マガジンのカバー画像

海外在住ひとりっ子 母の介護

45
40代ひとりっ子の介護日記です。子宮頸癌末期の母を、ひとり自宅で介護しています。毎日、母の激しい痛みと戦っています。
運営しているクリエイター

#看病

自宅介護は何もかも初体験

母の自宅介護が始まって、まだ4日。今日は、これまででいちばんハードな一日だった。 母が2日ほど便秘をしていたので、午前中、訪問看護師が来て、母のおしりを刺激。すると、母が、痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!と、今まで聞いたことのないような叫び声をあげた。しばらく待ってみても、出そうとは言うものの、お通じはなく、諦めて、身体を拭いて、オムツだけを取り替えて、寝かせた。 日中は落ち着いていて、お昼も少し食べた。夕方、ベッドに座ると言って、トイレに行くと言う。歩くのはやっぱり無理で

子宮頸癌の末期とは

看病や介護は、ある日突然やってくる。心の準備が整ってから始まるわけではないし、仕事ならある程度経験があれば、何かトラブルが起きても対処の仕方がわかっているけど、介護は、そうもいかない。 3年前に治療中が始まる時も、治療が始まってから、その後の経過中も、今のような寝たきりの状態になってからも、母の命に係わる決断を迫られる。れいのごとく、ひとりっ子なので、最終的には私が決めることになる。 母が子宮頸癌とわかってから3年以上、今も、次はどんなことが起こるのか知りたくて、ネットで