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日本人の46%が自宅のインターホンが鳴っても無視

最近の飛び込み営業がキツイ理由


「自宅のインターホンが鳴っても無視をする」かどうかの調査を実施したところ、自宅のインターホンが鳴っても「無視する」と答えた人は全体で46.4%になったということです。(2016年頃の調査の結果だったので、今はもっと無視する人が多いと思います)


「不審者だと怖いから」「犯罪者かもしれないから」などの意見もありますが、自宅のインターホンが鳴っても無視する一番の理由が、


「どうせセールスや宗教関係。話を聞くのも面倒だから」


あーわかる。

確かに、自宅にいててピンポーンとチャイムが鳴っても、良い感じしない。


「え?誰だよ?Amazonで何も買ってないから宅配業者じゃないぞ!?」

と、インターホンのモニターを面倒くさそうに見ます。


知らないおばちゃん2人組→宗教の勧誘

スーツ着たおっさん→訪問販売


あぁ〜やっぱり「招かれざる来訪者」だ。

さっさと断ろう。と断り前提でインターホン越しに相手します。


これは飛び込み営業だけでなく、テレアポも一緒です。

電話帳の掲載率が50%を切り、ナンバーディスプレイで非通知や知らない番号からは出ない。と同じですね。


昔ながらのテレアポや飛び込み営業などの訪問販売では、今の時代にマッチしません。実際、昔ほどの効果はないように思えます。


10年前に実感した限界


テレアポの即断即決営業で太陽光発電を販売していましたが、2006年頃からテレアポが難しくなりました。なんとか売ったとしても、翌日には

「インターネットで調べたらもっと安いところがあるね。もう一度、頭を冷やして考えたいからキャンセルしたい」

という連絡が続くようになりました。パソコンが一家に一台と普及していくにつれキャンセル率が高まっていったのです。


こちらから売り込みに行く訪問販売が通用しなくなってきた。どうしたらいいんだ?と悩みに悩みました。
なにか打開策はないかと、本や雑誌を読みまくりました。


結果、ダイレクト・レスポンス・マーケティング(DRM)に出会いました。


うまくいくかどうかはわからないけど、これからは、営業マンが売り込み行くのではなく、お客様から来てもらう営業法が主流になる。

だって、インターネットが今よりもっと身近になって、お客様自らが欲しい商品を探しに来るはずだ。これからの時代はインターネットがある生活が普通になっていくから、テレアポなんかっやてたらダメだ。飛び込み営業などの訪問販売はもう終りを迎えるぞ。


時代に合った営業をやらないと…


そう思ってDRM取り込んだのが10年以上前です。

当時、知り合いの社長はみんな「太陽光は広告で売れない・絶対に失敗するぞ!」なんて言われていました。太陽光発電は「訪問販売でないと売れない」というのが常識だったのです。

DRMに取り組んでから10年以上経過しますが、今もまだ現役でいられるのは、あの時に方向転換したおかげだと思います。実際、テレアポや飛び込み営業をやってる太陽光発電の営業会社は少なくなりました。


これからの時代、詐欺まがいな事を言って売り込みに行くより、正しい情報を提供して、お客様に選んでもらう販売の方がうまくいくと思います。


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