仮想通貨の種類が多すぎ？初心者は将来性がある通貨を選ぼう
仮想通貨は虎視眈々と種類を増やし、今では20000以上を超える通貨が登場しています。そのため、これから仮想通貨へ投資を考えている人は以下のような悩みにぶつかるのではないでしょうか？
「投資してみたいけど種類が多すぎると選べない」
「どんな種類の通貨があるのかもわからない」
仮想通貨を始めるからには損したくないですし、儲けたいと思いますよね。
やみくもに選んでも投資リスクを高めるだけです。大切なのは通貨の特徴を理解し、将来性の高い通貨を選ぶこと。
この記事では仮想通貨の種類を解説しつつ、選び方を紹介していきます。
最後まで読めば、通貨の種類や特徴を整理でき、将来の期待が高い仮想通貨を選べるようになるでしょう。迷いが晴れて手堅く取引を開始できるようになりますよ。
仮想通貨の種類と特徴
仮想通貨は2017年を境に一気に認知度が高まってきました。現時点では、およそ20000以上の種類が市場に出回っています。これからも増えていく可能性は十分にあるでしょう。
すべてを覚えるのは難しいので、代表的な通貨の種類や特徴を掴んでおくのがポイントです。
大きな括りで分けると2種類
仮想通貨の種類は大きく分けると2種類になります。
・ビットコイン
・アルトコイン
仮想通貨と言えば、その名を聞いたことがあるのは「ビットコイン」でしょう。ビットコインは初めに仮想通貨として、新たな価値を生み出してきた火付け役です。
一方のアルトコインはビットコイン以外の通貨を総称して呼びます。そのため、アルトコインという仮想通貨は取引されていません。
あくまでもビットコイン以外の通貨を括りで呼ぶ時の総称です。種類は小さな仮想通貨も含めると5000以上にもなり、今なお増加中。
また、今回は草コインと呼ばれる括りも存在します。仮想通貨としての機能面は劣り、しばしジュークコインとも言われていて特定のコミュニティで使われる通貨なのです。
仮想通貨の種類が多すぎる理由とは
仮想通貨には、それぞれ違う目的を持って作られているからです。与えられた役割が多岐にわたれば、必然的に対応する通貨の種類も増えざるを得ません。
身近なモノで例えるならば、我々が料理を食べる時に調理方法によって道具を使い分けますよね。ご飯を食べるときは箸。麵類ならばフォーク。スープを飲むときはスープというように。
開発者の目的やプロジェクトに応じて、通貨を用意するため種類が多くなるわけです。
ビットコインには、マイニングによる環境問題や遅延トラブルなど多くの課題があります。このような課題をクリアするべく、新しい機能や技術を加えた通貨として開発されたアルトコインもあるのです。
どのような目的で使われるのか
仮想通貨が使われる目的を確認しておきましょう。
代表的な目的は以下の通りです。
・決済＆送金手段
・使用するプラットホームに必要
・取引所の利用
それぞれ見ていきましょう。
●決済＆送金手段
買い物や取引などの決済手段の1つとして使われたり、国外へ送金目的で利用されたりします。
決済で主に使われる仮想通貨は「ビットコイン」「ライトコイン」
一方、送金に使われる通貨は「リップル」「ステラルーメン」
●使用するプラットホームに必要
仮想通貨を取り巻くプラットホームは多々あります。
例えば、NFTやメタバースなどのプラットホームを利用するために必要になる通貨は多種多様です。主な一覧は「イーサリアム」「ソラナ」「サンド」などあります。
●取引所の利用
取引所が独自で発行するモノを存在します。多く持つと運営の方針を決める投票に参加できたり、手数料が割引されたりする特典があるのです。
取引所が発行する独自通貨は「バイナンスコイン」「FTXトークン」など。使う目的から仮想通貨を選ぶのも1つのヒントになるでしょう。
仮想通貨の時価総額ランキングトップ10
1.ビットコイン：約85兆円
2.イーサリアム：約32兆円
3.テザー：約12円
4.バイナンスコイン：約5兆円
5.USDコイン：約4兆円
6.リップル：約3.5兆円
7.カルダノ：約1.3兆円
8.ドージコイン：約1.2兆円
9.ソラナ：約10兆円
10.トロン：約10兆円
１位には仮想通貨の象徴とも言えるビットコインがランクイン。圧倒的な時価総額を誇り、２位と大きく差を広げているのが伺えるでしょう。
２位にはアルトコインの中からイーサリアムがランクイン。期待を集めている通貨の1つでもあります。
※2023年6月末のデータです。
市場は状況に応じて変化しますので、最新の情報を確認するようにしましょう。
仮想通貨を選ぶポイント３選
仮想通貨は種類が多くて迷うことでしょう。
そこで選ぶための3つのポイントを紹介します。
1.知名度のあるもの
多くの人に認知されている通貨を選びましょう。
なぜならば、知名度が低い通貨は取引量が少ないため、価値が上がりにくいからです。
知らない通貨に投資はされにくいもの。せっかく良いと思って投資しても価値が上がらなければ機会損失に繋がります。
また、認知度が少ないのは人気がない証でもあります。そのため、出回っている情報も少ないデメリットもあります。
2.目的やプロジェクト
仮想通貨は投資だけではなく、各種目的に応じた使い方も可能です。
そこで自分の利用する目的やプロジェクトから選ぶのも1つの方法。
例えば、
・送金をする機会が多い人はリップル
・NFTゲームを利用したい人はエンジンコイン
このように利用目的から選ぶのが良いでしょう。
3.値動きが安定しているもの
仮想通貨の中には草コインと呼ばれているジュークで作られた機能性の低い通貨も存在します。こうした通貨は人気投票のように面白がって取引が集まると一気に価格が上昇するケースがあるのです。
一見、利幅が稼げて良いように思えますが、ボラティリティが高く値動きが安定していません。逆に一気に値下がりしてしまうリスクだってあるのです。したがって、まずは値動きが安定したものを選ぶ方がリスクを抑えた投資ができるでしょう。
初心者におすすめ！将来性が高い通貨
先のわからない将来を見据えるのは難しいものです。刻一刻として社会情勢は変化します。仮想通貨がより実用化されるかによって将来の方向性は変わってくるでしょう。
ビットコイン
時価総額トップで取引量の多いビットコインは将来性がある通貨の1つ。
何と言っても仮想通貨を代表するコインですからね。実用化に向けての動きも進んでおり、需要が高いのが特徴です。
イーサリアム
アルトコインの中にも期待できる通貨があります。高い期待を集めているのは時価総額2位のイーサリアムです。
定期的にアップグレードしており、ビットコインにはないスマートコントラクト機能やNFTのプラットホームでも良く利用されるため注目されています。機能面が優れているため、利用者が増えれば価値も高まってくるでしょう。
リップル
リップルは市場に出回る上限枚数が決まっています。そのため、１枚あたりの価値が高まりやすい通貨です。
また取引スピードも早く送金目的で使う通貨ですから、実用化が進めば利用者も増えやすいでしょう。
エンジンコイン
仮想通貨はNFTゲームの領域での需要を広げています。エンジンコインは専用のプラットホームで利用するために作られた通貨です。
ゲームをプレイしたり、アイテムを売買したりするために必要になります。NFTゲームの人気が高まれば、エンジンコインの需要も高まっていくと考えられるでしょう。
コスモス
コスモスは開発キットを利用すれば、誰でもブロックチェーンを作れてしまう特徴があります。
そして、他のブロックチェーンにも繋げられるため、利用の幅をひろげられるのです。ビジネス面にも活用しやすく期待は高い通貨の1つ。
おすすめの取引所
仮想通貨を始めるならば、取引所で口座開設は欠かせません。基本的にどの取引所も無料で口座を開設できるため、すべて登録して使いやすいものをメインに利用するのも1つの手段です。
また、取引所によって扱っている通貨の種類や量が違います。そこで日本と海外の取引をそれぞれ3つずつ紹介します。
日本のおすすめの取引所3つ
1.コインチェック
取り扱う通貨数は20種類。
口座開設すればNFT取引や積立サービスを利用できます。ついでにNFTも利用できる取引所はコインチェックだけです。
やや取引手数料が高めですが、500円から少額投資が可能です。まずはお試しで始めてみたい人にもおすすめの取引所と言えるでしょう。
2.GMOコイン
運営者は大手証券会社のGMO。取り扱う通貨数は24種類と豊富です。
各種手数料は無料で500円から取引が可能。また自動購入の設定やレバレッジ取引もできます。
チャート機能も充実しており、使いやすいため本格的に投資しようと考えている人にはおすすめです。
3.DMMビットコイン
運営元がDMMと大手グループのため安心感があります。取り扱う通貨数は26種類と国内トップクラスです。
また、レバレッジ取引が可能な銘柄数も国内NO.1を誇っています。取引ツールや各種手数料が無料で利用可能という太っ腹なサービスを展開中。
海外のおすすめの取引所3つ
1.バイビット
バイビットは海外取引所ながらも日本語に対応しており、各種手数料は無料です。取り扱う通貨数は320種類以上。最大レバレッジが125倍でゼロカットシステムを採用しているため、リスクを抑えて取引に集中できます。
セキュリティ面に力をいれており、二段階認証やコールドウォレットなど備えています。日本でも利用者の多い海外取引所の1つです。
2.ズームex
ズームexは2021年に設立された新しい海外取引所です。通貨数は100種類で完全日本語での対応。
DEXやコピートレードなどの機能を揃えており、使いやすいインターフェースになっています。これから期待が高い海外取引所の1つです。
3.クリプトGT
クリプトGTは他の仮想通貨と比べると扱っている通貨数は60種類と少なめです。その代わり、他の取引所と比べるとレバレッジが高めに設定されています。
クリプトGTは、なんと500倍とハイレバレッジです。高レバレッジで利益の最大化を狙っていきたい人にはおすすめの取引所。
また、海外取引所の中でもセキュリティレベルが高いと言われております。そのため、ハッキング被害を受けるリスクが低いとの呼び声が高いです。
ウォレットも準備しておこう
取引所を選び解説したら、ウォレットもダウンロードしておくと便利です。ウォレットとは、日本語で「財布」を意味します。
つまり、仮想通貨を管理しておくための電子的な財布になるわけです。仮想通貨はブロックチェーンで管理されており、仲介役がいません。そのため、ウォレットを使い自分で資産を管理していきます。
なお、取引所によっては自動でウォレットを作成して資金を管理しているくれる所もあります。それとは別に自分用に作成して管理するのも可能です。
取引所以外にも他のプラットホームを利用したい時に自分用があると便利になります。
セキュリティ面や利用しやすさからおすすめなのが「メタマスク」です。
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