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【SNK】鳥、鳥はどこ?【SNK】

 2023年11月11日は酉の日(いわゆる一の酉)。
 ということで(何が?)、読んで字のごとく、SNK格ゲーキャラたちの鳥事情。鳥事情って何? っていう人は読まなくていいもん!

 SNK、かつ鳥といえば、そう! みんなのヒーロー、グリ……は置いておいて、登場当時さまざまな社会現象を生み出したアイヌの巫女、ナコルルから触れなければなるまい。

ジェットスクランダー? ライガーゼロフェニックスかな? ゼロファルコン?

 ナコルルが連れているママハハは日本最大のタカとされているクマタカで、宝刀チチウシの守護鳥として、チチウシを所有するアイヌの戦士につきしたがうとされている。現にナコルルが『真サム』のエンディングで死ぬ死ぬ詐欺をはたらいた時には、チチウシをカムイコタンへ持ち帰っている。近年では、ナコルルの背中にくっついていっしょに空を飛んだりもしているので、おそらくナコルルの重さはチチウシ1本と同程度なのだろう(キティ的思考)。
 一方、タカではなくワシをペットにしているのが『KOF』シリーズの七枷社。名前はタツウル(これについては以前にも書いたことがあるので深くは触れない)。種類としてはハクトウワシかな?

 同じ猛禽類ということでいえば、『月華』に登場した刹那は、ナギという名のフクロウを連れている。フォルムから見て、頭に羽角と呼ばれる飾り羽があるので、厳密にはフクロウではなくミミズクだと思うが、とにかく戦いの際に刹那の刀の鞘を持つのがお仕事である。

ぴょこんと耳が立っているように見えるのがミミズク。それ以外はフクロウ。

 猛禽類ではなく、逆に猛禽に捕食されかねないのが、『餓狼』シリーズのダックが飼っているヒヨコのPちゃん。『餓狼SP』の頃から背景のステージギミックなどに登場していたが、『餓狼3』の段階でさまざまな設定が追加された。ダック自身は『餓狼3』に登場していないのに、そのペットだけが登場して、なおかつ設定が充実していくという神秘。
 Pちゃんの本名はジュリエッタといい、なぜか短大に通っていたという公式設定がある(本当)。そのほか、婚約者や幼馴染みもいるということになっているが、詳細は『餓狼伝説3の謎』を参照していただきたい。たぶん該当ページを読んでも「? ヒヨコが短大ってどういうこと?」となるだけだろうが。

 一方、同じくPちゃんという名前だがヒヨコでないのは『WH』シリーズのジャンヌが連れている(?)火の鳥。PhoenixだからPちゃん。オーラバードやファイアーバードといった必殺技で酷使されている。動物愛護団体が憤死しかねないところだが、こっちは祖国を守るためにやってんのよ!

右のほうでガツってぶつかってる鳥がPちゃん。『SNKヒロインズ』でも酷使されている。

 おフランスつながりでいうと、『サムスピ』のシャルロットも鳥を飼っている。まあ、これはペットというよりもっと実用的な伝書鳩。でもちゃんとピエールという名前をつけて可愛がっている。母国で革命が起こったことをすぐさま島原のシャルロットに教えてくれる有能さ。

島原〜ヴェルサイユ間の直線距離は約9000キロ。伝書鳩の力ってすげー!

 また、『KOF XIV』に参戦したサリナは、オオハシのCoco(ココ)を連れている。くちばしなどのカラーリングから、おそらくオニオオハシだろう。このサイズ感でも体重は1キロに満たないらしい。ちなみに飼おうと思えば日本でも飼える。

残念ながら必殺技に利用することはできない。くちばしキャノンがあればなあ。

 そのほか、画像として出せるようなものがあれば、ちづるが飼っている文鳥のチーちゃんも紹介したいところだが、それこそ「飼っている」ということ以上のデータがないのでここでは割愛(一応、『98』のエンディングイラストにそれっぽいものがなくはない)。ついでに鶴と烏もカッツアイ!

「11月11日の酉の日にこじつけてこんな記事を書いているのに、11月1日の犬の日にちなんだ記事はないのかい?」
 とおっしゃるかたもいるかもしれないので、次はSNK格ゲーキャラたちの犬(も含めたペット)事情について。
 それではまた来週!

鶴と烏。

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