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道具のこと:inx.label FXB-TS64ULTC

ちょっと前に今年度の釣りをどうしていくか、そんな記事を書いた。
そこに書いてたロッドがようやく届いた。FXB-TS64ULTC、通称サビアTCだ。

このサビアTC、数年前に元になるロッドを一時期使っていた。
それがFXB-TS67UL、トレスサビア。

グリーンが綺麗な竿だった

ライトロックゲームに特化したベイトフィネスロッドで、沖堤や漁港はもちろん、ボートロックなんかにも持っていって使っていた。
それはそれで楽しく使えてはいたんだけど、ひとつ気になる点があった。グリップの長さだ。
サビアはダブルハンドキャストを前提にしたセパレートグリップで、おかっぱりからのキャストは非常にやりやすいんだけど、
ボートの上は小規模な漁港など、フリップやサークルキャストをする際にどうしてもグリップが邪魔になる。
そうこうしてるうちにショートグリップのシュパーブと出会い、持ち変える形でサビアは手放すことになった。

で、改めてサビアTCだ。
TCはテクニカルキャストの略で、その名の通りより精度を求められる場所での利用を想定し、
グリップをセパレートからストレートのコルクに変更されているのが最大の特徴だ。
グリップエンドのカウンターウェイトも、ショート化に伴い調整しているとの事。

鱗付けはミニミニだけどオオモンハタ

振ってみて実感したのは、やっぱりオリジナルは自分には長すぎたんだな、ということ。
元々好んで行くのが漁船が係留されている漁港が多いので、そういう近距離での勝負には長いグリップは邪魔になる。
かと思えばダブルハンドキャストもできる長さなので、遠くへ飛ばすことも可能。このへんすごく考えられてるんだろうな、と思う。

ボトム感度は、寧音を使った後だとやや霞むが、それでも十分なものがある。というか寧音がヤバすぎる。5gジグヘッドにスワールテールシャッドでコハタ釣りが楽しめるなら問題ない。
ライトテキサスみたいな底物をやるにはちょっとティップが柔らかい気がするが、それはノーマルサビア時代からだし、どちらかといえば巻きの竿だろう。

20cm前後のコハタ相手が気持ちいい
かと思えばミニサイズもしっかり当たりを取れる

わかっていたけど、僕が大好きなコハタ相手にはやはり最高の竿だった。巻きはサビアTC、底物は寧音、なんて使い分けをしたらライトベイトフィネスゲームはマイクロ領域を除けば概ねカバーできていると思う。
あとはボートゲームでの使い勝手の良さを体感したい。絶対良いに決まってるけど。

今年の夏は、あと何箇所の港で釣りが出来るかな。

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