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「西予市裏市長」になってやったこと①

2016年に西予市裏市長と勝手に名乗ってから今まで、
一体あなた何やってきたの?と問われて言えることとしたら、
不定期で開催してきた「SHOES」というパーティがあります。

前の記事でもふれたように、
「西予市裏市長」は、政治とか選挙とか社会課題とか、ちょっとめんどくさくてやっかいなことを話したり考えたりする場所がほしい~!と思ってはじめたことでした。
ゆうきくんの選挙をとおして知った大切ですばらしいことは、
自分の考えをもつということ。
そしてそのためには、いろんなことを知ったり学んだりしないといけないよなあ~ということ。

そこから、
「歩こうわたしたちのLIFE 履こう学びのくつ」というコンセプトで
「SHOES」というパーティをはじめました🎉
自分たちが自分たちの足で自分たちの人生を歩いて行くためには、自分の「くつ」がいる。
そういう意味を込めてます👞👞👞

SHOESをやる上で大切にしていたことがも一つあって、
それは「一人でやること」です。
こういうふうに書くと独りよがりに感じますが、真意はそうじゃなくて、
わたしは、「一人には一人分の力がある」と信じていることともう一つ、
団体とか組織とかになったとたんに、個人の心や思いがないがしろにされるのがわたしはとーーーっても嫌いでした。
なので、基本は一人でもやること、
そして責任は自分がとること、
やる内容によって余裕や興味がある人がいたら、その都度その人たちにはドシドシ参加してもらうこと、
そういった意味を込めて「一人でやる」ということを大切にしてきました。

これまで大きなSHOESを10回、
ちいさなSHOESを3回、
対話の会の共催を1回、やってきました。
開催するごとに出会いがあり、気付きがあったので、どんな内容だったのかnoteですこしお知らせさせてください🍸🎉


SHOES vol.1 映画「カンタ!ティモール」上映会

1回目、何をやろうか考えていたというより、先にこの映画との出会いがありました。

友人の紹介でこの映画を知って、「上映会をしてみないか」という声がかかり、DVDを送っていただいて友人と観ました。
恥ずかしながら、この映画を観るまで、わたしは東ティモールのことをぜんっぜん知りませんでした。その名前すらもです。

はじめはそのことを恥じ、自分を情けなく思い、落ち込みましたが、
知ってからできること、この映画をたくさんの人に観てもらうことに心がやっと切り替わって、SHOESの第1回目で、この映画の上映会をしよう!という気持ちになりました。

そしてこの映画は、ここから今までのわたしの、そしてこの先のわたしの、永遠の羅針盤になってます。

手作りのチラシをWordで作成~ダセ~笑

親しくさせていただいていた西予市の生涯学習課さんの協力で、地元のホールを使わせていただき(1~3)
西予市の隣りの町でゲストハウスをしている友人が協力してくれて(4)
地元のわたしたちのサードプレイス・ギャラリー喫茶池田屋さん(5)も会場を貸してくださり、
結局いろんな人が助けてくれて第1回目のSHOESを開催しました。
このとき、当時21人いた西予市市議会議員さんにも案内状を送付し、3人の議員さんが観に来てくださいました!

西予市は明浜町・宇和町・城川町・野村町・三瓶町の5つの町が合併してできた市なのですが、
この第1回目では自分の住んでいる宇和町でしか開催できなかったため、大いなる反省のもと、アンコール上映会を企画しました。

この会場探しの過程で、城川町の公民館の職員さんから、
「私的な利用で金銭の取引(営利目的と判断)があり、公的な施設は貸せないのではないか」という指摘が西予市の生涯学習課に入り、
1回目で使えていたホールが使用できない事態になりました。
2回目の会場はすべて民間の会場となり、すべてに多額の会場使用料がいることとなってしまいました。

上映会に必要な経費(配給元に支払う経費)以外は徴収しておらず、残りはすべて自己資金で運営していたため、とっても困りました。
予算書や、営利目的ではないことも資料をつくって提出したのですが、先方は考えを変えてくれることはありませんでした。
市から補助金をもらっているような公式な団体ではなく、一人でやっていたのも、ここでは裏目に出てしまいました。

アンコール上映なのに1回目と鑑賞料金を変えることは、わたしがどうしても納得できなくて(頑固~)ここは現状維持をしようと踏みとどまりました。
Facebookでその過程もすべてオープンにして、開催にこぎ着けてみると、
なんと会場で運営カンパをいただいたり、差し入れをいただいたり、会場使用料について大きくおまけしてくださったり、たくさんの人が心を分けてくださるということが起きました。
また、松山市と伊予市の友人も「観たい!」と言ってくれて、
それぞれの場所で開催させていただくことができました。

おかげで赤字もそれほどまで膨らむこともなく、なんとかなりました。

しかも、上映できる会場探しを手伝ってくれていた、当時地域おこし協力隊だった友人のおかげで、上映会の宣伝としてオフィシャル表市長訪問も果たしました。

2016年8月/友人・表市長・裏市長 ちゃんと「裏市長やってます」って名乗りましたYO

ただ、公民館の会場利用制限についてはなんだか納得できなくて、2018年に市長に面会して「市民の文化的活動をともに考えていきませんか」というプレゼンをすることになりますw
結果的に、ツッコミを入れてもらったことで、まわりの人から心も分けてもらったし、いろんなアクションにつながったし、やっぱりものごとは上書きされて「今が最善」ってなるんだな~って思いました。んでも結局城川町ではできなかったんだよな・・・ツッコミ入れた職員さんも市長も映画観に来てくれんかったしな・・・😂

こんなかんじでSHOESがはじまっていきました。
長くなったので第2回はまた次に書きます!
この記事読んでくださってるひと、ほんとにありがとう!長いのにね~

それから、映画「カンタ!ティモール」まだ観たことのないかた、
どこかで観られますように!観たら一緒に話そう~!


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