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痛みや哀しみを和らげてくれた編み物

知り合いが自分で編んだ夏物のセーターを着ていた。とても可愛くて私も編みたいと思い、奥底にしまってあったかぎ針を引っ張り出した。

一応ヴォーグのかぎ針講習の基礎を修了したことがあるので、超初心者ではないが、ずっと編んでいなかったのですっかり忘れている。

ちょうどその頃、肩の夜間痛がひどくて眠れない日が続いていたので、夜中に編み物をしていたら想像以上に気が紛れて驚いた。友人に話したら「ニットセラピーって言葉があるくらい編み物はストレスにいいんだよ」と教えてくれた。

その後、モコタロウさんのYoutube動画を見つけてビーズのガマ口を編み始めたら楽しすぎた。洋服とは違い、あっという間に完成するのでそれも合っていたみたい。

うるが亡くなって眠れないときもずっと編んでいた。他に何もする気がなくなってしまったけど、編んでいると気持ちが落ち着いていく。



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