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2021年のまとめ

2020年に比べると2021年の記憶がかなり薄い印象なのですが(というかいろいろありすぎて逆に覚えてないのかも)、一応記録として、カメラロールを見ながら思い出しつつ残しておきます。

1月
和菓子屋さんで買ったお餅にたまらねえぜとほくそ笑んでいたら、母方の祖母の実家方面から送られてきたというお餅が倍以上凄くて、それはもうびっくりしました。
寝違えて腰と脚に痺れが出てしまい、怯えながら整形外科にいったりしました。すわヘルニアかと、念のためMRI検査も受ける。MRIのなかはインダストリアルノイズっぽかったです。ちなみにこのとき整形外科から「都市と自意識さんが預かった検査データとは別に、検査した病院からちゃんとしたデータがくるから、それは後日受け取りにきてくださいね」と言われたのに未だに受け取りにいってません。
ずっとやっていた『サイバーパンク2077』をクリアしたり、反動で「今年は温故知新の年や!」となりSwitchオンライン加入特典のスーファミのやつで『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』をプレイしたりする。「神トラ」はどんどん難しくなるので、どこでもセーブ&ロード機能を使ってズルしたりしちゃいましたが……。
感染者が増えて「シン・エヴァ」が公開延期になり、おのれ〜…! という気持ちに。

2月
美味しい洋菓子をたくさん食べた月だったと記憶している。
自分の誕生日のすぐあとに父親の病気が発覚し、おれも親も若くないんだなと改めて思った。父の病気はきわめて初期のものだったので、3月に入院して切除してそれで一件落着という感じになりました。みんなも定期的に受けよう! 健康診断!
とにかく美味いフィナンシェとか美味いケーキのことしか憶えてない。
リリースが延期されまくっていた『ウマ娘』がようやくリリースされましたね。出来がとても良くて本当にびっくりしました。

3月
2020年の11月か12月ごろからずっと書いていたエッセイ『団地で見た夢 〜エヴァンゲリオンとわたしの25年〜』を投稿しました。5歳から30歳までの、話すと長くなるしちょっと恥ずかしいのであまり人には話してこなかった自分とエヴァンゲリオンとの関係をワッと書いたエッセイです。エッセイというか自分語りというか……。割と好評で嬉しかったです。ちょっとクサい感じで書かないと無理だなと思い、ちょっとキモいかなと思いつつもそんな感じで書いたのですが、友人らから「クサい文章を書く機会なんてそうそうないんで、別に良いと思いますよ」と言ってもらえて良かった。
さて、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』なのですが、率直に言ってしまうと「これは自分の見たかった『シン・エヴァ』ではない」という感想に落ちつくと思います。「ヱヴァQ」のラストでシンジ・アスカ・レイの3人が歩いていくシーンを見て、これはこの3人の関係を次作で改めて深掘りするのかなとか、運命に翻弄されてきたエヴァパイロットら子供たちの幸せになる姿が丁寧に描かれるのかなとか、そういったことを勝手に期待していたのですが、別にそうではなかったわけで……(救済はあったけれど自分の求めていた比率ではなかった)。とはいえ、「エヴァンゲリオンってゲンドウというおじさんのエゴの話ですよ」というのは本当にその通りだとは思うし、そしてそれをストレートにやってしまったり、劇中で北上さんとかがちゃんと突っ込んだことに関しては、別にそこまで悪く思ってはいないというか。
「シン・エヴァ」に関しては爽やかな終わり方をしたので、正直な話「もうこれでいいかな」と思ってしまったというのはある。いろいろ思うところはあるけれど、本当にスッキリとしてしまったし。
そしてちゃんと終わってくれたことによって、「おれの“エヴァ”は終わったけど、“おれのエヴァ”はこれからだ!」とも思う。だから自分にとって納得いったかとか面白かったか以上に、「これでいいんじゃないか」と、そう思ってしまう。これを書いていても上手くまとまらない(そもそもまとめようと思って書いてない)。
Twitterで「感想に関してはちゃんと書く」とツイートしたけれど、それを今後書くかどうかは正直わからない。ちなみにタイトルは『偏在するユメ、あるいはシン・エヴァンゲリオン劇場版に関する存在しない会話』で、エッセイ等ではなく、会話劇をやる予定です/でした。
他にはこの月は、居間の天井が雨漏りして雨水がビャーッと降ってきたりして大変だった。ちょうど上にあるベランダの防水シートが劣化していたとかで、業者の人にちょちょいと修理してもらって終わったのですが、なかなか凄かった。
この月も美味しいケーキとか食べた気がする。

4月
ウォーターズ竹芝に迷い込んだり、美術展を見に練馬方面まで行ったりした。ウォーターズ竹芝は「Kankyō Ongaku」「吉村弘『Pier & Loft』」って感じの環境音楽がずっと流れてるのでずっと居れてしまう場所でした。
鼻水がやたら凄いので、耳鼻科に行く。スギ花粉アレルギーが確定しました。今まで家族のなかで唯一花粉症ではなかったのですが……。
あと深爪をしたせいで指先が変に膿んだり、その影響で汗疱ができはじめたのもこの時期。指ってよく使うし洗うから、絆創膏が全然意味なくてかなりストレスだった。処方された軟膏がすぐ効いてドン引きしたりしました。ちなみに指先の汗疱は今も若干できる。汗疱の原因は基本的に不明らしく、ストレスとか汗とからしい。最近(冬です)になってからはあまりできていないので、おそらく寝汗が原因なのかなと思っている。汗疱はかゆいし、見た目がキモいし、破れるとあかぎれみたいになるしで本当に厄介です。
カメラロールを振り返ると、近場の駅ビルの休業写真が出てきた。すっかり忘れていた。そしてこれが蔓延防止等重点措置だったのか緊急事態宣言だったのかも忘れている。今年はいろいろありすぎた。

5月
GW中、休業中のショッピングモールが見たいぜ! とお台場に行ったら凄い勢いで雨が降ってくるわ、やってる店がデックスのマクドナルドしかないわ、そこにみんなが詰めかけるわで大変だった(雨はすぐやんだ)。ショッピングモールが休業中で、人々がただのんびり歩いたりしているお台場は新鮮だった。アクアシティのデッキの日陰になってる部分で、近隣に住んでると思しき方たちがレジャーシート広げてげーげー笑いながら酒盛りしていて、ポストアポカリプスものみたいな自由さがあってかなり良かったと同時に凄いビビった。
あとは近隣のお店に食べに行ったりしてました。大掃除中に出てきたビデオカメラを使って、おつかいついでに撮ったりした。PCに取り込むのが面倒すぎたのと、バッテリーが全然保たないので、もうやらないと思う。

あとまた餅とか食べてたみたいです。
久しぶりに起動させた初代Xboxがエラーでちゃんと動かなくなり、途方に暮れたりしました。

6月
映画を見たり、メルカリで物を売ったり。
鳥獣戯画展を見たりしました。
あとはメトロイドの新作のために旧作をやったりしていました。
大谷翔平に関するツイートがなぜか万単位でバズってびっくりしました。マジでニュースサイトからDMがくることがわかったり、新聞社がバックについてるところは文面が丁寧だということがわかったり、同様の指摘をしてる人が既にいるネタだと、歯切れの悪い返信を送るしかなくなってマジで歯切れの悪い返事になったりと、初めてのことだらけでした。

7月
デルタ株やオリンピック結局開催するのかしないのかとか、あと五輪まわりの諸々でいろいろなものがめちゃくちゃでみんながピリピリしていた月だったと記憶している。自分もあてられてかなりピリピリしていたおぼえがある。あと知人(妻子持ち)が陰謀論に染まったとかではないけど、なんかよくわかんない動画とか言説で不安になってコロナワクチンを打ちたくないことがわかって、頭を悩ませたりとか……。
相変わらず映画を見たりしていました。『海がきこえる』と『耳をすませば』って未だに見たことがないなと思って近場のゲオに行ったところ、近日閉店の案内が貼ってあって悲しくなったりしました。レンタルビデオ屋も利用しなくなって久しいですが、いざなくなるとさびしいものです……。

8月
前月につづいて殺伐月だったおぼえがある。
2回目のコロナ用ワクチンを打った。
マリトッツォをはじめて食べました(コンビニスイーツで)。あと川崎にある中華食材店で台湾腸詰めを買ってもりもり食べたり、インスタント火鍋に感動したりしていました。
ヤンジャンアプリで『ゴールデンカムイ』の一挙公開があったので読み始めたのもこの月ですね。もう少し最近のことだと思った(4ヶ月前は最近といえば最近かもですが)。実は数年前、5巻ぐらいまでは買って読んでいたのですが、ちょうど自分が漫画単行本を電子書籍に移行するかしないかで迷っていた時期で、そうやって迷っているうちに続きを買わなくなってしまった、ということがありました。なので今回一気に読めてよかったなと思います。
ブックオフオンラインをぼーっと見ていたところ、ここ2年で急激に高騰化していたゲームソフトが千葉県の某店に入荷していたことがわかったので、取り置きをしてもらい、デルタ株にだいぶビビりながら片道1時間半以上かけてわざわざ買いに行ったりもしました。着いた町は(地元に比べるとかなり)人が少ないベッドタウンといった風情で、その町に古くからあるらしい和菓子屋さんでお団子を買って食べたりしました。

9月
背中にできた粉瘤に苦しめられた月です。詳しくはこちらの日記を読んでいただければ……。
そういえば『10文字ホラー』企画に自分のツイートが収録されました。雑誌の投稿欄に載ったような感覚ではあるのですが、先日、区の図書館で10代向けのホラー小説特集コーナーで見かけたときはなんかいろいろと感慨深かったですね。

この月に初めて「かじるバターアイス」を食べました。
閉館間近の油壺マリンパークに行ったり、三崎でまぐろを食べたりしました。久しぶりのちゃんとした遠出で(前月のブックオフ遠征は緊張感がありすぎたのでノーカン)、なかなか良かったです。

10月
なんとなく高速バスに乗って海ほたるに行った結果、隣町のゲオにわざわざ行って『木更津キャッツアイ』を全部借りていた。普段ドラマを全然見ない人間なので、なんか急にそういうスイッチが入って我ながら驚きました。10月末から11月初旬にかけては『タイガー&ドラゴン』も見る。
下旬には庵野秀明展や谷口ジロー展を見に行く。
コロナの影響でずっと休業していた駄菓子屋がひっそりと夏頃に閉店していたり、商店街の古本屋が閉店したりと、なかなか悲しい気持ちに……。
この月から特に運動もしていないのにじわじわと体重が減り始める。原因がわからなくてこわい。

11月
駅ねっとのキャンペーンで北陸新幹線の券がお安く取れたので、初旬に富山県に行った。感染者数は減ったとは言え、割と緊張した。2020年のGo To トラベルに関しては全然乗り気じゃなく、一切利用しなかったので、本当に久しぶりの遠出だった。富山はごはんが美味しくて良かったです。
ゲオの実店舗を利用したときに宅配レンタルのクーポンをもらったため、配信にない映画を見ようと思い、宅配レンタルを初めて利用したりしました。
文フリに行って同人誌を買ったりしました。キング・クリムゾンの来日公演で緊張&久しぶりのライヴイベントで何度か意識飛びかけたりした。

12月
伊東市の施策でややお安く泊まれるというので、念願のハトヤに泊まった。ニューアカオのアートプロジェクトにはいろいろ言いたいことはありますが、館内を見られたのはよかったです。
地元の洋食屋が結構美味しいということがわかって良かった。
2021年の記憶が2020年の記憶より希薄なことに気がついて、呆然。
ゼロコロナいけそうなのにいけなさそうな状況や、オミクロン株になんとも……という気持ちに。


2021年は、デルタ株が大流行していて五輪もあってピリピリしまくっていた夏以前・以後でだいぶ元気や物事の印象に差があるなと思った。半年以上前って確かにそれ相応に過去とはいえ、5月や6月のことがかなり昔のように思える。2020年は夏もまあまあ活動的だった気がするし(まだデルタ株とかなかったから)、そこで今年よりかは連続性が感じられていたのかなあという気がする。
今年は腰の痺れ、指の傷と汗疱、背中の粉瘤、そしていまは全然治る気配のない口唇炎にくわえて痔も再発したりと、どこかしら体調の悪い年だった。年上の人々が言う「大人はどこかしらいつも調子が悪い」は本当だったんだなと身をもって実感する年でしたね……。
そういえば今年はエヴァに関する長文エッセイは書いたけれど、趣味の小説は結局全然書き進められなかった。全体的に元気がどんどんなくなっていった気もする。来年はもうすこし元気にやれるといいなと思う。

痔を抱えたまま2022年に突入します。2022年はどんな年になるんでしょうか……。


買ってよかったもの

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