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2021年3月24日の日記

図書館で借りた本を返すのも兼ねて、昼は外で食べることにした。線路沿いの桜が咲いていて、皆スマホで撮ったり、おばあさんズが「本当にねえ、綺麗に咲いたわねえ」としみじみと話していて、こちらもしみじみとした気持ちに。

小さな韓国料理屋がオープンしていたので入ろうと思ったけれど、お弁当の韓国海苔巻き以外はどうやら麺しかないらしく、一昨日なんちゃって坦々麺、昨日辛ラーメンと食べたので流石に3日連続で麺類はちょっとな……と思いやめた。また来る。

麺類以外にしようと思い、うろうろしていたら、飲み屋街の裏通りに「うどんそば」の暖簾がかかったお店があった。幾度となく付近を通っているのに今まで存在を知らなかった。気になったので入店する。朝から昼過ぎまでが蕎麦屋、夜は飲み屋というスタイルらしく、カウンターに8席あるだけの小さなお店だった。やや年配のご主人に「おすすめってありますか?」と訊ねると、マスクを付けていてもわかる笑顔で、かき揚げがおすすめとの返答が。天玉うどんを頼んだ。

はい。3日連続で麺類になりました。なんの変哲もないうどんだけれど、かき揚げが青々しい。ご主人が言うには、今日のかき揚げは岩海苔を混ぜているという。「香りがいいでしょう」。そう言われると、たしかに(それまで青菜が入ってるなとしか思ってなかった)。チェーン店のかき揚げは玉ねぎ主体の場合が多いので、珍しいなと思う。なんでも、表の通りから外れた場所にあるがゆえ、毎日かき揚げの種類を変えて、それを売りにしているらしい。「食べログとかでは、カレーうどんも評判なんですよ。もし次来たときは食べてみてくださいね」とのこと。是非是非。また来ようと思った。

そのあとは近所のスーパーに。前々から改装中で、もう少しで改装完了という感じだった。大幅に配置が変わったので、見慣れた棚にいつもの商品がなくて、知っているのに知らない奇妙な場所に紛れ込んでしまったようだった。店員さんたちもやや混乱している様子だった。

減少傾向にあった仕事量が今月に入ってからビックリするくらい減ってしまい、しかもそれが5月まで続きそうなので、同じチームの人と「たはは……😅」という会話をした。(仕事はしたくないけど)仕事が減るのは単純に不安になるのでイヤ、という複雑な乙女心を皆抱えて生きているのですわ。このまま消えたらどうしようという気持ちと、反動で凄い量が来そうで、それはそれでイヤだなという気持ちですわ。

最近寝る前に岸本佐知子『死ぬまでに行きたい海』と谷口ジロー『歩くひと』を一編ずつ読んでるのですが、かなりいい感じです。

そんな感じです。

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