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茶道教授の独り言
2022年9月30日 07:42
「仕付け取る 今日のうれしさ 秋袷」洗い張り・仕立て直した長着が返って来ました。ヨソユキでしたが、普段着に格下げして稽古に着ます。箪笥三棹のキモノも、そろそろ片付けて行かないと・・
2022年9月29日 06:00
「栗茹でる 祖母の小さく 丸き背よ」{お前の好きな栗を、沢山茹でて上げよう}祖母は大きな鍋を、取り出しました。祖父と祖母、私の三人で食べた栗の味は良く覚えています。
2022年9月28日 06:13
「床の間に 落ち着きかもす 時鳥」小間席に入れて頂きました。渋い壁の色に、時鳥の花が良い風情です。取り合わせた、刈萱が少し揺れていました。
2022年9月27日 07:09
「爽やかな こんな日は何を 着ようかと」天気も良く、空がまばゆい青。風も吹き、心を浮き立たせます。さあ出掛けるのに、何を着ましょうか?
2022年9月26日 08:27
「眼鏡のつる 重たく成りぬ 長き夜に」夢中で本を読んでいました。気が付くと首は少々痛く、メガネさえ重く感じられました。
2022年9月25日 07:43
「遠くビル群 更に遠くに 満月は」ベランダから遠くに、ビル群が見えました。その辺りだけが眩いのです。目を上に転じると、大きな月。人工の明かりと自然の明かりの対比に、暫く見とれました。
2022年9月24日 07:47
「秋色は 心の色と 呟いて」秋の色、千紫万紅の色たち。その美しさ?それとも色変わりが、心変わり?
2022年9月23日 09:38
「流人達 この椿の実 見ていたか」何人かは尊い御身分の方も、流されて来た島。たわわに枝をしならせるほどに、実った椿の大樹。その方々はどんな思いで、この情景をご覧になられたのでしょう?
2022年9月22日 05:53
「CDを 選び迷いて 夜長なる」音楽を聴きつつ、雑事をこなしています。ロッド・スチュワートの次はさて何を聞きましょうか。同じく彼のグレート・アメリカン・ソング・ブック②にしようか?
2022年9月21日 09:34
「流星を 共に見し人 忘られず」私と同じく、星を見るのが好きな人でした。色々な場所で、空を仰いだ若い日が蘇ります。星は星座はあの頃と、何も変わっていないのでしょうか。
2022年9月20日 06:46
「我のみが 此岸の人よ 秋彼岸」父母も祖父母も叔母達も、私を愛して育ててくれた人々は、皆向うに居られます。お彼岸は春より秋の方が、色々と胸に迫る物が有るのです。
2022年9月19日 09:02
「花薄 見事な絵付け 菓子の鉢」見事な薄の絵が付いた、菓子鉢が出ました。御菓子との色合いも、抜群です。さてさてお菓子の味は?
2022年9月18日 07:39
「貝殻と 秋風ばかり 千葉の海」あれ程賑わっていた海岸。殆んど人が居なくなり、静かな元の姿を取り戻しました。思わず口ずさむのです。{今はもう秋、誰も居ない海}
2022年9月17日 06:32
「ふうわりと 風に浮かぶか 松虫草」淡い紫の松虫草。少しの風にも花弁がゆれます。頼りなげな・儚なげな様子が大好きです。