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2022年4月4日の日記

函館2日目。朝食は朝市で海鮮丼でも食べようかと向かう。駅のすぐ近くなのでびっくりした。

平日ということもあるのか、朝市に人はまばらで、お店のおじちゃんたちがめちゃくちゃぐいぐいくる。「これは○○円だけど2個で1000円、いや3個で1000円でいいや。おまけにこれとこれもつける! 消費税もなし!」という感じだった。「へへ……もう少し見て回ってから来ます」と当たり障りのないことを言っていろいろ見る。
海鮮丼屋へ。小皿がたくさん出てくるというお店にする。当たり障りのない無難な感じでいいかと思って5色丼にしたけれど、特定の素材が少なめなので、ここはどかっといったほうがよかったなと思う。

食後、先ほどつかまったおばさまのいるお店に戻って常温保存可のいかめしを買う。函館のものより森町の方がいい、森町はいかめしの駅弁が有名でしょ、よく物産展でもきてるし、とのこと。「活いかは食べた?」と訊かれたので、食べてない(興味はあるけれど優先順位は低い)と答えると、「食べたいものは食べた方がいいよ、後悔するから。わたしね、むかし神戸牛を食べるために神戸まで友達と一緒に行ったの。でもね、実際に値段見ると2万ぐらいして、尻込みしちゃって、それで安い九州産のにしたのね。でやっぱり帰ってから本当に後悔したのよ」と言われた。非常に共感できるエピソードだなと思った。
そういえば今回、シャコが食べられたらいいなと思っていたのだけれど、函館でシャコはあがらないらしい。あるとしたら小樽とのことだった。

宿に一旦戻ってチェックアウト。五稜郭へ。まずは五稜郭タワーに登った。

街のなかでひときわ目立つ

五稜郭タワーからの眺めは良かった。何度も写真で見てるはずの五稜郭が本当にこの形をしていることに改めてびっくりしてしまう。そして、歴史に疎いため、やっぱり真っ先に『ゴールデンカムイ』のここ最近の展開を思い出していた。

五稜郭内を歩く。ついでに箱館奉行所も見る。

もなかが売られていた


昼になっていたので、回転寿司の函太郎本店へ。本鮪の切り落とし軍艦、炙りえんがわ、はまちが美味しかった。

海のすぐそばに建っている


赤レンガ倉庫へ。途中でふれあいイカ広場というのを見かけたので、のぞいてみる。

イカが群れ合う姿をイメージしてるらしい
先っちょがかっこいい


赤レンガに着いたところで、近くの北方民族博物館に行きたかったことを思い出す。向かう。入館料300円という安さに驚く。中の展示も、アイヌ民族等の貴重な資料を限られたスペース内に展示してあって、解説もわかりやすくて良かった。これで300円は安すぎると思った。

元々銀行だったらしい
『ゴールデンカムイ』を読んでるときに一番気になっていた鮭の皮でできた靴を見られて良かった
ストゥ(制裁棒)。下のストゥは更に痛そう
銀行だったときの名残のタイル


そのあとは金森赤レンガ倉庫でお土産を見て回る。マイケル・ジャクソンになって「ディスワン……ディスワン……」とあれこれ手に取ってしまう。スープの試飲を次々とさせてくれた人が、「コロナで早めに閉めないといけないからいろいろ大変でね〜」と言っていたのが印象的だった。

ベイエリアは昨晩より全然人はいたけど、それでもやっぱり少ない印象があった
日が暮れてきて寒くなってきたからか、赤レンガ倉庫の屋根スレスレに雲(霧?)が漂っていた
停泊中のイカ釣り漁船


駅前のハセガワストアでやきとり弁当を注文する。ラッキーピエロと同じくらい、これを食べてみたかった。本当に店内で焼きまくっていた。

空港に着いてやきとり弁当を食べ、そしてまたお土産をマイケル買いしてしまう。まあ、旅費が抑えられたぶん、つい、というか……。

函館は見るところよりご飯で悩むなと思った。今度は今回行けなかったお店に行きたい。

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