ダンガンロンパ好きが超探偵事件簿 レインコードをクリアした感想(ネタバレなし)

初めまして、浦賀じょーとと申します。
超探偵事件簿 レインコードを発売日からゆっくりとプレイして、やっとクリアできたのでちょっと感想をまとめてみたいと思います。

私は昔からダンガンロンパシリーズが大好きだったのですが、あくまで好きなのはダンガンロンパという作品なので、完全新作なレインコードは熱意をもって購入しようとは思っていませんでした。
が、なんやかんやでやっぱり購入。

あくまでダンガンロンパという作品が好きで製作者さんが同じだからといって興味が強かったわけではない私がプレイしたうえでのシンプルな感想ですが、結論、めちゃくちゃ面白かったです。プレイしてよかった。
ダンガンロンパファンで、私と同じ考え方でプレイしていない人にはぜひプレイしてほしいと思える作品でした。
以下にストーリー的なネタバレなしで良い点悪い点をまとめますので、悩んでいる方は参考にしてください。


良い点

とにかくキャラがいい

単純ですが、出てくるキャラがすべていいキャラしてます。出てくる時間があまり多くないキャラまでとにかくいい。ダンガンロンパのキャラクターたち並みに濃いといえば伝わるでしょうか。特に死神ちゃんは製作者の性癖の煮凝りかと思いました。それゆえにこのキャラのこと好きになれないとプレイ進めていくの大変かもしれないなと思うくらいには濃いキャラ。私は幸い大好きになれたため、進めていてとても楽しかったです。

ストーリーが面白い

あーダンガンロンパ作った人が作ったゲームだなと思うようなワクワクする内容でした。ダンガンロンパに似ているとかそういう意味ではなく、次に進めたくなる大きな謎が根底に残っているストーリーがワクワクさせてくる。純粋に楽しかったです。

推理がちょうどいい

丁度いいってなんだよと思われそうですが、本当に丁度良かったです。全く想像がつかなくて困ることもなく、事件が発生してすぐにわかるなんてこともなく、あまり推理が得意ではない私にはとても丁度よかった。あまり難しすぎると困ってしまうし、簡単すぎるとつまらなさを感じてしまいますが、どちらに偏りすぎることもなかった。そして提示された答えが理不尽すぎることもなかった。と思います。

グラフィックがいい

キャラデザはダンガンロンパと同じですが、レインコードは3Dな世界観なので新鮮味を感じます。絶対絶望少女とも違う雰囲気がとてもよかった。
キャラモデルも綺麗で、モーションも丁寧。動いて喋っているのを見るのはとても楽しいです。ちなみに3Dモデルは目にハイライトがあって、立ち絵?顔イラストの方はダンガンロンパでおなじみのハイライトなしです。それぞれ違っているのが個人的にはちょっと気になってしまいました。
フィールドの方に関しても自由に歩き回れる街の雰囲気がとてもよく、サイバーな感じがワクワクさせます。ただ画面酔いしやすい人だとちょっと酔うかもしれません。めちゃくちゃ画面酔いしやすい私は少し酔いました。プレイ継続できる程度だったので無理やり続けましたが。

フルボイス

メインストーリーに関連する部分はフルボイスだったため、没入感がすごくキャラクターへの愛着も深まりとてもよかったです。逆に言えばすべて聞いてたらめちゃくちゃ時間かかります。でもぜひ聞いてほしい。

下ネタがない

それが良い点?と思われるかもしれませんが、ダンガンロンパで人に勧めづらいと思っていた大きな理由の一つだったので、レインコードにどぎつい下ネタがなかったのはとても良かったです。死神ちゃんがセクシーだったり、特殊な部分ももちろんありますが、V3の彼女みたいなえげつない下ネタとかは全くなかった。私は下ネタはちょっと苦手なので、それだけでとてもプレイしやすかったです。

悪い点

ロード時間が長すぎる

あまりに長すぎました。レインコードの一番悪い点をあげろと言われたら間違いなくこれをあげます。
街の中の移動程度なら我慢できたのですが、デスマッチスタート前のロードはフリーズしたかと思ってしまうような画面とロード時間の長さで不安になってしまいました。一番最後のイベント近辺なんて1分以上は時間かかった気がします。ロード時間さえ何とかなれば手放しに人にお勧めできるんだけどな…と思うレベルです。
一応ロード時間中にちょっとした小ネタが表示されたりして暇つぶしをすることができるのですが、それでも長い。私はロードのたびにTwitter見てました。あとその小ネタが若干章内の要素に触れていたりして、ちょっとしたネタバレでも耐えれない人間としては嫌でした。内容は面白いので結果としてゲームの掘り下げになっていてよかったですが。

謎迷宮

雰囲気は幻想的でサイケデリックな感じが素敵でワクワクしますし、謎解き部分も独特な世界観が含まれていて面白かったです。設定としてはとても良かった。が、基本的にお話を聞きながら一本道を歩き続ける。全体的に操作が単調でゲーム性という意味での楽しさは感じづらかったです。
特にデスマッチは難易度が高く感じ、かつ爽快感もゲーム性としての面白さもなく、苦痛にしか感じませんでした。キャラを動かしながら推理するというのが苦手な私にとっては作業感が強すぎた。
死神ちゃん危機一髪はダンガンロンパの閃きアナグラムじゃん、という感想が強すぎました。個人的にダンガンロンパのミニゲームのうちリズムゲー()の次に微妙なのが閃きアナグラムだと思ってるので、それを持ってくるのか…と困惑してしまいました。
といろいろ書きましたが、死神ちゃんの良さが強すぎてすべて許容できる範囲に落ち着いたのですごいと思います。
ただロード時間だけは許せない。

…大きく分けてこれくらいでしょうか。
総合しての感想は「ダンガンロンパ好きだった人には特にプレイしてほしいし、そうじゃなくても推理ゲーム好きな人にも触れてみてほしいと思える、ダンガンロンパよりも人に勧めやすい面白いゲーム」でした。シンプルに面白かった。
この感想を見てちょっとでも興味を持った人はぜひ検討してみてください。
DLC展開もあるので、そちらもぜひ。
次はネタバレありで感想を書きたいと思います。そのうち。

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