自分の考えによって相手の行動を変えさせるのって怖くないですかって話。

 大前提として絶対的に正しい意見というものはこの世にほとんど存在しないと思っており。ましてやそのほとんど存在しない希少な意見を私なぞが発掘できる自信が無いので、自分が「こうしたほうがいいのになぁ」と思っても、相当なことがない限り「しなければならない/マスト」と言いたくないみたいな話です。

 自分の考えに自信が無いといえば話はそこで終わりだけど、別の視点から物をいうと自分の考えイコール絶対的な物、だという根拠がどこにもないからとも言える。

 基本的に根拠の無いものを軽はずみに言うことがなんだかはばかられる。
 それに、だ。私という人間は私自身からも見てもかなり異端な存在であると思うのです。だからそんな異端な私の進んでいる道や選ぶ選択肢が他の人間に必ず当てはまるのかという不安もあるのだ。

 つまりは、相手の進行方向を自分が決めるという責任が重すぎると感じる。「こうしたほうがいいかもしれない」は言うが、「こうしなければならない」なんて相当なことが無い限りは言えないのです。

 というか。
 自分の人生は自分しか責任が取れなくないですか? 


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