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僕とベイトリール

最近の釣りはもっぱらベイトリールを使っている。

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子供の頃に父さんに連れられて管理釣り場に毎週のように行っていた頃から、スピニングを使い続けていた。今でも極軽量なジグヘッドやルアーを投げるのにスピニングを使っていたりするけれど、どれか一式だけ持っていくならと言われたら迷わずベイトで組む。
今持ってるベイトリールは3つ。

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シマノの16アルデバランBFS。最近海川問わず登板率が高い。軽いし感度もいい。デカい魚掛けた時は少しだけ不安。ギアはノーマル。

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同じくシマノの17カルカッタコンクエストBFS HG。初めて買ったBFSリールで思い入れが強い。剛性はアルデバランより圧倒的、だけど重いのでロッドは選ぶ。ハイギアだけど68cmとやや中途半端で出番が少し少ない。

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最後に五十鈴工業のBC421SSS。見た目がめちゃくちゃ好き。そのままだとフィネスな釣りは難しいので、かなり手を入れてる(写真はスプールだけだけど、今はハンドルとか色々変えてる)。

いずれもベイトフィネス機で軽量ルアーを投げるのが得意。そもそも渓流ベイトフィネスから入ったので、ベイトを使った釣りはフィネスから、という少し変な入り方をしている。まぁ、同じような人はそれなりにいそう。

それまでスピニングで満足していた中でベイトを使い始めるようになったのは、五十鈴工業のBC420SSS-T(トライアングル別注モデル)が原因だ。初めて八王子の冒険用品で現物を見た時は衝撃を受けた。

その時の僕「えっ何コレめちゃくちゃカッコいい! これリール? あ、ベイトか! しかも軽いルアー投げれる? えっていうかベイトって軽いルアー投げれないの!? なんで!?」

何事も初めてのものは知らないことばかりだ。スピニングリールはルアー自身の重さだけで投げれるようになってるけど、ベイトリールはルアーの重さでロッドを曲げて投げるような仕組みのため、キャスティングには慣れが必要になる。スピニングの時の慣れで投げようとするとあっという間にラインがバックラッシュしてこんがらがる。
色々調べて、まずはベイトリールそのものに慣れようと思い、ダイワのバスXとアルファタックルのテレスコピックロッドを買って、若洲や横浜D突堤とかで練習した。教えてくれる人なんて当時周りにいなかったから、ネットで調べた情報を元に、わからないなりにPEラインをFGノットで結んだり、リグを組んだりした。キャストに失敗しまくって、バスXに巻いてきたラインが空っぽになって釣りにならなくなる、なんてこともよくあった。釣り場にわざわざ行って、釣りもできず、絡まって切れたラインを回収するのはしんどかったなぁ。

それでもだんだん投げれるようになってきて、ベイトリールでのキャストの面白さに目覚め、これは続けられると思って清水の舞台から飛び降りる気持ちでカルコンBFSを買った。ロッドは30歳の誕生日に妻から贈ってもらったフィッシュマンの52ブランシエラ。初めて投げた管理釣り場でびっくりしたね。すげえ投げやすい。ティップだけで十分飛ばすことができるのに感動して、この組み合わせで沖縄のシーカヤックフィッシングもしたりしたよ。楽しかったなぁ。

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それから一年経って、もう完璧にベイトにハマった。リールはいろいろ試しては手放したり。アブガルシアのRevo ALC-IB7やシマノの19SLX MGLとかも試した。
アジングは未だにスピニングでやってるけど、今年機会があればやってみたいとも思ってる。ロッドはシュパーブかフォルミーガかな。感度的にシュパーブな気はしてる。

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それと、ロックフィッシュ用のタックルをいよいよちゃんと組もうと企んでいる。ロッドは一旦カナリアC68MLで代用。一応ファースト〜レギュラーファーストテーパーなのでボトムはちゃんと取れるし30gぐらいまでのリグなら投げられる。あとはハイギアで剛性があってハイスピードのリールが必要。なので、1ozくらいのルアーやリグをそれなりに投げれるように一台買い足そうと思っている。フィネスリールだと投げる時にやっぱり不安。散々考えて一台に絞ったので、あとはタイミング次第。

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ベイトリール 、昔は難しかったかもしれないけれど、現行のモデルなら初心者の人でも練習すれば楽に投げられると思う。気になってる人はぜひ挑戦してみてほしい。めっちゃ面白いから。

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