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『燃えよ剣』読んでみた。 #あなたの推し本教えて 17人目

こんにちは、青波麗です。
まず、以下ツイートをご覧ください。

ということで、今回はbanemanTaro.K@banetaro01さんの推し本「燃えよ剣」をご紹介します。

時は幕末。世界の激流に巻き込まれ、転覆寸前の一国。その矛先に立つ一人の男と剣。その剣はただ煌めくだけではなく、時代を彩り、人々を導き、歴史を織り成す。司馬遼太郎が描く「燃えよ剣」は、一人の男の生き様が時代を動かし、心揺さぶる物語です。

「燃えよ剣」司馬遼太郎

「燃えよ剣」は、日本の代表的な歴史作家である司馬遼太郎の代表作の一つです。本作は、幕末の動乱期に新選組副長として生き抜いた男、土方歳三の生涯を描いています。始まりは卑 humble百姓の子、しかし生来の喧嘩好きと組織作りの才能を活かして、当時最強と言われた人間集団「新選組」を作り上げ、日本の歴史に深い足跡を残します。

私が感じた魅力①:人間土方歳三のリアルさ

この作品で描かれる土方歳三は、ただの英雄ではありません。彼の情熱、エネルギー、思考、決断、そして剣に生きる覚悟。それらすべてが現実の人間のように感じられます。司馬遼太郎の描写は、あたかも自分が幕末の世界に飛び込んだかのように感じさせます。

私が感じた魅力②:読みやすさと深み

歴史小説は堅苦しいイメージがありますが、「燃えよ剣」は誰でも手軽に読むことができます。しかしその一方で、時代の背景や人々の思考を深く考えることが求められ、物語はただ面白いだけではなく、考えさせるものがあります。

私が感じた魅力③:鮮やかな登場人物

本作は土方歳三の物語でありながら、他の新選組のメンバーも個性的に描かれています。特に沖田総司とのやり取りは心が和み、三人の日々の生活は思わず心が揺れ動きます。

「燃えよ剣」を読んでほしい人

  • 歴史に興味のある人

  • 幕末の人間ドラマに触れたい人

  • リーダーシップや組織運営に興味のある人

  • 深いテーマに触れつつ、読みやすい物語を求めている人

ここで描かれるのは、ただの歴史ではありません。人間の営み、情熱、葛藤が時代を創り上げるドラマがあります。「燃えよ剣」を読むことで、歴史とは何か、そして人間とは何か、新たな視点から感じることができます。

「燃えよ剣」を読むことで待っている未来

この本を読むことで、自分自身の中に新たな視野が開かれることでしょう。物語の中で展開される人間ドラマや時代の動きは、あなたの視点を広げ、新たな思考を刺激します。あなた自身の中に眠る未来を見つけることができるかもしれません。

まとめ

「燃えよ剣」は、読者を一人の人間の生涯と時代の転換点に引き込む力作です。司馬遼太郎の鮮やかな描写力と緻密なストーリーテリングは、あなたを時空を超えた旅へと誘います。

今すぐ「燃えよ剣」を手に取り、土方歳三と新選組の物語に身を委ねてみませんか? 未知の世界が、あなたを待っています。

#あなたの推し本教えて は、読書をこよなく愛する方達の推し本を、私が実際に読んで率直レビューするというTwitterで行っている企画です。読書好きの方は私(Twitter:@urara_aonami)をフォローして是非楽しんでください!

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