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【ブルアカ】Vol.1「対策委員会」編 第3章「夢が残した足跡」17~27話の感想と気になりポイントについて


はじめに

このnoteは表題のシナリオについて、個人的な感想や気になった箇所を纏めたものとなっています。
そのため、あくまで個人の意見や感想である点をご承知おきください。

また、表題のシナリオに範囲を絞らずに言及することがあるため、
ブルーアーカイブ全体のネタバレが含まれる可能性があることにご注意ください。

なお、執筆者は文章を書くことに慣れておらず、また本noteも文章のクオリティを期待するようなものではないことをあらかじめお伝えさせていただきます。

感想

それではさっそく個人的に気になった箇所の感想から。

ホシノ無双

今回更新分では随所でホシノの圧倒的な強さを感じられたのがとても印象に残りましたね。
冒頭のvs私募ファンドでは敵の兵士をほぼ1人で蹴散らしていたのもそうですが、ヘリの足に飛び乗って破壊するといった映画のようなアクションをしていたのには冒頭からさっそく興奮してしまいました。

また、後半では本気で戦わなかったvsシロコを除いた、vsスオウ、vs対策委員会の連戦にも勝ち続けるなど、前回更新分に引き続きその強さがとても目立っており、最初の頃に感じた危うさすら跳ね除け、一周回って頼もしさすら覚えてしまうほどでした。

ホシノの強さについては以前から語られていたことではありますが、正直ここまで強いとは思っていなかったので、この強さが描かれた今、その強さの秘密が少し気になりつつも、次回更新やそれ以降の活躍にも期待してしまいますね。

単身、ノノミを救出に向かうホシノ

カイザーの乱入

今回、裏でネフティスと組んでいたカイザーが乱入してきましたが、3章冒頭からカイザーは無関係であるような描写が各所で挟まれていたため、少しメタ的な視点もあり個人的に出てこないものと踏んでいたので、この乱入にはさすがに驚いてしまいましたね。

また、そもそもの債権売却の件も、カイザーとネフティスが組んでいたが故のものであるということで、上述の登場の話と併せてまとめて回収されたのはしてやられたな、と感じたところでした。

結果的に、今回更新分の範囲では例のごとく都合の良い悪役のポジションに収まっていた訳ですが、次回更新でそのあたりが変わるのかどうか、というところが少し楽しみですね。

カイザーのロゴ

予想外なスオウの動きとその思惑

前回、ネフティスと協力関係にありながら裏で私募ファンドと繋がっていたことが判明したスオウですが、今回更新分では裏切りに裏切りを重ねるという予想外な展開となっていましたね。

所属の推移だけ見ても、元々は学園に所属していない不良で、そこからネフティス→ハイランダー→(おそらくこの時点でカイザー)→私募ファンド→カイザー→独立、というすごい経歴の持ち主でした。

また、カイザーを裏切った後は単身でホシノと敵対する動きをしていた訳ですが、作中ではどうにもその目的の輪郭が掴みづらい描写となっていたのも記憶に残ったところですね。

「アビドスの恐怖と狂気を否定するために、私はここにいる。」「あれだけ砂漠を彷徨ったというのに、私は・・・。」等々の発言から、何かアビドスと関係があるような様子も匂わせられているので、スオウの出自や目的、アビドスやホシノとの関係などがどのように明かされていくのか、次回更新がとても楽しみですね。

アビドスやホシノに執着している様子のスオウ

ホシノの行動と判断

生徒会の谷で対策委員会メンバーとの3度目の衝突があったホシノですが、一度は皆の元へ帰る判断を下しかけるも、再び単身で列車砲を止めに行ってしまいました。
しかし、その際に地下生活者のカットインが入ったことから、ホシノの行動が少なからず地下生活者の干渉の影響を受けていることが分かりましたね。

この地下生活者の干渉についてですが、今まで合間に挟まれていた地下生活者の描写と併せて考えると、おそらく3章冒頭からホシノの動きを操るような干渉を行っていたものと思われます。

3章でのホシノの行動は、作中で度々言われているように2章までで得てきたものをある意味否定する形で展開されてきたので、こういった判断がおそらく地下生活者に誘導された結果だろうと分かったのは個人的に少しスッキリしたところでしたね。

ホシノ vs ヒナ

またしても単身でスオウを追うホシノに対して、先生が電話で応援を求めた結果、駆け付けたのはなんと満を持しての登場となったヒナでしたね。

その登場シーンはあまりにもかっこよく、あの空間の緊張感と、味方サイドであるはずなのにどこかラスボスのような雰囲気すら感じる描写からは興奮とともに独特な感情を覚えたところでもありました。

今回更新分の内容は、このホシノvsヒナの激突とともに終了したこともあり、次回更新の展開についてもとても気になりますし、初の対戦カードという側面もあるので、その戦闘の様子や結果も併せてとにかく待ち遠しいですね。

ホシノを待ち受けるヒナ

気になりポイント

以下、個人的に気になった所をピックアップ。

間に合わなかった契約更新

前回、売買契約書のしがらみに囚われていた対策委員会の面々でしたが、その状況を打開する一手としてアヤネが生徒会長になるなど、諸々の打開策を持って総会に乗り込む引きになっていましたね。

この売買契約の継続について、カイザー乱入の混乱という要素がありつつも、結果的には単純に時間切れという形で終結してしまったのが、個人的に少しもったいなかったな、と感じてしまったところでした。

発言権を認めない旨の主張もありはしましたが、それもタイムアップ後に出てきた程度の話で、読んでいる限りだとやはり混乱の中の時間稼ぎによって今までの打開策が無駄になってしまったという印象を個人的に受けたので、ここはもう少しカイザーに出し抜かれた感覚を覚えられるような展開になっていたら嬉しかったな、と思ったところでしたね。

しかしそれはそれとして、この打開策はアビドス生徒会に関する問題や、今後の対策委員会の指針、ホシノの気持ちの整理等々に関わってくる話ではありますので、次回以降にもこの恩恵を感じられるような展開になっていることに期待したいと思います。

売買契約書を破棄するプレジデント

法解釈の注釈

今回更新分の冒頭にあった法解釈の注釈ですが、これが一体どこにかかっているのか、というのが個人的に少し気になったところでした。

特に捻らずに考えれば、今までの売買契約書の話に加え、契約が無効になった後の列車砲の所有権に関わってくる話になるのかなと思いつつも、記憶の限りだとこのような注釈が挟まれるのは初めてだったこともあり、わざわざ注釈を挟むことについて、少し引っかかりを感じてしまったところでした。

もしこの注釈が次回更新の範囲に関わる話だった場合、法解釈に関連する話がどのように展開されるのか、というところは少し楽しみですね。

17話冒頭の注釈

地下生活者がいた空間

今回、地下生活者が実在と非実在が確定していない空間である「混沌の領域」に潜んでいることがプラナによって突き止められましたね。

この混沌の領域については、少なからずパラレルワールドが関係してくる話だと思っているのですが、以前最終編に出てきたこのパラレルワールドという概念が今回改めてメインストーリーに出てきたことから、今後のメインストーリーの展開にもまた絡んできそうな雰囲気を感じられて、個人的に少し期待してしまうところでした。

最終編の後日談では、プラナがアロナを見て連邦生徒会長の名前を出していたり、4.5th PVに謎の連邦生徒会長に似た人物が映っていることもあり、そういった話にこのパラレルワールドの話が関わってくる可能性もありそうで少し楽しみですね。

「混沌の領域」に潜む地下生活者を見つけたプラナ

カイザーPMC所属の生徒

余談レベルですが、今回スオウがカイザーに所属していることが判明したことから、カイザーに所属している生徒が初めて出てきた、というのは個人的に少し面白く感じたところでした。

朧げな記憶ですが、たしか作中では対策委員会編でカイザーにも生徒が所属していることが語られていたと思うのですが、立ち絵として出てくるのはすべてオートマタの兵士たちだったので、今回カイザー所属の生徒というものが出てきたのは結構意外に感じられましたね。

最終編で先生が誘拐された時などは、ヴァルキューレモブがその変装を解くと、そこにはカイザーのオートマタが、というようなちょっと面白い感じにもなっていたので、ネームドとはいえカイザーに生徒が所属している話が回収されたのは少し嬉しいところでした。

カイザー総力戦

列車砲を手に入れるべく、カイザーグループの全戦力を集結させようとしているプレジデントですが、今回の更新の範囲ではまだ急増の追手という形に収まっていましたね。
このカイザーの全戦力について、次回更新でどのような展開を見せてくれるのか、というところが個人的に少し楽しみなところですね。

ただ、少しメタ的な予想も混ぜて考えてしまうと、今までの煮え切らないカイザー勢力の扱いもあり、列車砲のちょうどいい試射対象になりそうな気がしているので、ラストスパートに向けたちょっとした舞台装置に留まるのか、それとも活躍の場を与えられるのか、次回更新をちょっとだけ楽しみに待ちたいと思います。

ゲヘナの雷帝

列車砲に関連して随所で名前が出てくるゲヘナの雷帝ですが、今回、既に卒業済かつキヴォトスを離れていることが語られました。

キヴォトスという謎の多い世界の話として、卒業した生徒の扱いが語られるのは初めてでとても驚いたところでしたし、このゲヘナの雷帝が今後のストーリーで絡んでくるのかどうかによっては、さらに周辺の深堀が進む話だと思うので、今後のストーリーでもまた登場してくることに期待したいですね。

また、列車砲にはキヴォトスに存在しない技術が使われているとのことで、ゲマトリアとの関わりが匂わせられているのもそうですが、キヴォトスの外という概念との関連が明かされていきそうな雰囲気もあり、そういった意味でもとても楽しみですね。

さらに言えば、ゲヘナの雷帝、列車砲のゲヘナの校章、極めつけはヒナの参戦と、少しずつゲヘナの機運が高まっていることもあり、今後のメインストーリーではついにゲヘナの話が実装されるのか?というのも個人的に少し期待してしまっているところでした。

おわりに

ホシノやスオウに大きな動きが見られつつも、まだまだ物語が加速していく様子を見せてくれた17~27話の今回更新分でした。

てっきり今回更新で対策委員会編第3章が終了すると思っていたのですが、蓋を開けてみると27話にしてまだ続きがあるというとんでもないボリュームになっていましたね。

物語の展開的にもさすがに次回更新で区切りがつくだろうといったところですが、この27話で敷かれてきた数々の謎がすべて回収されるというのも中々に難しいと思いますので、そういった意味でも次回の展開やその着地がどうなっていくのか、とても楽しみですね。

ということで、最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回があれば軽い気持ちでお付き合いいただけると幸いです。

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