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ブルーアーカイブ The Animation 第8話の感想と気になりポイントについて


はじめに

このnoteは表題のアニメについて、個人的な感想や気になった箇所を纏めたものとなっています。
そのため、あくまで個人の意見や感想である点をご承知おきください。

また、アニメの範囲に限らずに言及することがあるため、
ブルーアーカイブ全体のネタバレが含まれる可能性があることにご注意ください。

なお、執筆者は文章を書くことに慣れておらず、また本noteも文章のクオリティを期待するようなものではないことをあらかじめお伝えさせていただきます。

※本note内で利用しているアニメ画像はブルーアーカイブ公式Youtubeチャンネルにアップロードされている本編映像をスクリーンショットしたものとなります

ざっくり感想

それではさっそく個人的に気になった箇所の感想から。

クオリティの高いアクアリウム描写

今回、先生と対策委員会のみんなでアクアリウムに遊びに行った訳ですが、そのアクアリウムの描写のクオリティが高かったのがちょっと意外なところでした。

外観や内装についてはさすがに色々元ネタがありそうですが、魚自体も綺麗に描かれており、動きも滑らかだったのがとても良かったですね。

CGなどの技術的なところは詳しくないので技術として比較的ハードルが低いことなのか、それとも気合を入れて描いた結果なのかは分かりませんが、対策委員会の思い出という側面が強い今回のお話としても綺麗に印象に残るような良い描写だったように思います。

アクアリウム
アクアリウム内の水槽

ホシノの年相応な描写

前話では少し空元気を見せていたホシノですが、アクアリウムではちょっと興奮気味に魚の知識を語ったり、柵から身を乗り出しながらペンギンを眺めていたりと年相応な姿が見られたのがとてもかわいかったですね。

ゲームの時にはメインストーリーでこういった描写が見られることはほぼなかったと思いますので、かなり新鮮で嬉しい描写でした。

魚について語るホシノ
ペンギンを見てテンションが上がるホシノ

ホシノを気にかけるシロコ

風紀委員会戦の時から何かを隠し続けてきたホシノですが、今回ついにその一端として退学届を所持していることが判明しました。

ゲームでは、普段と様子の違うホシノを気にかけたシロコがバッグを漁ったところ退学届を発見した、という経緯だったため、アニメではかなり手厚い補完とケアがされていましたね。

シロコがホシノを気にかける描写をじっくり丁寧に描いてくれたのもそうですが、最終的に事故で退学届の発見に至ったというのもアニメ化にあたってよく考えられた構成のように思います。

溜めとしての役割が強い今回のアクアリウム回ですが、こういったアニオリに混ぜて丁寧に描写を入れてお膳立てしてくれるのは素直に嬉しいところですね。

ホシノの助けになりたい旨を伝えるシロコ

ユウカとノアのファンサービス出演

集合写真を撮ろうとした際、唐突にユウカとノアが現れて声をかけてきてくれましたね。

プロローグのメンバーについてもワンカットで出演するくらいだったので、アニオリのアクアリウムという脈絡がまったくない場所なこともあり、この2人が出てきてくれたのにはかなりびっくりしましたが、ファンサービスとしてとても嬉しかったです。

また、ユウカが先生に「その節は大変お世話になりました」と言っていましたが、これがゲームのプロローグ部分の話なのか、それともアニメ時空として何かがあったということなのか、少し気になりますね。
まあよっぽどのことがない限りはプロローグの話だとは思いつつも、個人的には後のアニメ展開で良い意味で予想を裏切ってくれることを期待したいと思います。

ノアとユウカ

大人として生徒を見守る先生

アクアリウムの帰り道、電車内で対策委員会の面々の幸せを願う先生でしたが、大人として生徒を思いやる気持ちが見えたのには、前話に引き続き人の厚みが出てきたのを感じられてとても良かったですね。

また、ホシノの様子がおかしいことに気付いている描写もありましたね。
アニメ後半から心情などが描写されることも多くなり、少しずつその人となりが伝わってきた先生ですが、それもあってこの描写が後の展開とどのように絡み合ってくれるのか少し楽しみです。

ホシノを心配する先生

気になりポイント

以下、個人的に気になった箇所をピックアップ。

脚本Yostar

SNSで見て知ったのですが、今回の脚本はYostarが担当したようです。
アニオリだからなのか別の理由があるのかは分かりませんが、そう言われるとゲームに近いYostarの独特なリズムを感じた気もしますね。

脚本担当者の名前に社名が入るのは初めて見たので少しびっくりしましたが、がっつりアニオリという回だったこともあり、個人的には世界観の構築にそれだけ力を入れているようにも感じられたところでした。

ホシノワープ

シロコの登校時、路地裏に入っていくホシノを見かけたシロコが傍までよると、なぜかホシノを乗せた車が後ろの道路を通過する、というシーンがありましたね。

シーンの意味としてはもちろん理解はしているんですが、どうにも路地裏から道路までワープしたように見えてしまうのが気になったところでした。
路地裏に入って違う道へ抜けてそこで車に乗ったんだろうな、とは思いつつも、もう少し分かりやすい見せ方があったんじゃないかな、と思ってしまうシーンでしたね。

退学届の演出

シロコがホシノを引き留めた際、バッグが落ちたことで床に中身が放り出され、そこで初めて退学届が出てきた訳ですが、人によってはその存在に気づけなかったのではないか、というくらい一瞬のシーンになっていましたね。

その後のCパートでシロコが先生に相談していることから、Bパートではその書類が退学届であるかどうか判別させるつもりはなかったのかもしれないですが、視力検査のように見えた人と見えなかった人でBパート後半の感じ方が分かれてしまうのは少しよろしくなかったんじゃないか、と思ってしまうところでした。

また、Cパートで退学届であることが判明するシーンでは、シロコに寄りそう先生という描写が前面に出されていたように感じましたが、ゲームでは退学届を契機に深刻さが加速していく展開だったため、少し物足りなさを感じてしまいました。

もちろん今回の描写は取り立てて言うほどの話ではなく、その深刻さを表す描写についても次回以降に集中して描かれていくものだとは思いますが、退学届の描写が少しあっさりしていたのにはちょっとだけ引っかかりを覚えてしまうところでしたね。

おわりに

温かみのある日常と不穏な展開が綺麗に描写されていた第8話でした。

ラストスパートに向けての溜めも十分といったところで、ブルアカアニメとして次回以降どのような勢いで畳みかけてきてくれるのか、とても楽しみですね。

また、前回と今回でアニオリ描写が多かったこともあり、クライマックスまでの描かれ方についても、アニオリとはいかないまでもブルアカアニメとしての大胆な描写になることを期待したいですね。

ということで、最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回があれば軽い気持ちでお付き合いいただけると幸いです。


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