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ブルーアーカイブ The Animation 第2話の感想と気になりポイントについて


はじめに

このnoteは表題のアニメについて、個人的な感想や気になった箇所を纏めたものとなっています。
そのため、あくまで個人の意見や感想である点をご承知おきください。

また、アニメの範囲に限らずに言及することがあるため、
ブルーアーカイブ全体のネタバレが含まれる可能性があることにご注意ください。

なお、執筆者は文章を書くことに慣れておらず、また本noteも文章のクオリティを期待するようなものではないことをあらかじめお伝えさせていただきます。

※本note内で利用しているアニメ画像はブルーアーカイブ公式Youtubeチャンネルにアップロードされている本編映像とノンテロップ映像をスクリーンショットしたものとなります

ざっくり感想

それではさっそく個人的に気になった箇所の感想から。

ゲームチュートリアル

アニメ第2話の冒頭はゲームのチュートリアルのシーンからスタート。1カットだけとはいえD.U.のあちこちから煙が上がっているのはなかなかな混乱を感じさせるシーンになっていましたね。

また、戦車の装甲を貫いている描写もありました。メンバーを見るにハスミの一撃だと思われますが、アニメでの装甲に対する銃撃の扱いについては気になっていたので、これには少し驚きました。

煙が上がるD.U.

セリカにつきまとう先生

ゲームではなかなかのしつこさを発揮する言動をしていた先生ですが、アニメではかなりギャグ調に表現されていてとても見やすかったですね。

それに伴い、怒るセリカのセリフもあまりとげとげしさを感じずにすんなりと見ることができたので、アニメとしてより楽しみやすくなった印象を受けました。

怒るセリカ

対策委員会のスニーキングミッション

アニオリで追加されたセリカへのスニーキング描写ですが、結構おふざけ気味な感じで少し懐かしいアニメっぽさを感じました。

勝手な想像ですが、きっとブルアカアニメで前面に出していきたいのはこういった生徒の日常や心情などの描写なんでしょうね。

セリカを監視するシロコ

動く柴大将

柴大将もついにお披露目。アニメでは結構若々しい雰囲気でしたね。
個人的なイメージでは声も低めの渋い印象を持っていたのでちょっと意外でしたが、何回か聞いているうちにすぐに慣れてきました。

余談ですが、ゲームの方でもカスミ実装時に同じような感覚を覚えたこともありましたが、こちらもすぐに慣れてしっくりきているので、イメージとのギャップについてはその溝が相当に深くない限りは大して気にするほどのことでもないのかもしれないですね。

柴大将

バイト中のセリカ

決めるところはバシッと決めてくれるアニメ制作。第2話では全体的にセリカの表情作画に気合が入っていましたが、ここは特にかわいかったですね。

また、柴関ラーメンでの描写もそうですが、第2話では全体を通してセリカの心情に注目した丁寧な作りになっていたのも個人的にとても満足でした。

セリカの接客
先生を睨むセリカ

ちなみに、ゲームにあったシロコとノノミのどちらの隣に座るか問題については先生が誕生日席に座ることで解決・・・したのかと思いきや、そもそも2人とも奥の席に座るという改変もされていましたね。

2人を奥に座らせた理由はあまり分かりませんが、これもまたアニメなりの配慮の一部なんだと思います。

誕生日席に座る先生、奥に座るシロコとノノミ

セリカの葛藤

柴大将やシロコとの会話シーンが追加されたことにより、セリカが先生を認めるまでの道筋がより綺麗にまとめられていましたね。

また、柴大将が大人として、シロコが先輩としてセリカと接している何気ないシーンを見ることができたのも、より解像度が上がってとても嬉しい描写でした。

シロコとセリカの会話シーン

vsカタカタヘルメット団

セリカの救出にやってきた対策委員会。アニメではアヤネのドラテクに着目してジープに乗って登場、その後は装甲車のヘイトを買って時間稼ぎと、良いアニオリ描写になっていましたね。

また、シロコのEXスキルのドローンミサイルなど、爆発物を使用して装甲車を横倒しにしていたりと、アニメならではの演出が楽しめたのも新鮮でした。
その他にも、シロコが斜面を滑走しながら射撃をしたり、肉弾戦を交えたり、ホシノが装甲車に飛び乗って接射したりと想像以上に動いていたのも印象的でした。

そして最後は第2話の主役ともいえるセリカが戦闘を締めてフィニッシュ、その後先生に感謝を伝えるシーンもあり、構成としてもシーンとしても綺麗に作られていてよかったですね。

どこかほっこりするED

第2話で初お披露目のED。OPとはがらっと雰囲気が変わりましたね。EDらしい心が落ち着くような雰囲気の曲と動画になっていて、EDの力の入れようを感じられました。

また、アビドスのみんな一人ひとりの日常の描写から始まり、少しずつ複数人の描写に変わっていく演出にはどこかエモさも感じましたね。

最後にはそこに先生も加わり、みんなで自撮り写真を撮っているのも温かい気持ちになれてとても好きなところです。

先生とアビドス対策委員会の自撮り写真1
先生とアビドス対策委員会の自撮り写真2

気になりポイント

以下、個人的に気になった箇所をピックアップ。

ちょっと駆け足なチュートリアルシーン

チュートリアル戦闘とシッテムの箱起動について、OP前ということもあり駆け足気味に描かれていたのが少し気になるところでしたね。

おそらくはチュートリアル戦闘とそのメンバー描写については完全なファンサービスで、シッテムの箱とアロナの説明がメインのシーンだったのだと思います。
ただ、対策委員会編でアロナにスポットが当たることはほぼないと思うので、あくまで雰囲気だけの紹介ということで、短い尺でさらっと流したこと自体はアニメ初見の方も含めてそこまで影響はないものと思われます。

装甲に対する銃撃の有効性

チュートリアル戦闘シーンではハスミのものと思われる一撃が戦車の装甲を貫いていましたが、後のヘルメット団との戦闘シーンではノノミのミニガンやホシノのSG接射でも装甲車に有効打を与えるには至っていませんでした。

果たして、SRが装甲に対して有効であるのか、それとも個人の練度などに影響されているのか、アニメでの装甲に対する銃撃の扱いや、そもそもの彼女たちの強さというのがどう表現されるのかが気になりますね。

対策委員会編ではカイザーPMCが出てくる関係で、装甲車や戦車の登場が多くなると思うので、その度に爆発物で横倒しにする、というのは演出としても少し難しそうに感じます。
今後のアニメで、装甲に対する有効的な攻撃の描写がさらに見られると嬉しいですね。

アヤネと一緒にジープに乗る先生

ヘルメット団との戦闘シーンではドラテクが光るアヤネでしたが、その横には先生も同乗していましたね。

アロナバリアが存在していることを知っていると、まあこれくらいなら大丈夫だよな、となりますが、そのあたりの事情を知らない対策委員会の面々やアニメ初見の方からすると結構怖い描写なんじゃないかな、と思います。

アニメ的な演出として受け入れるのが丸いと思いつつも、今回なんて装甲車3台に火力を集中されているような状態でしたから、このギリギリを生きている感じはもう少しうまく描写できたんじゃないかな、と思ってしまうシーンでした。

とてとて走るアビドスの面々と、遠すぎるセリカ

少し重箱の隅をつつくような形になってしまいますが、戦闘シーンの終盤、ヘルメット団の装甲車2台の気を引くために囮となるシロコ、ノノミ、ホシノの3人でしたが、制作陣が力尽きたようなその描写は少し気になってしまいました。

特に遮蔽もない砂漠を走る3人とそれを追う装甲車、ヘルメット団が慢心しているかつ、キヴォトス人が丈夫であるという点を差し引いても、かなりの運が絡む行動に思えてしまいました。
戦闘シーン全体を通して見ても、クオリティの低下を感じずにはいられないシーンだったと思っているので、このあたりはBDでの修正を期待したいですね。

また、セリカが最後の狙撃を行うシーンですが、あれだけ遠いビルに上って狙撃を行うということ自体、少し引っかかってしまう描写でした。
上から見下ろすことで撃ちやすくなったり、距離を取ることで意識外から狙撃をしたい意図があったのかと思いますが、あまりにも距離があるため狙撃精度低下の方の心配が勝ってしまう描写だったかと思います。

これに関しては、わざわざビルに走らせなくても描き方次第でどうとでもなるようにも感じられたため、ここは素直にちょっと残念な描写でしたね。

おわりに

アビドスの面々の日常や心情の描写、表情の作画などが丁寧で、かなり満足な第2話でした。

以降のストーリーにも繋がってくる伏線的な回である関係上、インパクトという意味では少し薄いですが、キャラの魅力や心情描写がアピールされていて、ブルアカアニメの見せたいところが視聴者に浸透してくる良い2話だったんじゃないでしょうか。

この調子で以降も制作のこだわりポイントを感じられる丁寧な作りになっていると嬉しいですね。

ということで、最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回があれば軽い気持ちでお付き合いいただけると幸いです。

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