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【安心してください】モンスター社員の特徴、タイプ別解説とその対処方法【元は普通の人間です】


こんにちは。

URNATS(ウルナッツ)です。

今回は【安心してください】モンスター社員の特徴、タイプ別解説とその対処方法【元は普通の人間です】というお話をします。

■この記事を読むことで学べること。

モンスター社員の説明
モンスター社員の種類、特徴
モンスター社員の対処方法
■この記事を読んで欲しい人。

職場にいるモンスター社員に頭を抱えている人
リーダー、管理職の人


あなたの職場にもモンスター社員は存在しているのではないでしょうか。他の社員といつも口論していたり、愚痴を吐いていたり、常識外れな行動をとったりしているモンスター社員や問題社員が。放っておいてもいいのであれば楽なんですけどね。放っておくとモンスター社員の行動はどんどん範囲を広げて、結果的に会社にとって悪影響を及ぼします。仮に誤った対処方法をするとあなたにも牙を剥くようになります。

そして昨今は個性の尊重によりあらゆる種類のモンスター社員が存在するようになりました。私の周りにも数種類のモンスター社員は存在します。

モンスター社員を理解し、対処していく事が必要です。

モンスター社員のことをこの記事で勉強しましょう。

モンスター社員の特徴、タイプ別解説とその対処方法


そもそもモンスター社員とは?

モンスター社員とは簡単に言うと

会社にとって不利益になる言動と行動をする社員を「モンスター社員」と呼びます。
社員は会社で利益を上げるために雇われているのです。にも関わらず会社に不利益を及ぼしているのであればそれはモンスター社員です。

モンスター社員は仕事の姿勢、言動、行動が他人に理解はできないレベルで非常識です。主に自分都合の言動、行動をとる人が多いです。そしてネガティブな人間が多いです。会社や組織に不満があり、その不満を晴らす目的で問題行動をとります。

モンスター社員が生まれる原因はその人の問題だけではない

入社時、入社前からモンスター社員気質があったわけではない人がほとんどです。企業に勤め働いていく中でモンスター社員化になっていくのです。

あの宮崎駿監督のジブリ作品『もののけ姫』に登場する「タタリ神」も元は巨大イノシシの神、ナゴの守でした。しかし人間が勝手な村の発展のため、森を破壊し、動物の命や住処を奪ったことが原因で怒りと憎しみが最高潮に達して「タタリ神」になったのです。

能力を無視した人事配置や人事評価のあり方、面倒臭い社員を無視・放置することでモンスター社員となっていくこともあります。
つまり職場環境や上司が原因の場合もあるのです。
大切なのは日頃から社員と向き合うことでモンスター社員化させないことも企業と上司には重要な役割なのです。

モンスター社員の特徴、性質

モンスター社員化になった時の特徴と性質をお伝えしていきます。安心してください!モンスター社員は怖くありません。モンスター社員の基本的な対処方法をお伝えします。

自覚がない

自覚があってモンスター社員を振る舞っている人がいると怖いですね。モンスター社員はまさか自分がモンスター社員なんて夢にも思っていません。自分自身がモンスター的な行動、言動を行っていると言う自覚は微塵もありません。むしろ正しいことをやっていると思っています。

この場合はモンスター社員が行った事実を本人に伝えてあげて自覚してもらいましょう。


上から目線の自己主張

モンスター社員は自分を正当化し、自分の存在を守ろうとします。自分の弱いところに踏み込まれないように攻撃的で反抗的な態度をとることも多いです。本来は仕事に精を出す事で自己主張や存在感を表現するのですが、モンスター社員は偉そうにしたり、人とは違った行動で自己主張や存在感を表現します。

この場合は何を言っても無駄なので、基本相手に合わせておく事がおススメです。上から目線はモラハラに発展する可能性が高い主張です。モラハラに感じた場合は人事に通達しましょう。


自己中心的

会社や組織の貢献でなく、自分のことしか考えておりません。もう本来の社会人の役目を見失っています。自分さえ良ければそれでいいと言う「自分ルール」で行動しております。

大丈夫です。この場合は自爆するパターンが多いです。自分ルールが確立してきてしまうと会社規定、就業規則などを忘れてしまい道を踏み外してしまい自爆します。モンスター社員の行動をよく観察しておきましょう。


思考が狭小

モンスター社員は指摘や意見を正しく受け取る事ができません。理由は思考が偏っていたり、狭い世界、価値観しか持っていないため他人からの意見がうまく理解できません。

理解できないだけならいいのですが、ネガティブに捉えて被害妄想に発展する事が多いです。

相手の表情を読み取り、理解するまで話し合う事が大切です。

自己肯定感が低い

モンスター社員は自己肯定感が低いです。自己肯定感とは常に「自分には価値がある」と思えることです。そ自己肯定感が低い人の特徴は幼少期に「自分は他人に比べ劣っている」と体験した人が多いです。いじめにあった事がコンプレックスの人も自己肯定感が低く育ちます。自己肯定感が低いから他人から認められたいと言う他者承認欲求が強くなります。その結果、注目されるために他人とは違った行動、言動を繰り返します。

自己肯定感が低いモンスター社員とは目線と価値観を合わせてコミュニケーションを取る事が大切です。


この5つがモンスター社員の基本的な特徴と資質です。そしてモンスター社員を対応する際に弱点を知る事で攻略できる方法もあります。

モンスター社員の弱点、コミュニケーションの取り方


モンスター社員は客観的に見れば怖くありません。モンスター社員の共通の弱点をご紹介します。弱点を知ることでコミュニケーションを取る事ができます。

弱点1:自信がない

そもそもモンスター社員は自分に自信がありません。だから自分を大きく見せたり、自分を正当化する言動、行動を取るのです。実はモンスター社員は周囲の目をめちゃくちゃ気にしています。周囲の反応や会社からの評価に敏感です。自分に実力がないことも実はわかっているのです。自身で実力がないことを認めたくないと言う思いから強がったり、自分を守る行動になっています。周りに対しての被害妄想や、会社に対する不信感を抱くのも自信がないからネガティブに捉えてしまうのではないでしょうか。優秀な社員は実績を出してきた人ですし実力もありますから自分に自信があるためポジティブ思考です。

弱点2:他者承認欲求、自己顕示欲求が強い

他者承認欲求、自己顕示欲求とは?

他者承認欲求=言葉の通り他者から認められたい
自己顕示欲=自分の存在をアピールしたい、注目されたい欲求

先にお伝えした自己肯定感が低いからこの2つが強くなります。根本的に「自分に自信がない」のが弱点です。

この2つの欲求を満たすにはコーチングしかありません。

モンスター社員にはコーチングスキルが有効です。ティーチングでのコミュニケーションは反発を起こしてしまいます。コーチングを用いてコミュニケーションを取る事でモンスター社員を浄化する事ができるかもしれません。


では実際にどのようなモンスター社員に変貌していくのかモンスター社員の種類をご紹介します。

モンスター社員の種類とその対処方法

一言にモンスター社員と言っても特徴や種類が存在します。このブログではモンスター社員を6つの種類に分けてご紹介します。

ハラスメント型モンスター社員

職場での自分の立場や地位を利用して、部下や後輩にハラスメント(嫌がらせ)をするタイプです。様々はハラスメントがありますが、モンスター社員のハラスメントは「パラーハラスメント」「モラルハラスメント」がほとんどです。ソーシャルスタイルではドライビングに多いです。

言葉の暴力や道徳的な部分で相手を攻撃します。

ハラスメントを受けた瞬間に上司や、人事に通達しましょう。
立ち向かわず、我慢せずにすぐ逃げましょう!!

自信過剰型モンスター社員

自分が一番正しいと思い込んでおり、主張を押し通そうとするタイプです。ソーシャルスタイルのエクスプレッシブに多いです。

自分の意見が通らなかったり、思い通りにならないと感情的になったり、愚痴をこぼして周囲に同情を求め出します。周りに配慮する事ができない自己中人間で自分の能力に過剰な自信を持っているケースが多いです。これも自己肯定感が低い現れでしょう。社会は全て他面評価にも関わらず自分で評価している「痛い奴」です。自分の確固たるものを奪われたくないから頑固で融通が効かないです。結果周りに気を遣われて雰囲気が悪くなります。

面倒臭い社員ですがこのタイプを放置すると危険です。なぜなら愚痴をこぼして周囲に同情を求めるので負のグループを作り出すからです。そうなると組織がうまく回らなくなります。

自信過剰型は「井の中の蛙」なのでまず相手の大切にしているところを一旦受け入れる事が大切。そしてより良くするために多角的に物事や方向性を分析して対話をすれば、建設的に物事を進める事ができます。
このタイプとは細かいコミュニケーションが必要です。放置すると取り返しのつかない面倒くさいことになります。

被害妄想、ネガティブ型モンスター社員

自己肯定感が低くから人を信じる事ができなく、何事もネガティブに捉えてしまう被害妄想、ネガティブタイプです。良いことにも裏があると思い込みストレスを溜めたり、周囲の目が気になりすぎたり、些細なことも被害者意識を持ちます。このタイプは常に心に余裕がなく自分を責めてしまいます。ソーシャルスタイルのエミアブルに多いです。

このタイプはどれだけ話を聞いても根本が治らないため、一時的に良化してもすぐネガティブキャンペーンに突入します。

対処法はメンタルカウンセリングに受けてもらう事が一番早いです。
どうにかしようとせずプロのカウンセラーを紹介しましょう。

情緒不安定型モンスター社員

情緒が不安定なタイプです。気分や人によって態度や言動が極端に異なります。気分の浮き沈みが激しいためパフォーマンスが安定しません。昨日までは良かったのに、明日には裏切ってくることもあります。感情の浮き沈みも激しく、すぐに切れたと思えば、翌日にはけろっと振舞うことがあります。サイコパス野郎です。ソーシャルスタイルではアナリティカルに多いです。

そして自分に自信がないため、常に不安を抱いています。不安の解消するために自分勝手な行動をとることも多いです。

対処法は話はするけど何事も教えないことです。信用して大事なことを伝えても気が変わり周囲に言いふらす可能性が高いです。


反抗型モンスター社員

どんなことに対しても反抗してしまうタイプ。上司の意思決定や会社の方針に対して素直に応じようとせず疑ってきます。上司だけでなく仲間の忠告にも耳を傾けず、ルールや規則に従わないこともあります。孤立しやすい特徴もあります。そしてその主張を正当化しようとするため厄介な存在です。ソーシャルスタイルではドライビング、エクスプレッシブに多いです。

対処法は徹底的に話をして理解をすることです。
このタイプも放置していると職場に悪影響をもたらします。

正義型モンスター社員

困った人を助けようとする正義の味方タイプです。このタイプはありがた迷惑なんですよね。全社員を救おうとするがあまりネガティブな意見を聴きすぎて勝手に悲観的になります。このタイプは上司や会社から構ってもらえず他人を救うことで存在意義を無理矢理作り出しています。ソーシャルスタイルではアナリティカル、エミアブルに多いです。

対処法は対話し、承認欲求を満たしてあげることです。
放置すると負のグループを作り出す社員です。


最後に

今回は【安心してください】モンスター社員の特徴、タイプ別解説とその対処方法をご紹介しました。

まとめと復習です。

そもそもモンスター社員とは?
会社にとって不利益になる言動と行動をする社員のことです。

モンスター社員が生まれる原因はその人の問題だけではない
能力を無視した人事配置や人事評価。上司が面倒臭い社員を無視・放置することでモンスター社員化となります。

モンスター社員の特徴、性質5つ
1:自覚がない
2:上から目線の自己主張
3:自己中心的
4:思考が狭小
5:自己肯定感が低い

モンスター社員の弱点、コミュニケーションの取り方
弱点1:自信がない
弱点2:他者承認欲求、自己顕示欲求が強い
コミュニケーションの取り方・・・コーチングでコミュニケーションを取りましょう。ティーチングはNGです。
モンスター社員の種類6つとその対処方法
1:ハラスメント型モンスター社員・・・ハラスメントを受けたらすぐ上司か人事部に通達しましょう。
2:自信過剰型モンスター社員・・・大切にしているところを一旦受け止め、建設的に対話していきましょう。
3:被害妄想、ネガティブ型モンスター社員・・・メンタルカウンセリングを紹介しましょう。一時的に治っても繰り返します。
4:情緒不安定型モンスター社員・・・話を聴くだけにしましょう。このタイプは裏切ってくる事が多いです。
5:反抗型モンスター社員・・・会社、組織に納得いっていないから反抗しているのです。徹底的に話を聴き出し解決方法を導き出しましょう。
6:正義型モンスター社員・・・承認欲求が満たされていないから困った人を助けて自分の承認欲求を満たそうとします。定期的に話を聴いて抜いてあげましょう。


個性が尊重される時代に新型コロナウィルスの影響で将来に不安になったことで、モンスター社員が更に増えるでしょう。

モンスター社員も元は普通の人間です。何かをきっかけでモンスター社員となっているためその理由を聞き出すことで浄化につながることもあります。面倒くさがり放置するとモンスター社員はますますレベルを上げます。「タタリ神」になる前にモンスター社員と対話しましょう。

「タタリ神」になると最終的にはあなたに害を与える存在になるので、あなたのビジネスライフに悪い影響を与えます。その前に勇気を持って対処しましょう。

この記事で少しでもあなたの周りのモンスター社員の心を満たすきっかけになると嬉しいです。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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