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備忘録(2023/06/16-20)

初めて海外で活動している人が住んでいる国を訪れた。
行ってみたい場所や建物、美術館じゃなくて人のために移動した。めっちゃおもしろいね。

同行者と会ったのはちょうど1年前日本でカプホルのイベントを開催したときだった。あの時はさらっと挨拶交わしたぐらいで1年後、韓国に行って5日間一緒に過ごしてるって思いもしなかった。人生おもしろい。

ふたりでソウルでコンサートあったら行こうってどのタイミングから話し始めたっけ。MY CON1発目ソウルコンのチケッティングで私が上手くいかなくて行けなくて、幕張で見てこれはアンコンソウルに行ったらおもしろいかもって。5月、想像してたより速くアンコンのお知らせを見つけて、自然とあ、私韓国に行くんだって思った。

来年度から「学生」ではなく未知数の「働く人」になるからできることは全部やるが今年の目標。これも相まって私は海を越えてコンサートにいくことが自然に選択肢に入ってきた。

けど、正直人に会う(見る?)ために海を越えて行くことはふわふわとした輪郭の中にあって、あんまり現実味がなかった。でも着々と時間はやってきて、アシと休む場所はなんとか確保してバタバタしてたらあっという間に6月の2週だった。

韓国行く前にUSAコンのグッズを渡す名目で韓国で何をするか、どこに行くか予定を立てようとしたけど、あんまり予定は明確にならなかった(実際寝る前に明日どうするって話して過ごしてたからグダグダだった。はは)

ていうか待って、飛行機出発するまでの暇な時間にこれの下書き書いてたら気づいたら飛んでるんだけど、びっくりした。
(帰りの飛行機に乗りながら書いてるから、その時の感想をこんな感じで差し込んでいくね)


6/16

パッキングをバタバタとして、家を出たら5分くらい遅刻予定(2人で遊ぶといつもどっちかが遅刻してるから想定内)、でかいキャリーを携えて乗り継ぎをしたら失敗で10分遅刻に伸び(ここからは想定外)、またまた乗り継ぎ失敗で逆方向へ行き(完全に想定外)、予定時刻から40分後にやっと会えた。(旅行の計画は確実にが建設的だと思う、ただ、なぜかできない)

なぜか毎現場で連絡を取り合わずとも会えるムムチングと空港で会い、(しかも飛行機まで一緒だった、何事?)無事飛行機に乗れました。やったー
久しぶりの飛行機でめっちゃ楽しかった。窓際の席だったから景色見てた。韓国上空に入ると日本とは違う建物や畑の秩序、山のかたちが違うこと、川が地図で見るみたいに広がっていることが楽しくてしかたがなかった。

着陸して韓国で使えるスマホのSIMにしたけど上手くいかなくて、とりあえず空港のWi-Fi使ってホテルへ。夜は川行った。ホテル近くの。カップルがいっぱいいた。都会の鴨川みたいな感じ。コンビニで買ったジュース持って涼んだ。 1日目はほとんど移動で終わった。

寝る準備を済ませて、SIMロック解除しようと色々するけど、どうにもこうにもだめそうで(パスワード系全部忘れるからだよ)、もしかして、私Wi-Fiがないところでしかスマホ使えない生活が始まるわけ⁉️と困惑しながらなんとかWi-Fi借りれる場所ないか探した。(結局なくて、私は同行者のテザリングと街中のWi-Fiで生活をした。唐突な強制デジタルデトックス生活)

1日目で既にどれだけ同行者に負担かけてるか考えると申し訳なさすぎた。私がこの日できたのは、出国前にした仁川空港からホテルまでのバスの予約と、バスに乗ってからシートベルトを締めるのを手伝えたぐらいで、私の失態は旅行おもしろハプニングとして処理してもらうしかなかった。まじでごめん、ありがとう。

2日目の17日と3日目の18日にママムのコンサートに行くから、ネタバレを喰らわないようにふたりともTwitterを見ない生活をしてた(ふたりともたまに癖で開いちゃってスマホ投げてた)(私はデジタルデトックス生活なので同行者より開くタイミングはなかったけど、それでも何度か開いてしまった、、)


6/17

コンサートは18時スタートだったから、お昼は本屋さんに行って、これからコンサートなのに本を買って、15時くらいに会場に着いた。
チケットをもらう列に並び、チケットとコンムカードを持って、トレカをもらい(外暑すぎてよくわからなかったけど、めっちゃかわいいトレカだった)、スタンディング用のバンドとスローガンをもらって開場を待った。同行者といるときはスマホをテザリングしてもらえるけど、開場待機列に並び始めてから退場するまでは完全デジタルデトックス生活なので、ずっと本読んでた。(現場で本読む人いるんだ)
30分前くらいには会場に入れて、外より涼しくて、ちょっとくらいからめっちゃ本読みやすかった。
いよいよ始まる時間になって、ムボンつけようとしても切れるから電池新しいのに切れたかしらとか不思議に思ってたけど、周りもつけようとして付かないみたいで気付いたんだけど、これ、ムボンの遠隔操作で制御されてた。わ、これが遠隔操作のチカラか!と興奮してしまった。海外だとされないんだよね、自力で変えるのも楽しいけど、自分で変えられないってテンションあがる。

アンコンのティーザーよりボリュームがあるオープニングが流れた。メンバーが映るたびに上がる歓声にコンサートへ来たことの現実味が増した。

オープニングが終わって、生バンドの振動が身体のまんなかをグーって上がっていくのを感じた瞬間、ステージ右端をスポットライトが差した。ファサがいた。光を集めて、会場にいる人たちの目線を全部奪って、そこに立っていた。何故か目から涙が流れた。私現場で楽しさが勝って泣かないタイプなのに。
次にステージ左端にスポットライトが集まり、そこでソラの声を聞いた。表情がすぐ横の大きなスクリーンに映ったとき、こんなに歌う人の表情を見たことがないって感じた。幕張で見たはずなんだけど。(ヨンちゃんってめっちゃ顔で歌うよね。その顔が好きで、現場でヨンちゃんの歌ってる顔見るのすごい好きなんだ。)

下書き書くのに夢中になってたら、機内サービスのご飯もらい損ねた。隣の人の食べたそうに見ないように気をつけないと。(行きなかったからないもんだと思ってたよ。)

その後からチサの2人が出てきたんだけど、記憶ないや。自分では信じられないくらい涙がポタポタ落ちてきて、なのに視界はすごく明快で、ステージがまっすぐ私の目に入ってきた。私って想像してたより現場が好きなんだってびっくりした。(待って、この時この感想書いてる視界のデジャヴ見た、こわ)

スタンディングの後ろの方だったからよく見えないかもって思ってたんだけど、人と人の頭の間からけっこう見れて、衣装の詳細も肉眼でいけた。びっくりした。遠目でも白のパンツにつけられた黒い装飾がこれまでより大きくなっていて、彼女たちが動くたびにその黒が大きく形が変わるのがおもしろかった。

センステの方に歩いてくるとき、どんどん姿が大きくなった。表情をつくる顔のシワも見えたとき、人に魅せるってこういうことなのかなって感じた。こちらがパフォーマンスを見て表情を変えるように、彼女たちもくるくる表情を変えて、ステージを楽しんでいるように見えた。

韓国語に触れるようになってもしっかりとした言語学習をしていないから、MCもVCRもなにもわからないんじゃないかって不安だったけど、大まかな流れは掴めて、フィーリングってすごいなと関心していると、次の衣装に変わった。

確か1番始めにソラがスポットライトの下に居た。キラキラと光るビジューがこれまで見たビジューの中で1番力を発揮していた。まるでその人がタカラモノみたいに眩しくて、でも見ていたくなるような衣装だった。4人それぞれの衣装があって、衣装の形もさることながら、ビジューの位置や量感が最高にそれぞれを表していた。
薄く華奢な肩をもつムンビョルが角張った服を纏い、そこに溢れんばかりのビジューが乗っているのを見たとき、自分の中で大きな感動を感じた。私が服を選ぶときの基準の一つにどのように私を受け取って欲しいか考えて服を選ぶ節があって、特にムンビョルさんがスーツを着るときの自分を律する感じ?人の前に立つための服を着る感じがすごく好きで、ムンビョルさんが着るスーツに対する思い入れがでかい。ビジューあんなにたくさんつけたの着たことないから想像なんだけど、すごく重そうなの。あんなに華奢な肩に重いものを乗せて立ってるわけ。私は勝手にそこに思いを寄せてしまう。

エンラの『ANGEL』からフィインの『water color』、ソラの『HONEY(꿀)』を本家で始めて生で聞けたのが感慨深かった。(そもそも生で聞くのがメンバーのカバーのが先ってめっちゃ意味わからんくて、ママムすごすぎ)
次にラプラの『DAB DAB』が始まった。トムブラウンムンビョル(ビョリペンはムンビョルさんが着るトムブラウンを異常に愛しているし、トムブラウンを見るだけでムンビョルさんを思い出す)がニッコニコでスクーターに乗ってこちらにやってきて、正直「やば」としか言葉が出てこなかった。久しぶりにムンビョルサイズに採寸されたパンツルックのトムブラウンムンビョルを確認した時には頭の中にある渋谷サイズの電光掲示板を「パンツルックのトムブラウンムンビョル」って言葉が占領した。(だって4seasonのソロステージ、思い出すじゃん。見れないものとして記憶しているものだから、ちょっと思い入れ、あるよね。)ていうかその横でニコニコのプッカモリ(しかも小さいリボンたくさん付き)のファサはあまりにも情報量が多い。
↓ 4seasonのムンビョル


『DAB DAB』が終わるや否や、待ちに待った生ムンビョル『달이 태양을 가릴 때(Eclipse)』(大阪ソロコン、ママム幕張、チメクフェスを経てもなお聞けていなかった)が始まり(しかもスーツ、何度でも書く)、歌うときに脚をあげる仕草をしたとき、足元が見えて、あー、マジのやつだ、、、と思考停止に追いやられた。(ムンビョルさん1番見てたはずなのに1番覚えてないんだよ、こわい)

気づいたら『멍청이(TWIT)』が始まってて、「twit twit twit twit」の振り付けをこよなく愛しているので、ステージ上で縦一列に並ぶファサとダンサーが見えたとき、わあ、生だって感じた。(音楽番組だとカメラが正面から捉えるから列を成してるっていうよりレイヤーぽく感じて、それを斜めから見ると列がある感じが強まって感じる)
↓ TWITのファサ

気づいたらあと30分で成田空港着くみたい、早すぎ

ソロの途中からマイコンでやってたカバーメンバーが参加する形式だったんだけど、ムンビョルが登場したとき、ミニスカートで。ゑ?????みたいな。ほんとに。ゑ????????!!!?!??!!???!?だったよ。なんか、ミニスカートの人が走ってくるけど?どういうこと????ってしてたら終わった。(ちょっとはにかみながら走ってる姿だけは覚えてる)

4人ミニスカートで『우리끼리(Words Don't Come Easy)』始めるし。(私はもう映像でで見るしかないんだと思ってたやつ。ステージで見るのは諦めたと言うより、目の前のステージで見たいとすら考えもしなかった)ステージにイスが用意されたとき、あ、『NEW YORK』やるんだ、新聞からひょっこり顔を覗く姿が見えるわけね、楽しみとか思ってたのに。
期待を裏切る方法って世の中ゴマンとあるのかもしれない。私がまだ知らない方法あるって信じていい?信じてるからね、世界。

飛行機着陸した弾みで、空港で買ったドーナツの袋飛んでった。私食べられるのかな、楽しみにしてるんだけど。。

この次ってアンコールだっけ?あ、『너나 해(Egotistic)』やってなかった?もう記憶してる順番がぐっちゃぐちゃなんだよね。記憶の順番に書いてるけど、衣装見る限り違うんだよね。どういう順番だったっけ?

私幕張まで『너나 해(Egotistic)』そんな好きじゃなくて、(活動期間中ムンビョルさんが元気なさそうすぎて、いい印象がなかった)パフォーマンス見て、はちゃめちゃ楽しい曲じゃないか!って好きになったから、アンコンでも見れてめっちゃ嬉しかった。あ、まってその前に『Decalcomanie』あったわ、「10분전!!!!!」って意味わからんくらいお腹から声出した記憶ある。あとね、すごい近くで(実際は私の前にめちゃ人いるからそこまで近くないはず)ファサがマイクを完全にムムに預けてたの。それをすごい覚えてて、ファサの顎の下面が完全に見れるくらい彼女の顔は上がっていて、それでも視線は私たちに注がれていて、マイクは彼女の口からは完全に外れて下を向いて、私たちのために向けられたマイクだった。こんなにも私たちを信頼して向けられたマイクないかもって思った。今思えばカラオケのマイクすら私が持っていても私のものではない感じ(どんな感じ?あなたがもっているんでしょ、笑)なのに、あのマイクだけは私たちに渡されたものだった。だからお腹から声出したくなったんだよね。

歌詞とかfanchant覚えたりするのが苦手すぎて(この点においてオタクとしての才能が著しく低い)番組のステージ見てる中で刷り込まれた掛け声しかできなくて、(刷り込み式だから何を言ってるかはっきりと把握してない)心配してたんだけど、わりとフィーリングでいけるっぽい、あ、私いけるじゃんってお腹から声出しながら思った。
私お腹から声出すの何年振り??って考えながら声出してたんだけど、出してないと大きい声の出し方わかんないんだよね。お腹に力が入んなくて喉がんばって使うから高い声になっちゃってかっこいい感じにならないの。(かっこいい声については私の主観ね)中学生のとき応援合戦でお腹に力入れて!って言われてもお腹に力入れずにいけるけど?とか捻くれてた自分に言いたい、本当に出す時はお腹に力を入れるんだと。

そんなこんなで、『Decalcomanie』、『너나 해(Egotistic)』、『gogobebe』が続いた気がする、この辺楽しすぎるよね。音楽も振り付けも楽しいけど、なにより照明がめちゃくちゃたのしかった。頻繁に照明が切り替わって、多面的に見上げている人たちがカラフルな光を思い思いに浴びながら、自分の姿を魅せてるわけ。そんなんこっちも楽しくなる。

『HIP』の話してないね?どういうこと?会場のボルテージがギュンッて2段階くらい高まって、来るよ!!!っていうのをすごい感じた。やっぱママムとムムにとって『HIP』ってでかいんだね。そうなんだけど、まざまざと見せられた気がする。ステージのスクリーンに流れる映像で『HIP』の歌詞がパーツパーツに分かれて、でもどの瞬間の歌詞かわかって、掛け声に繋がっていく感じがあった。コンサート終盤に向けてママムと私たちがだんだんひとつの塊になっていくイメージがあるんだけど、『HIP』のときは他の曲より速いスピードで塊に向かってる感じがした。

だんだん周りの人がどのタイミングで掛け声以外の出ちゃった声が出るかもわかってきて、リアクションしやすくなったし、アドレナリンがダバダバだった。なんかもう、姿が見えるとかそんな次元じゃないよね。何をしてても楽しいの。生まれたての赤ちゃんみたいに見るもの全てが新鮮で興味の対象。スタンディングなのに全然脚疲れないし。(TL見てる感じ私だけかも?)

何をしてても楽しいってものすごく実体のない感覚で、言語化しようとするとズルズルと話しちゃうんだけど、話したわりに伝わらない気がするから、体感してみてって言いたくなるんだけど、(そんな無茶な)次、行くね。

恐らく次がアンコール。どんな衣装なのかなって楽しみにしてたら確かソラの頭に付いてたふたつのクマちゃんが目に入ったの。まさかヘアスタイルとしてあんなでかいクマ、いると思わないじゃん。(一発目視界に入るのヨンソンさん多いなって書いてて思ったんだけど、私の正面位置がキムヨンソン位置だったんだ)その次にでかいスクリーンにフィインの顔寄りショットが映って、猫耳もなかなかの衝撃だったんだけど、顔にキューティーなハートのキラキラシール貼ってて、あまりのかわいさに仰け反った。(物理的にはそんなスペースないので心の中で、ね)でも1番の衝撃はファサのうさぎの帽子かも。私はファサが着る白すごい好きで、(どの色の衣装も好きだけど、白衣装は群を抜いて好き)全身白で(スカートは淡いブルーだけど、トータルで見たら白)あんなにキューティーなうさぎ耳に赤いリボンが付いててやばいよね。彼女が踊るたびに耳とリボンがぴょんぴょん跳ねるわけ。魅力なん割増し?????『ILLELLA(일낼라)』の活動のとき、ママムのキューティー担当はムンビョルなんだねって話してたんだけど、アンコンはファサだった。理解。最高にかわいいよ。
アンコールでもセンステのほうに来てくれて、ムンビョルの衣装も細かいところまで見れた。遠目にピンクのうさぎ帽子だ!って分かってたんだけど、カラフルキューティーキラキラシールが散りばめられてるのは気づけてなくて、T字になってるステージをタカタカと走ってるムンビョルとそれに連れられるカラフルなうさぎ耳がキラキラしてて、名は体を表すってこういうことよね。パンチャパンチャしてたよ。でもなによりかわいかったのは、ムンビョルが回ったとき、パンツに付けられてるクマが一緒に振り回されてるの。一生懸命引っ付いてるクマの身体が完全にムンビョルの身体から離れて、また戻って、彼女が動くたびにクマも遅れて連動してるのがほんとにかわいかった。
この最高な衣装で私が生で見たいけど無理かもランキング堂々の第1位を飾っていた『쟤가 걔야(Waggy)』が見れたとき、万物に感謝した。チェチェチェチェガケヤ〜でこっちに向かってくるわけ、かわいいの権化が。しかもMCで『쟤가 걔야』のためにスタイリストさんが衣装を選んだって言ってて、昨日はセトリに無かったわけ?昨日Twitter見てなくて良かった❗️❗️って心の底から思った。
↓ 쟤가 걔야


アンコールも終わってママムがステージ下に帰るとき、『하늘 땅 바다만큼(mumumumuch)』が流れて、アンコールコール(アンコールコール?)するムムに応えてソラが少し歌ってくれたんだけど、バチボコにかっこよかった。最高だよ。

ちょっと待って、まだ「죽고 싶어!?(死にたいか!)」「사랑해!!!!(愛してる)」のコールについて触れてないじゃん。翻訳を介さずにMCをすることと生バンドがあることで成立するラップバトルがトゥッタギとラプラで起きて、最初ファサが「죽고 싶어!!!!!」って煽って、ムムだっけ?ムンビョルだっけ?「사랑해!」って返して、それがムンビョルのツボにハマって謎コールと化したんだけど、ほんとに楽しかった。「죽고 싶어?」のレスポンスがだんだん大きくなっていって、フィインちゃんが「なにこれ〜」って言ってる間にどんどんレスポンスの純度が高まって、コンサートの終わりが見える頃にはいつ振られても「사랑해!!!!!」って言えるようになっていく過程がすっごいナマモノで、今を一緒に過ごしているように感じた。

余韻もヒタヒタに会場を後にして、同行者と落ち合った。帰りの電車は駅に入るのも通行規制されてて、いつ駅に入れるかわかんなかった。次の駅まで歩いていって、そこから電車に乗ろうってなった。タクシーが捕まればタクシーを拾う感じで暫く歩いた。

駅まで結構歩かなくちゃいけなかったみたいで(自分で調べられずに任せっきりでごめんね、ありがとう)段々小さくなっていく同行者を見て、これはまじでタクシー停めないとと思い、なんとか拾ってホテルに着いた。(外国人なうえに若い女ってことで舐められるんじゃないかとずっとマップ確認してたんだけど、めちゃくちゃちゃんと運転してくれた、ありがとう、疑ってごめんね、ボラれないタクシーもあるようです)

ホテル着いてから近くの屋台でご飯食べた、らしい。覚えてなかったんだけど、写真見返したら屋台でご飯食べてた。(写真のデータって場所、日付、時間が残るからほんとありがたいよね、それでいつもその時に飛べる。)おでんずっと食べたくて、このあるごとに同行者に「おでんが食べたい」って言ってたから念願のおでん食べた。魚のすり身を圧縮したちょっと硬めのものなのかなって想像してたんだけど、すごくふわふわで、味は日本で食べたことないんだけど、日本のご飯を食べて生活している人たちが好きだと感じ易い味の円があるとしたら、外周から5センチくらい内側にある感じ。あの長い串に刺さったおでん、最高だったな〜


6/18

昨日よりコンサートの開始が1時間早いから冷麺を食べに行って会場に向かった。朝起きられなくて朝ごはんのつもりがお昼になっちゃった。(想定内)同行者が前韓国来た時に行った冷麺ストリート(私が勝手に呼んでいる)があるらしく、そこに向かったんだけど、いかんせん裏道っぽい感じでなかなか辿り着かなかった。商店街が碁盤の目になってる感じ。日本の商店街の一本メインストリートがあって裏道がちょっと派生する感じじゃなくて、曲がっても曲がっても賑わい方が似てた。だからどこ通ったか覚えにくかった。あとめっちゃおもちゃ売ってた。電池で動く系。欲しかったけど、コンサートにおもちゃ持ってくのは憚られて我慢した。えらい。
やっとのことで冷麺ストリートに着いた。背の低いアーケードみたいなのがあって、別世界に入る入り口みたいだった。右も左も冷麺作ってる人がいて、テーブルには食べてる人がいた。入って3歩も歩かないくらいで同行者がオモニムに腕を引かれて、2人で席に着いた。こんなに迷う隙すら与えられないことあるんだってスピード。席につくや否や5種類くらいのメニュー が書かれたB4くらいのボードが飛んできて「どれにする?」って聞かれた。私は迷うことなく冷麺一択だった。ふたりとも冷麺を頼んだ。私たちが席に着いた直後に隣にオモニムが座った。ご飯のセットを頼んでいて、常連なのか素早い提供ができるセットなのかわからないけど、モリモリのご飯と大量のおかず、スープが出てきた。ご飯をよそって海苔の器にダイブさせていた。しばらくして冷麺が出てきた。麺が細くて、もずくを真っ直ぐにした感じで、赤いとろみのあるスープがよく絡んでいた。辛そうだけど、塩梅のいい辛さで辛くて食べられなくなることはなかった。カルグクスをサービスでもらった。冷たい麺と暖かい麺を交互に食べた。カルグクスの麺の厚みが薄いところと厚いところが混ざってて、食感がおもしろかった。もしかして、私カルグクスのほうが好きだったかも。
でも2杯ぶんを食べるのは至難の業で、交互に食べて味変してもお腹の大きさは変わらない。キツくなってお皿から目を離したとき、エアコンが目に入った。壁やドアのない空間にエアコンってあるんだ。家電量販店のエアコンについてるぴらぴらの紐を1本付けて。これだけ人が密集してたら暑いよなと思いつつ、半外の空間(照明もあんまりなくて、入ってきた入り口と屋根から透ける光で空間を満たしていた、気がする)の曖昧さがあった。

冷麺の話、長すぎるね。
アンコン最終日は手順も慣れて、チケット、トレカ、バンド、スローガン全て受け取ったあとはずっと日陰にいた。オリンピック公園にちょっとした森があって(木々のある場所を森と言ってしまう)、たまに風の抜ける木陰で暑さを凌いだ。

アンコン最終日が始まった。昨日で流れは分かっていたし、見る場所も似た位置を選んだ。昨日見た場所、いい感じに全員を変わる変わる見れて良かったんだよね。番号は遅いからステージ全てを見渡せる時間はほとんどなかったんだけど、センステ中央付近にいると、人と人の間からみる光景はカメラで誰かを抜いた感じで見えて。自分で制御できない(追いかけられない)から、目に飛び込んだものを一生懸命見た。良くも悪くもそれが幕張の時には出来なくて、昨日のを追体験したくて似た定位置に着いた。センターで魅せるための時間をこなす姿も、後方で控えている(?)姿も、移動もみんな見えた。私ママムの4人で作る✔️の並びが好きで。センター1人、左右に1人と2人が斜めに列を作るやつ。すごく象徴的な立ち位置だなって思ってる。アイドルだとメジャーなのかな。あの場所はこれが良く見えたんだよね。

あー、そうだ、私『Where Are We Now』を少し遠ざけている節があったんだけど、今回で好きになったよ。結構なムムが『Where Are We Now』と距離を置いてそうな実感があるんだけど、今回聞いて、なんかふわぁ〜と身に染みていくのを感じた。拒絶まではいかないけど、私が線を引いていて、でも現実は繋がっていて、それをうまく融解してくれた。歌が上手いってこういうことなのかな。ママムって現実を見させるの上手いなって思うんだよ。作り過ぎず、そのままをアクを出さずに。ただ淡々と、こうだよって。それを体感した。昨日この話を同行者として、改めて最終日に『Where Are We Now』聞いてすごく柔らかい気持ちになった。

あとは大体の流れを体感してたから、どのタイミングでセンターを見てると、抜け目なくキメポイントを見れるか分かってて、ダンスブレイクとか掛け声で私たちに振られるときとか、昨日よりよく見れたな。『딩가딩가 (Dingga)』のチサのダンブ、フィインの決め方ほんとにキラキラしてた。私が輝いてるって歩いていって、踊ってく感じ。確か何回かチサで前に歩いてくる振り付けがあったんだけど、毎回最高だった、まじスローモーションで髪の毛が靡いて、キラキラして見えた。

何度か曲が終わる時に4人で決めるのがあるんだけど(何曲も披露してるんだから、それはそう)そのときに照明のお陰かな、シルエットに見えるの。それがすごく好き。詳細まで見れるときも遠目もあったんだけど、4人のメンバーが決めてるの痺れるよね。何回見ても見足りない。全部覚えてられたらいいのに。Blu-ray出してよ、RBW。

コンサート中にムムからのサプライズで『별 바람 꽃 태양(Star Wind Flower Sun)』歌った。最終日はムムからのメッセージとケーキもプレゼントした。(企画してくれたムムありがとう)メッセージを見ながらステージに立つ4人がシルエットで見えて、全然表情も見えないんだけど顎の角度とか立ち方とかで読んでるなあって感じた。私にはどういう思いで活動してきて、これからを考えてるのか知りきることは一生できないけど、今真摯に向き合ってくれているのはすごくわかった。私も9年くらいしたら、こうやって振り返られるかな。
メッセージ映像が終わって、歌をプレゼントして、ケーキが出てきた。これまでのアルバムのジャケットがフィルムみたい連なって、その上に小さなスタンドマイクが4本立ってた。フィインだったかな、「このマイクで歌おう」って。ソラがマイクテストしてた。ママムのマイク、いいよね、今回のワルツのソロをマイクで歌ってるのめちゃくちゃ嬉しかったんだ。ソロの活動、あんまりハンドマイク使ってるの見ないから。

最終日のアンコール、ムンビョル、ふたつお団子だったんだよ。しかもピカピカ光るシュシュ付き。ムンビョルさん、ふたつ結び系あんな嫌がってたじゃん、プリティー極めすぎだよ。暗転するまで気づかなかったんだけど、暗転した途端に、ムンビョルに3つの光る点があって、それが彼女が動いた軌跡になっててめっちゃかわいかった。え?光るわけ???ピカピカが仕込まれてたの??なにそれかわいい、だよね、ほんと。あと謎のツノ、4本なに?誰もわかんないのおもしろいよね。フィインちゃん気にならなかった?(フィインちゃんなら聞いてくれてないかなって願望)

あとさ、自慢したい!私もファサの水、浴びたの。1発目、ファサ側で水が舞うのを見て、うわー、いいなーーーーって見てたんだけど、次こっちのブロックにきてくれて、奥のほうまで飛ばしてくれたんだーーー。へへ。目の前で水が蛇行して、照明を浴びたキラキラの大群が一瞬宙に留まって、バッて落ちてきたの。小さな水気が頬に当たった(はず)とき、ふあって脚が軽くなる感じがした。次の瞬間、前の方からサーーーっと涼しくなるのを感じて、打ち水ってほんとに効き目あるんだって思った。でもボルテージは冷めないの、上がるだけ。同行者はガッツリ被ったらしくて。あれ最高だったね。

前回のソウルコン、最終日のアンコールが1番曲数あったって聞いてたから、今日も『쟤가 걔야(Waggy)』聞けるかなって楽しみにしてた。聞けたよ。2日間、聞けた。でもさ、正直さ、『4x4ever』が総て掻っ攫ったよね。イントロが聞こえた時、聞き間違えかと思った。ムンビョルの声、なにも覚えてないや、あとで探さなきゃ。ソラの「We are young」が本当に好き。聞いたんだ。強くて、優しくて、下からグイーーーって手を貸してくれるみたいな声。一緒に上にいく感じ。本当、だいすきだよ。周りも混乱と興奮でずっと叫び声が聞こえてて、いつどんなリアクションをしても、総て受け止めてくれる。手を取り合うってこんな感じ?
↓ 4x4ever

退勤は見に行かなかった。公園の中にはまだいて、遠くから「キムヨンソンコール」が聞こえた。メンバーが出てくるたびに声があがって、まじでムム声でかいんだって思った。

Spotifyにセトリをあげてくれたムムがいたよ。
記憶と全然違くて笑ってる。

アンコンが終わったね。アンコンの今は終わったわけだけど、次の今があるし、私は今を見ていたいから、次、進むね。私たち、進めるから。進むんだよ。

コンサート終わりに公園にあるカフェに入って、暫くして電車に乗って、チムジルバンに行った。ちょうど1年前に마마무맥락でママムがチムジルバンに行ってて、ずっと気になってたの。そこでご飯食べがてら、ゆっくりして、ヘトヘトの身体を休めようかなって。着いた時間はフードコートやってなかっただけど。横になって、Wi-Fi繋いでスマホ触ってたら、0:00になった。ママムデビュー日になった。同行者と今すごいこと起きてるよねって話した。1年前、私こんな経験値積めると思ってなかったよね、こういうこと、まだまだあるよね。信じてるよ。



6/19


6月19日、ママムデビュー9周年の記念すべき日。韓国でママムの広告を見てカプホルイベントに行くことにした。広告が流れてくるのを待って、きた瞬間、同行者と目を合わせた。パッと次の広告になって、あっという間に終わっちゃったねーって話しながら、カプホルイベントをやってるカフェに向かった。12時オープンで12時過ぎに着いたとき、既にズラッと行列があった。窓に大きなママムの写真があった。道を通る人が行列を見て「ママムだ」って言って過ぎていった。ソウルで過ごした5日間、天気が本当に良くて、行列に並んでいるのはなかなか大変だった。背中に汗が伝うのを感じながら、ぽけーっとしていたら、目の前を1台のタクシーが通った。ファサの広告がついたタクシーだった。こんなことあるんだ。ママムのイベントのための行列に並びながら市内のどこかを走るファサのタクシーがカフェの前を過ぎるなんて。しかもそれ見たし。今日デビュー日だし。写真ないけどくっきり覚えてる。同行者の顔の死に具合も。

カプホルはもうすべてなくなっちゃって、シールを貰ったのでそれをカプホルっぽくしてRBWのカフェ、over the rainbowに向かった。カフェは広い道路に面していて、大きなガラス張りだった。ビルの側面は車が出入りしそうな感じで、カフェだけの建物じゃないなーとか思ったりした。(事務所だからね)カフェにはたくさんのムムがいて、さっきのカフェより長い行列を成していた。並んでたらどうやらこれはメニューを頼む列じゃなくて、写真用だったらしく、列を抜けてメニューを頼むと席に着いた。ハイビスカスティーとコグマパンを食べた。

少し休んでから次の目的地、ハンガンへ向かった。2人とも電車でよく寝た。ハンガンでラーメンとチキンを食べた。韓国は日が暮れるのが19時半とか20時くらいで遅いから、ゆっくり日が暮れるのを見ていた。2人とも静かだった。

そのままホテルに帰ってもよかったんだけど、まだ外に居たかった。近くの古民家風のカフェへ向かった。20時半くらいに着いた。テラス席に座った。韓国の瓦屋根が広がってその先にビル群があった。空が広かった。

私たちはまだ、무무를 9해라も人生グラフも自分の中に取り込む言葉にしていなかった。出来なかったのほうが正しいかな。書いている今もまだ見れていないし。もう少し時間がかかりそう。
私たち2人は来年度から学生という肩書きが外れるかもしれないっていう曖昧な時間を過ごしている。就活をしていると、過去や未来を考えるように言われる。それがママムと重なるようだった。私たちのだいたい10年先の年齢を生きているのがオンニライン。5年後はマンネラインが生きている。自分の未来を考えるとき、彼女たちはどんなことをして、考えて、働いていたのか。ムムになってたくさんのムムと知り合った。ムムひとりひとりの生活も、私たちの未来の一端に見える。私たちの現実が否応なしにやってきたのを感じた。

去年も日本でカプホルイベントをやって、ムムと一緒に過ごした。楽しんでいたところに마마무맥락がやってきて、少ししんみりした。ただ楽しいだけの日ではなく、現実がその横にしっかりと居るのを感じる日なのかな。記念日って。

この日は特に眠れなかった。何してたっけ。特別何かしていたわけじゃないんだけど。空が明るくなってしまったのを見て急いで目を瞑った。

6/20

最終日は慌ただしくスーツケースに全てを詰め込んでチェックアウトした。お土産を買いながら空港に向かった。
空港で最後にカルボナーラパスタトッポッキを食べた。カルボナーラソースにパスタもトッポッキも入ってるやつ。なんでもありだな。

タックスリファンウンドに向かった。5000ウォンだけ返ってきた。ほとんど小さい買い物しかしてなかったみたい。円に換金すると500円にもならないんだよ。小学生のお小遣いじゃん。

仁川空港にあるDUNKIN DONUT(ミスドの韓国版らしい)(フィインちゃんが一時期ここのあるドーナツに激ハマりしてたらしい。なにがお気に入りだったんだろう)に立ち寄って、ドーナツ2つとカフェラテを持って飛行機に乗った。

行きと同じようにチケッティングしたはずなのに、同行者とバラバラの席だった。3人横並びのシートの中央の席だった。外も見れないし、通路も見れない。気まずい。非常に。
そういうわけでこれを書き始めてたの。気づいたら飛行機飛んでたくらい集中してたみたい。うける。

同行者とは空港で別れて、ひとり電車に乗った。乗り換えで外の空気に触れたとき、湿度が韓国のとちがった。しっとりとした空気に気づいた時、旅行が思い出になってしまった。

この5日間は私にとって必要な時間だったと思う。韓国に着いた時から「外国に来た気がしない」と何度も口にした。私が実家を出て東京で一人暮らしするようになって、ざっくりとした目的地を決めて、その時々に合わせて行く場所を選択していく感じと似てたのかもしれない。東京を歩くのと似てたんだ。韓国行ってほんとよかったな。楽しかったし、豊かな時間だった。

同行者さん、5日間ありがとう。すごく楽しい時間だったよ。たくさん迷惑かけてごめんね。言葉に詰まったとき静かに待ってくれててありがとう。嬉しかったよ。次は平日のなんでもないときにover the rainbowに行ってカムジャパン食べようね。あと、スイカエイドとイチゴウユ混ぜたの絶対飲む。

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