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超渋み生活 玩具レビュー D Real ウォーグレイモン

ウルエ 自分はバイオニクルで作品を作るにあたって、市販のフィギュアの関節構造を参考にすることが多いんですよ。これまでもいろんなの触っては作品にフィードバックしてきたつもりなんですけど、ふと一番最初に手にした可動ものの立体って何だっただろうって思いまして。

カナイシ ミニフィグとかトーアマタとかは可動に含みます?

ウルエ 難しいとこですね…。ここでは全身可動ということにして、その二つとかソフビ人形みたいなのは除外しましょうか。肘膝曲がる系で。

カナイシ じゃあ私はこれですね。デジモンのフィギュア。

https://www.bandai.co.jp/catalog/item.php?jan_cd=4902425775999000

ウルエ ぼくはトランスフォーマーかな。それともミクロマンかな。電童とかガンプラも買ってもらったけど、時系列があやふやで思い出せないです。
即答できるのはすごいっすね。思い出深い一品なんでしょうか。

カナイシ キッズ向けにしてはしっかりしてて、ちゃんと全身可動できたはずです。でも肩が背中の盾パーツに干渉して、無理やり動かしちゃったのが祟って最終的に部品がちぎれちゃったんですよね。こればっかり遊んでたのもありますけど。
実家のは多分処分しちゃってます。もう一回触ってみたいな。

ウルエ 製品名まで特定できてるのはうらやましい。これ、調べたらメルカリで売ってましたよ。汝買いなさい。

カナイシ めっちゃ欲しい。(海外出向中なので)受け取りが自分でできない悲しさよ。実家送るか?

ウルエ よかったら代理購入承りますよ。一時帰国の時にお渡しかな。

カナイシ マジ?お願いしてよいか?

ウルエ マジ。仕入れときますね。受け取り評価だけしなきゃなんで、検品のために開封するのだけ許してくださいね。

カナイシ それはもちろん。むしろ触ってみて感想教えてほしいす。


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ウルエ 到着しました。レビューしますね。

素立ち。ビニール系のズシっとくる重量感がグッド。
可動部で部品の精度が必要な腿とかは硬質素材になっていて配慮が行き届いている印象。
中古ではあるものの、塗膜の損傷やべたつき等も目立つところはなく、おおむね美品。
寄り。きらきらのお目目。
塗装精度も高いし、塗分けのオミットもなし。
首可動。
水平一軸ロールのみ。可能な限り右を向かせた状態。
胴体アーマーの干渉があってあんまり動かない。
肩の可動。
右肩が最大限前に、左肩が最大限後ろに動かした状態。
ほとんど動かないといっても過言ではない。

カナイシ やっぱり。これは子供にはつらいね。

ウルエ 前ならえくらい動いてくれれば壊れることはなかったかも。

肘可動。
武器?は取り外せる仕様。
150度くらい動かせる。上腕ロールは無し。
脚可動。
右脚を最大限前、左脚を最大限うしろに動かした状態。
後ろは苦手だけど前方は90度くらい動かせる。
足首の可動の隙間を埋めるために踵に肉が盛られてるのうれしい。
開脚。
サイドアーマーがあるので足を前に出さないと動かせない。
45度くらいは開けるが、足首の設置性がよくないので手で持って遊ぶとき向けっぽい。
膝下ロール。
腿側につけてほしい…。

カナイシ 腿ロールあるの!?

ウルエ ありました。ちなみに一回転できます。

カナイシ それは知らんかった。改めて見て、これで定価1650円はお得ですね。やっぱ色分けが素晴らしい。

ウルエ 当時は物価が今よりも安かったとはいえ、かなり満足度高い仕上がりだと思いました。子供のときにこれ買ってもらえたら絶対うれしい。
あと、可動の質感はマクータにかなり近い感じがします。自由度高いところもありつつ、ほとんど動かない部分もあって…みたいな。可動のリソースの総量が同じというか。

カナイシ なんとなくわかります。早く私も触りたいな。20年来の再開まで、ウォーグレイモンをよろしくお願いします。

ウルエ お任せください。来年の渋ミ(超み生活ーティングの略)が楽しみですね。

自立が不安定なので百均のスタンドで保管中。


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