人で特攻してしまったことに絡んでくるのか、というところですが、今回の補欠選挙の件も然り、ブルーアーカイブでの大人の力の発揮どころはとても熱いシーンが多いので、そういった意味で次回以降の理由付けにも期待したいところです。

アビドスの中学校

今回、アヤネとセリカの中学校時代について一瞬語られたわけですが、2人とも同じ中学校で既に友達だったことが分かったのは少し意外なところでしたね。

また、キヴォトスにおける中学校というところで、前回更新分では私立ネフティス中学校について言及したわけですが、今回アヤネとセリカが所属しているのは「アビドス公立第一中学校」ということで、公立の学校であることが明らかになりました。

キヴォトスでは自治区の運営はその自治区にある高校が行っているため、通常は公立学校の運営も各自地区の高校が行っていることが予想されますが、アビドスに関しては衰退に伴い授業すらなくなっているほどなので、その限りではないのかもしれませんね。

ただ、今現在でもアビドス公立第一中学校が存在しているのか、ということについては少し気になるところです。
アビドス衰退が始まり、約2年前にはネフティスも撤退したことでアヤネとセリカが最後の生徒だったのか、それとも在校生がまだ細々と残っているのか、アビドス高校の次代にも関係してくる話になりますので、どこかで知ることができれば嬉しいですね。

アイドルユニット計画

5thPVにもあったアヤネとセリカのアイドルユニットについてですが、今回更新分でその言及があったのにはさすがにびっくりしましたね。

もし来るのであればイベントという形になるかと思いますが、その場合はそのイベントの時系列がアビドス3章よりも後になることが確定したわけでもありますので、そういう意味でもちょっと面白い言及だったかな、と思っています。

アイドルユニット計画について語るノノミ

スオウの思惑

ハイランダー鉄道学園とネフティスが協力関係にあることから、今までネフティス側として振る舞ってきたスオウですが、今回ネフティスの裏切りを私募ファンドに連絡するなど、私募ファンド側と繋がっていることが明らかになりましたね。

これがスオウ個人としての動きなのか、それともハイランダーとしての動きなのかにもよりますが、今回更新分まででハイランダーはかなり静観している印象なので、次回更新でどんな動きを見せるのか気になりますね。

また、スオウの動きがハイランダーとしてのものだった場合、CCCへの連絡がこのスオウの動きに関連したものである可能性が高いと思いますので、対策委員会が私募ファンドやネフティスと争った後、ハイランダー鉄道学園として参戦してきそうでちょっと楽しみですね。

おわりに

すべてのお膳立てが整った8~16話の今回更新分でした。
3章としては中編にあたる回だったかと思いますが、ユメ先輩とホシノの過去に焦点を当てつつ、色んな思惑が交差して物語が動き始める様子にはさすがに興奮しましたね。

この調子で行くと次回更新で3章が終了することになるかと思いますが、いまだ沈黙を貫くハイランダー鉄道学園が控えていることから、この砂漠横断鉄道を巡る争いについても前振りに過ぎず、個人的にはこの第3章を前座として第4章が盛大に控えていると思っているので、それを含めた3章の終幕にも期待したいところです。

ということで、最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回があれば軽い気持ちでお付き合いいただけると幸いです。

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