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2019年の楽天の国内EC流通総額は3兆9000億円!最高売上も最終赤字に!

2020年2月13日に楽天の2019年第4四半期(19年1月~12月)連結決算が発表されましたが、楽天の国内EC流通総額は、前年同期比13.4%増の3兆9000億円だったことがわかりました。

これは、楽天市場だけの流通額ではなく楽天トラベルや楽天ブックスなど楽天グループ内のEC事業全体での流通額で、楽天市場単体の流通額は公表されていません。

楽天は最近は送料無料ラインの統一問題で話題になる事が多いですが、事業としては成長を続けているものの、携帯電話事業などへの先行投資などがかさんだことで、最終的には、売上高にあたる売上収益が前年比14.7%増の1兆2639億3200万円、営業利益が前年比57.3%減の727億4500万円、当期利益としては318億8800万円という決算報告となりました。

過去最高の売上だったのに、赤字になるというのは残念なところではありますが、来月には携帯電話事業についての発表があるという事ですから期待したいところですね。

2019年の楽天グループの業績のハイライトについては以下の通り発表されています。

【連結売上高】1.3兆円(+14.7%)
【グローバル流通総額】19兆円(+24.3%)
【国内EC流通総額】3.9兆円(+13.4%)
【楽天カードショッピング取扱高】9.5兆円(+27.4%)
【楽天カード有効会員数】1,900万突破
【楽天証券口座数】376万口座
【楽天銀行口座数】825万口座
【広告売上】1,123億円(+16.7%)


こうして改めて確認しても、楽天グループ全体では非常に好調な実績を積み重ねているという事がわかりますね。

やはり携帯電話事業は投資額も大きい為、最初の内は他の楽天経済圏での売上を携帯電話事業に投資し続ける形になりそうですね。

また、今回の決算報告の中で、楽天社長の三木谷さんは、送料無料ラインの統一に関しては、予定通り3月18日より実施する事も話されていました。

ただ、楽天新春カンファレンスのときとは異なり、強硬姿勢というよりも、今回の送料無料ラインの統一の実施によって、楽天市場を退店せざるを得ない店舗に関しては、フォローを行う事を表明しています。

具体的には、楽天市場を辞めて、他のモール、Amazonや ヤフーショッピングにショップを出店する場合に関しては、既存顧客を新たな販売場所に誘導するような案内支援を行うようです。

また、送料無料ラインの統一制度が受け入れられずやむなく退店する店舗に関しては、契約期間が残っている場合は出店料の払い戻しにも応じるという事を発表しています。

具体的には今月中におそらくRMS内で告知があるのだと思いますが、やはり、送料無料ラインの統一の実施は避けられないようですね。

出店料を払い戻してもらっても、楽天市場内で培ってきた顧客情報をそのまま他のモールに引き渡すという事は個人情報の観点から無理があるように思いますし、Amazonなどはそもそも顧客を誘導するようなECサイトではないので、意味が無いように思います。

結局のところ、弱小店舗は前払い家賃を払い戻すからやめてくれて結構というようにしか感じないのが正直な感想ですね。

楽天市場というモールそのものには楽天会員が集まり、様々なショップで楽天ポイントを使ってネットショッピングしてくれる圧倒的な経済圏ができあがっていますし、ショップ事にお得意様となってくれている顧客もいると思います。

楽天市場を辞めてAmazonやヤフーショッピングに出店したとしても、楽天市場で得ていた売上をカバーできるかと言えば難しいのではないかと思います。

まだ3月18日までは一カ月ありますから、今後この流れがどうなるかを注目していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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