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ブルーアーカイブ The Animation 第1話の感想と気になりポイントについて


はじめに

このnoteは表題のアニメについて、個人的な感想や気になった箇所を纏めたものとなっています。
そのため、あくまで個人の意見や感想である点をご承知おきください。

また、アニメの範囲に限らずに言及することがあるため、
ブルーアーカイブ全体のネタバレが含まれる可能性があることにご注意ください。

なお、執筆者は文章を書くことに慣れておらず、また本noteも文章のクオリティを期待するようなものではないことをあらかじめお伝えさせていただきます。

※本note内で利用しているアニメ画像はブルーアーカイブ公式Youtubeチャンネルにアップロードされている本編映像とノンテロップ映像をスクリーンショットしたものとなります

ざっくり感想

それではさっそく個人的に気になった箇所の感想から。

プロローグ

記念すべきアニメの最初はしっかりとゲームの冒頭シーンを入れてくれてましたね。
ゲームではテキストとスチルでしか見ることができなかったので、アニメ映像になると情報量が増えてとてもいい仕上がりでした。

また、崩壊するキヴォトスのシーンがあることで、さっそくアニメ続編の期待が高まるシーンでもありましたね。

銃を突きつける謎の少女
電車内での謎の少女(その2)の語り

荒廃したアビドス

砂漠化が進むアビドスですが、アニメで改めて見ると砂漠に浸食されているというより、もはや砂漠の中に街があるような雰囲気で、ゲームテキストでインプットされていた脳内の感覚とのギャップにちょっとびっくり。

逆によくまだ公共交通機関が機能してるな・・・

ちなみにアニメ初見の方の感想を見ていると、ブルアカってポストアポカリプスな世界観なの?というものがあり少し新鮮な気持ちでした。

砂に埋もれるアビドス

対策委員会の顔見せ

対策委員会の日常会話と世界観説明、エデン条約にも少し触れていましたね。アニメから入る人用の導入としてもいいアニオリだったと思います。

それと、コロコロと表情が変わるセリカがかわいかったですね。ゲームだけの情報だとここまで表情が動く印象はなかったのでここでもアニメの良さを感じました。

余談ですが、普段そこまでスポットが当たらないキャラのかわいさが目立った時、ブルアカ界隈ではよく「(キャラ名)がバレる」と言ってるのを聞きますが、誰も傷つかない良い表現で結構気に入っています。

対策委員会の雑談とコロコロ表情が変わるセリカ

スケバンとチンピラロボット

こちらもアニオリの描写。キヴォトス人はみんな銃を持っているし、被弾しても大したダメージもない、ついでに獣人もロボットもいるという割とハチャメチャな世界観が分かりやすく説明されていました。

いつものスケバン
男性仕様のチンピラロボットたち

先生の登場とアビドスの説明

アニメ版では思った以上にしっかりと遭難していた先生。ゲームにあったシロコとのちょっと気持ち悪いエピソードは尺の都合か丸っとカットでしたが、特に今後のお話に支障はないのでよかったんじゃないでしょうか。

また、物品の援助については物品譲渡書類のやり取りという形に改変されていましたね。
続く戦闘シーンでもゲームと違い弾薬が少ない状態での戦闘になるなどシチュエーションが変わっていましたが、ゲームの時も弾薬とかどうやって持ってきてるの?状態だったので、説明パートも含めて全体的にいい改変だったと思います。

アニメ版先生の自己紹介

この無言のやり取り、かわいかったです。

無言のやり取りをする3人

カタカタヘルメット団との戦闘

思っていた以上に動く戦闘シーンで個人的には大満足でした。
強いて言えば、アビドス側の連携があまり取れておらず劣勢という描写が少し意外でしたが、各種演出の意図を汲めばそれもまたありなのかなと。

また、先生指揮後のノノミの弾幕やアヤネのドローン支援などもゲームのEXスキルを思わせる演出がされていてリスペクトを感じましたね。

それと、ヘルメット団が素顔を晒すと恥ずかしさで戦闘不能になるというのは面白いアニオリでしたね。この設定が今後にどう影響していくのかはさておき、今回の戦闘シーンの落としどころとしてはかなり良かったのではないでしょうか。

ただ、眼球に弾丸を何発もくらっても大丈夫なのにはさすがにびっくり。キヴォトス人って眼球まで丈夫なんだな・・・

アビドス高校を襲撃するカタカタヘルメット団
ノノミの射撃シーン

めちゃめちゃ動くOP

今回のアニメ、ここまでもすごくよかったのですが、間違いなく一番テンションがあがったのはこのOPでした。
アビドスの日常描写に心を打たれたのもそうですが、全カットスチル並みの気合いの入り方にさすがに圧倒されました。

アニメ全部をこの作画で!と願わずにはいられませんでしたが、さすがに現実問題として不可能なのが本当に残念・・・

アビドス対策委員会の集合写真

また、個人的に気に入っているのがこのカット。キヴォトスに暮らしている名前も明かされていない生徒のこともしっかり描いてくれるのがブルーアーカイブの好きなところです。

談笑する学生たち

シッテムの箱

最後にちらっとアロナのお披露目。今まで明確に断言されたことはありませんでしたが、やっぱり先生はシッテムの箱の中に入れるんですね。

アロナ

気になりポイント

以下、個人的に気になった箇所をピックアップ。

男性仕様のチンピラロボットたち

しれっと男性仕様の学生?ロボットたちが出ていましたが、これはキヴォトスの世界観としても割と大事な初出し情報なのではないでしょうか。

学生だった場合はキヴォトスの認識の根幹から変わりそうですが、さすがに彼らはブルアカの各種学校には通っていないと思うので、その扱いというか立ち位置が気になります。

戦闘シーンにて劣勢なアビドス

前述の通り、戦闘シーンでは先生の介入があるまで劣勢として描かれていたアビドスですが、ゲームをプレイしているとこれはかなり意外でした。

ここは結構気になった方も多いのではと思うのですが、演出の意図を汲むに下記の3つくらいが主な理由なのではと考えています。

1.弾薬が底を尽きかけている焦り
2.その事実をヘルメット団に知られている焦り
3.弾薬量の差が如実に出て、陣形構築などに影響が出ている

劣勢描写自体は特に問題ないとは思うのですが、この場合、本当に弾薬が尽きかけていて限界だった描写、もしくは心理的に連携を崩されていた描写などがもっと手厚く欲しかった部分でしたね。

ただ、このアニメの演出自体は十分理解できる範囲ではあるので、より気合の入った描写などは以降の見せ場のシーンなどで見れると嬉しいなと思っています。

ちなみに、戦闘シーンではホシノが意味ありげな表情をしていたので、もしかしたら先生がいることでホシノが動きづらくなり、結果として劣勢になった、という可能性もあるかもしれないですね。
その場合、今後の伏線回収に期待です。

銃の持ち方

アニメ1話放映後、生徒の銃の持ち方や構え方に言及した話題をよく見かけましたね。
これに関してはゲームプレイ勢とアニメ初見勢で事前知識量の差があるのである程度仕方ないのかなと思っていますが、個人的には銃を持っているのは基本的にみんなただの子供である、というのは忘れてはいけない点だと思っています。

みんな特に戦闘訓練を受けた訳でもない高校生なので、本格的な戦い方はSRT登場時などに期待したいですね。

先生の戦闘指揮

こちらもよく見かけた話題ですね。先生の戦闘指揮が形だけであまり意味がないのではないか、といった内容が主ですが、個人的には結構アニメ用にまとめられたいい演出になっていたのではないかな、と思っています。

連携が乱れて混乱している中、各員の行動内容と目標を指示するだけで立て直しという意味でもかなり有効だと思いますし、敵大将を含めた掃討の道筋をスムーズに示しているというのも指揮としてかなり優秀なのでは、という印象を受けました。

ただ、この指揮って先生じゃなくてもできるよね?という意見についてはある程度その通りで、これに関しては先生の指揮能力とは別に、アロナの補助をどう考えるかというのが解釈の要素に入ってくると思います。

個人的には、指揮の最中にシッテムの箱を使用していたので、ゲームと同様に各員の配置や体力状況、EXコストに代わるエネルギー状況、果ては全ステータスなどがモニタリングできており、それが先生の指揮を一線を画すものにしているのでは、と考えていますが、アニメではそこはさして重要な要素ではなく特に詳細な説明はないと思われますので、先生の指揮がうまいんだな、くらいの理解がちょうどいいのかもしれないですね。

おわりに

ついに始まったブルアカアニメですが、想像以上に良いクオリティのものが出てきて正直びっくりしています。
事前のキャラ紹介PVなどでは少し作画が不安な箇所もありましたが、1話ということもありそのあたりも結構安定していましたね。

過去にキャラデザがお披露目された時などはちょっとどうなるものかと思ったりなどもしましたが、実際に動いているのを見るとよく溶け込んでいてむしろかなり魅力的に見えたので分からないものです。

ブルアカアニメが見せたいものについては1話でよく伝わってきたと思っているので、今後のキャラの見せ方や描写の力の入れどころに注目しつつ、続きを見ていきたいと思います。

ということで、最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回があれば軽い気持ちでお付き合いいただけると幸いです。

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