なぜ私はこれを作ろうと思ったのか【MT4自動リスク管理機能付き注文EA編】
このnoteは弊ブログ「20代後半からの脱サラ生活」内の以下の記事とリンクしています。
未読の方はぜひこちらもご覧ください。
(EAのダウンロードも可能です。)
【MT4自動リスク管理機能付き注文EA】RiskManagedOrderPanelとは
RiskManagedOrderPanelは自作のMT4向けの注文補助用EAです。
以下の機能を備えています。
成り行き・指値・逆指値を実行する機能
注文と同時に利確と損切りを設定する機能
利確と損切りを水平線で指定する機能
損切幅と1トレード当たりのリスク割合からlot数を自動計算する機能
損切幅と1トレード当たりのリスク金額からlot数を自動計算する機能
注文に関しては一通りの機能を網羅していると思います。
自分で使いやすいように直感的な操作が可能かつ無駄なアクションをなるべく少なくできるように作成しました。
なぜこの注文補助用EAを作ろうと思ったのか
結論から言うと、MT4標準の注文機能が死ぬほど使い辛いからです。
MT4標準の注文画面は以下のような感じです。
見ての通り数値を手入力する項目が多すぎます。
これで注文しようとすると
現在の価格が1.04294EURで、損切を20pipsのところに置きたいから1.04314と入力して利確は…
みたいな計算を延々とやって全て入力しなければなりません。
私だったら確実に計算ミスするでしょうし、手入力でもミスすると思います。
さらに言うと短い時間軸で取引する場合、こんなことやってるうちにエントリーポイントから価格が離れてエントリーできなくなること必至です。
なので私はリスク管理も自動でやってくれて、素早く注文可能なEAを作成しようと思いました。
技術的に難しいところはあったのか
結構ありました。
特に画面(GUI)周りが面倒で難しかったです。
VisualStudioでやるC#みたいなGUIベースで画面を構築する機能なんてmql4やmeta editorには当然ないです。
なので一々この部品はここに配置してというのコードで指定してやらなくてはなりませんでした。
画面を構成する部品が増えてくるとその分、配置位置やサイズなどに関する計算量やコードの量も増えていくので面倒でした。
また、mql4自体にGUI構築部品をEAで使用したときのみ発生するバグ(※1)があり、このバグの回避のためにかなり時間を取られました。さっさとバグなおしてくれ
作成して良かったか
作成して良かったと思っています。
作成したEAの画面は以下のような感じです。
見ての通りシンプルです。
(デザインについては元々自分で使う用だったので勘弁してください…)
入力項目は成り行き・指値・逆指値の選択と1トレード当たりのリスクを%またはJPY(取引口座の通貨単位)のどちらかに入力するだけです。
あとチャート上に利確・損切・(指値・逆指値のみ)エントリー価格水平線が表示されているので、ちょいちょい弄るだけで簡単にリスク管理しながら素早く注文できます。
利用イメージはこんな感じです。
(gif画像投稿できなかったのでブログのメディアURL直貼りです…)
https://free-datsusalary.com/wp-content/uploads/2022/05/RiskManagedOrderPanel_using_image.gif
さいごに
今回は、なぜ私はこれを作ろうと思ったのか【MT4自動リスク管理機能付き注文EA編】と題して自作の注文補助EAについて記事にしました。
これからもこんな感じでEAとかインジケーターとか作った経緯など記事にしていこうと思うので、良かったらまたご覧になってください。
また、弊ブログでは当記事で扱ったもの以外にもインジケーターやEAなどを公開しています。
もしもご興味があればぜひご覧ください。
それでは
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