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『少年と犬』読んでみた。 #あなたの推し本教えて 25人目

こんにちは、青波麗です。
まず、以下ツイートをご覧ください。

ということで、今回は飯田美子@ayB95l44rzFjxguさんの推し本「少年と犬」をご紹介します。

私たちのまわりには、常に語られない物語が広がっています。しかし、それを感じ取ることができるのは、言葉を交わさずとも心を通わせることができる存在――それが犬です。

「少年と犬」
馳 星周

2011年秋、仙台。職を失い、家族のために犯罪に手を染めた男が偶然拾った犬。その犬は男の守り神となり、壊れかけた夫婦の間でそれぞれ別の名前で呼ばれます。馳星周の「少年と犬」は、人と犬の種を超えた深い絆を描く感涙作です。

私が感じた魅力①
一匹の犬を通じて描かれる人間模様

本作の魅力は、一匹の犬を通じて描かれる人間模様です。犬は人間の喜びも悲しみも理解することなく、ただそばにいる存在です。それでも、彼の存在が人間たちの心に大きな影響を与え、彼らの人生を少しずつ変えていきます。

私が感じた魅力②
犬と人間の深い絆

また、犬と人間の絆の深さを感じさせるエピソードが満載です。犬が人間に対して持つ無償の愛、忠誠心は、私たちが目指すべき美德を思い起こさせます。

私が感じた魅力③
リアルな社会背景

震災後の仙台を舞台に、苦しむ人々と犬の交流が描かれます。そのリアルな社会背景が、読者に深い共感を誘います。

「少年と犬」
を読んでほしい人

  • 犬と人間の絆に興味のある人

  • 心に深く響く物語を求める人

  • 自分自身の心を見つめ直したい人

  • 社会問題を背景にしたリアルな物語を好む人

この本は犬の視点から描かれる人間の生活、心情が繊細に描かれており、犬と人間の関係性を深く考えさせられます。また、人間が抱える問題や社会問題を犬を通じて描くことで、リアルかつ深い物語となっています。読んでいくことで、自分自身の心も見つめ直すことができるでしょう。

「少年と犬」
を読むことで待っている未来

この本を読むことで、犬と人間の間に存在する無償の愛、忠誠心を改めて感じることができます。これは自分自身の人間関係に対する視点を広げるきっかけになるでしょう。また、震災後の社会背景を描いたリアルな物語は、私たちが抱える社会問題への理解を深めることにつながります。

まとめ

「少年と犬」は一匹の犬を通じて描かれる人間模様、犬と人間の深い絆、リアルな社会背景など、多くの魅力を秘めた作品です。この本を読むことで、犬と人間の絆を再認識し、自身の人間関係に対する視点を広げることができるでしょう。また、震災後の社会背景を描いたリアルな物語は、私たちが抱える社会問題への理解を深め、今後の人生に影響を与えるでしょう。

あなたも「少年と犬」を読んで、犬と人間の深い絆、人間模様を描く物語、リアルな社会背景を体験しませんか?この本は、あなたの心に新たな風を吹き込み、世界を見る視点を広げることでしょう。今すぐ手に取って、その世界に飛び込んでみてください。

#あなたの推し本教えて は、読書をこよなく愛する方達の推し本を、私が実際に読んで率直レビューするというTwitterで行っている企画です。読書好きの方は私(Twitter:@urara_aonami)をフォローして是非楽しんでください!

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