胡蝶蘭の色
今回お迎えしたエリヤーは、なんとも色の説明が難しいお花です。
繊細な色なので、室内の灯りの色や、背景の色によってもけっこう雰囲気が変わってしまいます。
言葉で説明すると、中心は白く花びらの先にかけて淡い黄色に色づき、さらに全体的に紫色のドットが入っている。ドットは中心では大きめで、花びらの先にかけて細かくなっていく。リップはアプリコットと白のグラデーションで、中心に薄い紫色が載っている、のような…。
どういう交配でこうなったんだ!?
色んな遺伝で、花の部位の色が決まるのでしょうが、ぱっと見ただけでは地味な花なのに、長く見ていればいるほど、見るのが楽しいです。
室内の光によって色味が変化するのはよくあることですが(うちの灯りだと、濃い紫の花は茶色っぽく見えてしまったり)、なかなかこれは、どういう状況で撮影したらこのきれいさが伝わるものか。使っている端末の特徴や、どの程度の明るさにしているかなども関係するし、突き詰めれば色を感じる感度のようなものも個人差があるので、こういう微妙な配色の素敵さは、なかなか伝えるのか難しい気がします。
生育状況で、栄養状態がよいと発色がよくなったりなどもあるかもしれないので、これからも見守っていきたいと思います。
どっちもどっちかな?
葉っぱは相変わらず垂れ下がっていますが、固さはあるし、つやつやしているのでまあ大丈夫でしょう。
おまけのハナオトメです。
この花はシンプルな色なので、灯りが変わってもそんなに印象が変わりはしないです。
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