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『主よ、永遠の休息を』読んでみた。 #あなたの推し本教えて 11人目

こんにちは、青波麗です。
まず、以下ツイートをご覧ください。

ということで、今回はけんた@kenchannel07さんの推し本「主よ、永遠の休息を」をご紹介します。

あなたの世界観は一瞬で崩れるかもしれません。若き記者が遭遇したのは、誰もが経験することのない、ある誘拐殺人事件の映像。その衝撃の真実に触れたとき、彼の世界は一変します。果たして私たちは、どれほどの真実を見ているのか?今すぐページを開き、その答えを見つけてください。

「主よ、永遠の休息を」誉田哲也氏

この本は、誉田哲也氏によるミステリー作品です。若き通信社記者が暴力団事務所との接触で、ある誘拐殺人事件の犯行映像がネット配信されている事実を知ります。これは、それを取材する過程で彼が経験する人間の苦悩と希望を描いた慟哭のミステリーです。

私が感じた魅力①:揺るぎない人間描写

この作品の最大の魅力は、登場人物の心理描写の深さ。特に主人公の若き記者・鶴田とコンビニ店員の桐江の視点で物語が進行します。彼らの視点を通じて、容赦ない現実が紡がれます。それは時に切なく、苦しく、読むのが辛いほどリアルです。

私が感じた魅力②:社会問題への鋭い視点

物語はフィクションですが、現実に起こりうる出来事が描かれています。子供達が元気に学校に通える世の中を願う一方で、その実現が難しい現実を深く掘り下げています。この作品は、私たちが日常的に見過ごしてしまう社会問題への鋭い視点を提供してくれます。

私が感じた魅力③:物語への感情移入と共感

読者は物語を通じて、鶴田や桐江の感情に強く共感します。誉田哲也氏の筆致は、私たちの心に直接語りかけ、感情が溢れた真実を伝えることに成功しています。この感情移入は、作品の真価を引き立てています。

「主よ、永遠の休息を」を読んでほしい人

  • 社会問題に敏感な人

  • 深い人間ドラマを求める人

  • 現代社会の闇を覗き見たい人

  • 真実の報道とは何かを問いたい人

この本は、人間の心情をリアルに描き出すことで読者の心を深く揺さぶります。この物語は、現代社会における困難な問題に直面する主人公たちの人間性と闘志を描いています。読む者の心に深い感銘を与え、世界の見方を変えてしまうかもしれません。

「主よ、永遠の休息を」を読むことで待っている未来

この本を読むことで、現代社会の厳しい現実に目を向ける勇気を得られます。また、人間の心の複雑さ、善悪の相対性を深く理解する機会になります。これは、自分の人生観を豊かにし、新たな視点をもたらす経験になること間違いなしです。

まとめ

「主よ、永遠の休息を」は、社会問題に深く切り込みながら、人間の心の深淵を描く力作です。この作品を読むことで、現代社会の見えない部分への理解が深まり、自己の視野が広がるでしょう。その体験は、あなたの人生に大きな影響を与えることでしょう。

あなたも一度、誉田哲也氏の『主よ、永遠の休息を』を手に取ってみてはいかがでしょうか。そのページをめくる度に、新たな発見と共感があなたを待っています。今すぐ、その世界に飛び込んでみてください。

#あなたの推し本教えて は、読書をこよなく愛する方達の推し本を、私が実際に読んで率直レビューするというTwitterで行っている企画です。読書好きの方は私(Twitter:@urara_aonami)をフォローして是非楽しんでください!

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