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大山 0228

2022年度の間は、毎月大山に登ろうというこの試みも、残すところあと二回となりました。そうして、二月もとうとう月の最終日に。晴れてよかった……。
慣れてくると、もはやヤビツ峠までバスに乗るのもなんだかねえとなってきます。
今回、あわよくば乗ろうかとも思っていましたが、あまりの混雑ぶりにうんざりして、蓑毛まで乗りました。蓑毛のバス停脇でいつも見かける犬が、最近通勤途中に見かける犬とよく似ているので、じっくり見てみたかったのもありました。
私がじっと見ていたから、犬が吠え続け、不審に思った飼い主さんが現れて尋ねられたので、秋田犬だということを知ることができました。秋田犬、いつか仲良くなれたらいいな……。

柏木林道からヤビツ峠まで一時間くらい。
ヤビツ峠から山頂までは一時間ちょっと。
歩きつつ、もはや冬ではないなと思います。一月前よりも、着る服が一枚少なくてすむような感じ、まあ、今も日によって、もしくは時間帯によって気候はころころ変わっているのでしょうが。
秦野駅で朝マックしていたので(久々に卵を食べた)少し出発は遅くなったのですが、それでも十二時前には余裕で山頂に到着です。
さすがに暖かくなってきたので人も増えて、山頂付近の、新たにできたベンチはいつも人でいっぱいでした。少し降りたところにある、以前からあるベンチのところにいったら少しゆっくりできました。しかし、ここもすぐに人でいっぱいになりました。
平日でもこれなのだから、休日は来られたもんじゃないな、なんて思ってしまったりもするのですが……、ぜいたくすぎるでしょうか?
今年は県外にはほとんど行かずに、せっせと大山に登っていました。
来年はどうするかわからないですが、一月なんてそんなに頻繫ではないと思っていたけれど、けっこうあっという間てした。

大山のさまざまな季節の様子が見られたのは、とてもよかったです。
山頂から見晴台へ行く間に、四月にはマメザクラが咲いていたり、六月にはバイカウツギが咲いていたり。
丹沢に咲く花という本があり、花から植物の名前を調べるときに便利です。マメザクラも、パイカウツギも、この本で調べて初めて知りました。


マメザクラ


バイカウツギ(梅の花っぽいということでしょう)


木道、賛否両論あるかもしれませんか、木道の合間から植物が生えているのを見ると、横幅✕縦幅の膨大な面積が植物の生育地になるから、よいのではないかと私は思います、木道の下にいる間は鹿にも食べられないし。


あと、夏場は山頂にアサギマダラがいたり、冬場はメジロがいたりなど、そんな生き物たちを見るのも楽しかったです。
よく見ると、日向方面は常緑の広葉樹が多いけど、蓑毛方面にはあまりないだとか。
気候の違いなのか、土地利用の違いなのか。
昔はもっと、生活とどこにどんな植物が生えているかが密接に関わっていたのでしょうが、今はお金の稼ぎ方や最新の道具の使い方のほうが大事だったりする、植物の利用に長けていたら出世できたような時代だったら、もっと私が活躍できる場面も多かったのではないかと思いつつ、こればかりは仕方がないです。

持っていく食べ物は、前日に炊き込みご飯を作ってみたり、菓子パンを買うにしてもコンビニではなく前日までにOKへ行ってより安いものを買ってみたり、菓子パンは割高だからとドーナッツを買ってみたり、
コーヒーも、山頂でドリップは、冬は粉に湯を注ぐ間に湯が冷めてしまってうまくいかなかったけど、三月なら気温が高くなっていると思うので、ぎりぎりいけるかも? なんて考えてみたり。今のことろは、スティックに粉末が入った、甘さなしのカフェオレがお気に入りです。甘いのはお菓子だけでじゅうぶんです。

翌日は仕事なので、さっさと降りてさっさと帰りました。
塔ノ岳にも通って月二回登っていたときには筋肉痛になりにくかったのですが、やはり月一だと筋力が落ちてしまうようで、筋肉痛は、それから数日間続いたのでした。



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