マルチエンディングお断りの話

マルチエンディングがそんなに好きではない。

情報無しでやってたゲームが、エンディングに向かうに連れて突然分岐しだすと、萎える。そもそもエンディングが複数あるとわかっているゲームはやらないようにしている。最近で言うとFE風花雪月とか、ニーアオートマタとか、そのあたりの名作。

許せるのはラスボスの裏に真ラスボスがいるとかで、追加でムービーがあるとかであれば全然受け入れられる。だけど、もう一度ゲームをはじめからやり直せと言われたり、結末がまったく違うものに変わってしまうような展開はお断り、といったところ。
何度も同じ工程を繰り返す事が苦な訳ではない。むしろ無感情でやれる分には得意なまである。だが、分岐点まで同じ話を繰り返し、Aボタンを連打する。というか自分のミス以外でやり直しを要求させられるのは割に合わないと思っている。
そこで行われているのは間違いなく“作業”であり、“遊び”とは程遠い(と、思っている)。

ストーリーに関して煩いほうだとは自分でも思うが、やはり物語というものは一本道であるべきで、一周で完結してほしいという思いが強い。あのとき取らなかった選択肢を選んでいたらどうなっていたか、とか自身で妄想するならまだしも、実際にその先を見てしまうのは野暮な気がするのだ。
やったことないけど、乙女攻略ゲーなんかも、ひとり選んで満足してしまうと思う。いや趣旨と違うのは分かってるんですけど……。

やっぱり一本のゲームには一つの結末でがあるべきで、いっかいこっきり、やり切り感がほしいのだ。
急に思いついた話なので全然まとまって無いんですけど、終わるときはきれいに終わる、そんなゲームが理想なんですよね。

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