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ベイトリールのハンドルの選び方、僕の場合

ベイトリールのハンドルは、スピニングリールのそれと違って頭を悩ませてくる。なんでかというと、ベイトのハンドルはスピニングと違って左右の交換が出来ないからだ。

横方向に巻かれた糸を直角に取り付けられたギアの駆動で巻き上げるスピニングと違い、縦方向に巻かれた糸を水平に取り付けられたギアで巻き上げる。スプールの直径そのままでは巻き上げる量が足りないため、大型のドライブギアでハンドル一回転でスプールを何回転もさせているが、そのドライブギアとハンドルの動きを伝えるピニオンギアは、どうしてもハンドルのある側にしか設置できない。そのため気軽にハンドルの左右を交換、なんてことができないのだ。

で、ベイトリールは右ハンドルがいいか、左ハンドルがいいか、という話。実は昔は右ハンドルのベイトリールが圧倒的に多くて、左ハンドルなんて極少量しかなかった。お陰でアブアンバサダー2500番の左が10万で売買される世の中になってしまったが、近年発売されるベイトリールにはきちんと左ハンドルもラインナップされている。
とはいえ、バスフィッシングにおいて右ハンドルは絶対的な存在みたいだ。某プロバスアングラーは右ハンドルを買え! と宣伝しているが、実際のところどうなのか。僕も買うまで結構悩んだ。

僕個人の意見として、慣れてるほうを買えばいいと思う。
多分スピニングで釣りに慣れて、ベイトでやってみたいという方がほとんどだろう。ならスピニングでやってたハンドル捌き、ロッド捌きと同じほうが楽でしょ。左手でロッドワークできる気しないもの。
右手じゃないとパワフルな巻き上げができない、という声もあるけど、多分それはまだハイスピードギアが6:1くらいだった頃の話だろう。ハンドルが上に来た方が重量バランスがいいというのも、昔と比べたら今のハンドルは軽いんじゃないかな。

うちにある唯一の右ハンドルは、父さんから譲ってもらったアンバサダー4500CBだけ。これでいつか魚を釣りたいと思ってるけど、なかなか機会がない。

というわけで、ベイトリールを買うならスピニングと同じように使えるほうを買いましょう、という話でした。
え、スピニング使ったことないからわからない? ならスピニング買いましょう。多分そのほうが挫折しないから。

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